48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

2019高専ロボコン全国大会 両国国技館で足が攣る

2019年11月27日 08時24分03秒 | オッサンの日記
11月24日 日曜日 2019高専ロボコン全国大会 両国国技館で足が攣る

朝5時半に目が覚めた。
雨は・・・まだ降ってる。やはり「両国朝ウォーキング」は中止だ。神様は意地悪だなあ。
ホテル内の自販機でビールを買い、昨日の残り物で朝から乾杯。
朝っぱらから飲んでます。このオヤジ、ダメです(笑)。
二度寝してお風呂に入ってからチェックアウト。
電車で両国に到着し9時に国技館に行くが、この時点ですでに500名ほどが並んでおります。しかも雨の中でですよ。君たちそこまでして並ぶかあ。
ほとんどの方は家族や仲間と複数で来られております。早ければ早いほど前の桝席が取れるのだ。
だから「お父さんと子供」という家族連れが、ぐずる子供を抱きかかえて並んでおります。確か10時から整理券配布なのですが、配布時には家族一人一人に配るので、「どなたか代表者が一括で」、というのが出来ない。全員でひたすら待つしかないのだ。
が私は一人である。一人の場合は相席になるので、遅れて行っても結構前に詰め込まれたりするのだ。
という事で、両国駅前のマクドに行き、朝マックで腹ごしらえし、10時前に並んだ。

この時点では3~4千人並んでおります。わははは。ちょっとのんびりしすぎたかな。
10時から整理券を配り始め、私が受け取ったのは10時40分。あたりを探してみたのですが、別行動の嫁と義姉はどこにも見当たりません。4千人もいたらわかるはずないかあ。
整理券を頂いて、両国駅付近のコンビニに行こうとしたら、嫁と義姉とすれ違った。
「私達今から整理券貰いに行くの!」
お前のんびりしすぎだ(笑)。
どうせ席は離れているので、ここで一旦お別れ。昼飯とおやつを買い込んで、11時15分の開場を待っております。
この頃ようやく雨が止んで、国技館前は出場校の学校関係者・在校生・OB・家族の応援団などでごった返し始めました。国技館前に1000~2000人ぐらい居たかな。凄い混雑。
各高専応援団の幟も、晴れてきた空に翻っております。
若い男子はほぼ100%高専生でしょう(笑)。眼鏡率高し!ヲタク率高し!恋人居ない率100%!
恋人が居たら、日曜にこんなとこに来てロボット見てるなんて絶対に無い(笑)。
ちなみに、うちの息子が在籍する高専学内誌のアンケートでは、
「あなたには恋人がいますか?」
という質問に対して、圧倒的に多かったのが、
「パソコンの中に居る」
であったそうだ(笑)。わははは。さすが理系だ。
この時間の両国駅前のマクド・松屋・丼屋など、安い店はほぼ高専生に占領されております。

11時半に会場に入り、席を探すが見当たらない。何と指定されていた席には、TV局のカメラマンとその機材が山のように置かれてあった。
???俺が間違えたか???
近くの案内のお姉さんにチケットを渡し、確認してもらうがやはりその席である。
「申し訳ありません!すぐに上司を呼んできます!」
お姉さんダッシュで本部に(笑)。どうやら発券ミスらしい。
これまた新幹線よりも速くオジサンが飛んできて、ひたすら私達(もう一組相席が居た)に謝って、NHKの撮影クルーを移動させていた。結局その席に座れることに相成りました。めでたしめでたし。
昨年も驚いたが、国技館ってでかいなあ。私は盛んに写真を撮りまくってました。
同じ桝席にはお父さんと子供であった。多分お父さんが理系の人であろう。頭の良さそうな親子さんでした。うちとは大違いだ。
しかしここでもう1回事件が勃発。何ともう一組(ご夫婦)が来て、同じ桝席である事が判明した。えええ?4名じゃなくて5名?これも絶対発券ミス?
他の所を見ると、同じ広さの桝席は3~4名である。5名なんてどこも無い。うーむうーむ。
開会式が間もなく始まるので、仕方なく詰め合って5名で座った。狭い・・・狭い。
正座をして観ていたが足がしびれる。体育館座りで見ていたが、身体のでかい私は縮こまるようにして座っておった。
あかん、これは拷問だ。

開会式が始まるが、足が痛くて頭に入らん(笑)。こじるりさんのMCで始まるましたが、今回の秘密兵器・小型双眼鏡で見てます。
しかし足が痛いなあ。
うちの息子は、昨年は主力3年生のレギュラーメンバーでしたので、試合前はマシンのセッティング係で、試合場隅に控えておりました。が、今年は実質引退してサポートです。他の部員や学校関係者数十名と応援席で応援してます。
双眼鏡で応援席を探すが、暗すぎて見えん。

そうこうしていると1回戦第一試合が始まった。
岐阜高専は東海地区優勝校で、うちの高専を決勝で破った学校。しかも東海北陸地区大会では満点を1回叩き出した強豪校でもある。しかしその岐阜高専が、一関高専に初戦敗退!
しかもその後の熊本高専 対 明石高専では、両者とも満点をGET。満点対満点で審査員判定になった。判定は「いかに美しく取ったか」である。芸術点(笑)。
ええええ、1回戦から満点対決って、どんなレベルなんじゃあ!特に四国地区はレベルが高く、満点続出しているらしい(ネットの動画で見たが、凄かった)
全国のレベルは凄い。
うちの高専は第11試合が初戦である。
うちの息子によると、後輩たちの手により、地区大会以降は改良と調整が進んで、20点近くとれるマシーンに仕上げてあるとの事。
で結果は・・・大阪府立高専相手に11点対17点で完敗。あああああ、息子の青春は終わったあー!
来年は5年生。就職・卒論・進学等に忙しく、部活からはほぼ完全に離れます(留年してる人は別)。
3年半