1月30日 I瀬先生の内股特別集中講義
時系列的に言うと、本当は午前の空手の練習の事が先に来るのだが、それよりも夜の柔道の練習の記録を先に書いてます。というのが、教わった内容が非常に濃くて、忘れんうちに記録しておかないとアカンのだ。
今日も家族の目を盗んで練習に来ました(笑)。何休みの夕食時に抜け出すオヤジを、家族はあまり良い目で見てくれません。こそっと抜ける。
まあそんな事はどうでもいい(笑)。
行ったのだが本日の一般部の参加者が思いっきり少なかった。少年部からの指導の延長で残っている先生方と、遅れて参加の一般は中学生2名とI瀬先生と私のみ。しかも中学生2名は形試験の練習で、一般の稽古から離れております。
「いやあ人数が少ないですね。T岡さん、ちょっと離れて内股の練習をしましょう」
とI瀬先生の特別集中講義です。私の沢山ある欠点の修正作業でもあります。
内股の打ち込みを見ていただき、どこが悪いのか・どこを修正しなければいけないかを、事細かに見ていただく。以下は思い出しながら書いておりますが、もしかしたら勘違いしてる箇所があるかもしれません。そこの所はご容赦を(笑)。
まず一つ目。「二歩目の踏み込みの足の位置をより深く」
ほんの数センチの事なんですが、この数センチで全然当たりが違いました。
二つ目。「1・2・3のリズムで区切るのではなく、1~2~3と流れるように入る」
技を分解して教科書通りに「1・2・3」と区切るよりも、その動作を流れとしてやってみました。
流れ意識してやってみると、明らかにスムースに技に入れまして、感覚が全然違いました。
今までは目に見てる違い・・・足の位置が違う・当たる場所がバラバラ・・・とかは分かったのですが、感覚的に「あれ?前と違うかも」と感じたのは初めてです。
先生にそのことを言うと、
「その感覚なんですよ。何度も試してるうちに、微妙な感覚の違いが分かってくると、技の精度というのが実感して来てる証拠です」
三つ目。「脇を絞る釣り手」
釣り手の位置をもっと奥襟に近い所を持ち、脇を絞めて釣る。この脇を絞めるのがポイント。絞めるだけで大きく相手を崩せる。
四つ目。「実際に投げることを意識した打ち込み」
先生の事がを使いますと、「打ち込みのための打ち込み」ではイカンという事です。
「実際に投げてみてください」と言われたので投げようとすると投げれない。これは、私が「踏み込んで当たるまでの打ち込み」しかしていないので、実際相手を投げようとするところまで動作・意識が行っていない・・・なるほど、そうかあ。
「中学生の打ち込みがほとんどこれなんです。打ち込みのために打ち込みになってまして、実際は当たりの後に投げなきゃいかんのですが、打ち込みなので当たる所までしかやってはおらず、そこで意識が止まっちゃってます」
五つ目。「釣り手・引手の位置」
先ほども書きましたが、私の上背から考えると、釣り手はもう少し奥に、引手は肘近い所がベストだそうです。この状態から打ち込みを行うとより崩せます。
六つ目。「投げに入る前の崩し」
「今から2回投げますので、投げられないように踏ん張ってください」
1回目の投げは、踏ん張って耐えました。2回目も同じように耐えようとして・・・無理、投げられてしまった。1回目は軽く・2回目は力いっぱい・・・という訳ではない。違いが判らないくらい力は同じ。何で???
「1回目は投げに入り前に釣り手引手で崩してるんですよ。たったそのれだけの違いで、投げれるか投げれないかの違いになるんです」
なるほどそうなのかー。ただしこの技術は、今の私には高度すぎると思います。まずは1~5までの事を反復練習したいです。
他にも細かい事がありましたが、以上がI瀬先生のT岡向け内股特別講義の内容です。
家に帰ってすぐに教わった事をメモに書きだして、翌日の朝にパソコンに入力してこの原稿を書いております。
細かい思い違いや間違って解釈してる所もあるでしょうが、おいおい練習を積み重ね修整していきますのでご容赦を。
特別講座を受講したのではあるが、練習時間の全てを私への講義に当ててくださった、I瀬先生のその精神に謝謝!
偉そうな言い方で申し訳ないのですが、ここまで他人の為に労を惜しまない人はまれであろう。
先生、来週もお願いします。反復練習したいので・・・すんません、貴重な練習時間を取ってしまいますが、下手糞な弟子なので勘弁してください。
私に打ち込みの相手を取られた(笑)K谷師匠が、
「すまん、T岡さん。最後にI瀬君を借りるわ」
とI瀬先生相手に背負いの打ち込みを始められた。
速さと切れ味が凄いです。七十を超える老人とは思えない体力・筋力。この二人は体重差20キロ・年齢差40歳近いのですが・・・。写真撮っておけば良かったと後悔。
でもK谷師匠、その背負いを今度乱取りでやるんですか?見惚れると同時に、投げられる自分を想像してぞっとした(笑)。
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時系列的に言うと、本当は午前の空手の練習の事が先に来るのだが、それよりも夜の柔道の練習の記録を先に書いてます。というのが、教わった内容が非常に濃くて、忘れんうちに記録しておかないとアカンのだ。
今日も家族の目を盗んで練習に来ました(笑)。何休みの夕食時に抜け出すオヤジを、家族はあまり良い目で見てくれません。こそっと抜ける。
まあそんな事はどうでもいい(笑)。
行ったのだが本日の一般部の参加者が思いっきり少なかった。少年部からの指導の延長で残っている先生方と、遅れて参加の一般は中学生2名とI瀬先生と私のみ。しかも中学生2名は形試験の練習で、一般の稽古から離れております。
「いやあ人数が少ないですね。T岡さん、ちょっと離れて内股の練習をしましょう」
とI瀬先生の特別集中講義です。私の沢山ある欠点の修正作業でもあります。
内股の打ち込みを見ていただき、どこが悪いのか・どこを修正しなければいけないかを、事細かに見ていただく。以下は思い出しながら書いておりますが、もしかしたら勘違いしてる箇所があるかもしれません。そこの所はご容赦を(笑)。
まず一つ目。「二歩目の踏み込みの足の位置をより深く」
ほんの数センチの事なんですが、この数センチで全然当たりが違いました。
二つ目。「1・2・3のリズムで区切るのではなく、1~2~3と流れるように入る」
技を分解して教科書通りに「1・2・3」と区切るよりも、その動作を流れとしてやってみました。
流れ意識してやってみると、明らかにスムースに技に入れまして、感覚が全然違いました。
今までは目に見てる違い・・・足の位置が違う・当たる場所がバラバラ・・・とかは分かったのですが、感覚的に「あれ?前と違うかも」と感じたのは初めてです。
先生にそのことを言うと、
「その感覚なんですよ。何度も試してるうちに、微妙な感覚の違いが分かってくると、技の精度というのが実感して来てる証拠です」
三つ目。「脇を絞る釣り手」
釣り手の位置をもっと奥襟に近い所を持ち、脇を絞めて釣る。この脇を絞めるのがポイント。絞めるだけで大きく相手を崩せる。
四つ目。「実際に投げることを意識した打ち込み」
先生の事がを使いますと、「打ち込みのための打ち込み」ではイカンという事です。
「実際に投げてみてください」と言われたので投げようとすると投げれない。これは、私が「踏み込んで当たるまでの打ち込み」しかしていないので、実際相手を投げようとするところまで動作・意識が行っていない・・・なるほど、そうかあ。
「中学生の打ち込みがほとんどこれなんです。打ち込みのために打ち込みになってまして、実際は当たりの後に投げなきゃいかんのですが、打ち込みなので当たる所までしかやってはおらず、そこで意識が止まっちゃってます」
五つ目。「釣り手・引手の位置」
先ほども書きましたが、私の上背から考えると、釣り手はもう少し奥に、引手は肘近い所がベストだそうです。この状態から打ち込みを行うとより崩せます。
六つ目。「投げに入る前の崩し」
「今から2回投げますので、投げられないように踏ん張ってください」
1回目の投げは、踏ん張って耐えました。2回目も同じように耐えようとして・・・無理、投げられてしまった。1回目は軽く・2回目は力いっぱい・・・という訳ではない。違いが判らないくらい力は同じ。何で???
「1回目は投げに入り前に釣り手引手で崩してるんですよ。たったそのれだけの違いで、投げれるか投げれないかの違いになるんです」
なるほどそうなのかー。ただしこの技術は、今の私には高度すぎると思います。まずは1~5までの事を反復練習したいです。
他にも細かい事がありましたが、以上がI瀬先生のT岡向け内股特別講義の内容です。
家に帰ってすぐに教わった事をメモに書きだして、翌日の朝にパソコンに入力してこの原稿を書いております。
細かい思い違いや間違って解釈してる所もあるでしょうが、おいおい練習を積み重ね修整していきますのでご容赦を。
特別講座を受講したのではあるが、練習時間の全てを私への講義に当ててくださった、I瀬先生のその精神に謝謝!
偉そうな言い方で申し訳ないのですが、ここまで他人の為に労を惜しまない人はまれであろう。
先生、来週もお願いします。反復練習したいので・・・すんません、貴重な練習時間を取ってしまいますが、下手糞な弟子なので勘弁してください。
私に打ち込みの相手を取られた(笑)K谷師匠が、
「すまん、T岡さん。最後にI瀬君を借りるわ」
とI瀬先生相手に背負いの打ち込みを始められた。
速さと切れ味が凄いです。七十を超える老人とは思えない体力・筋力。この二人は体重差20キロ・年齢差40歳近いのですが・・・。写真撮っておけば良かったと後悔。
でもK谷師匠、その背負いを今度乱取りでやるんですか?見惚れると同時に、投げられる自分を想像してぞっとした(笑)。
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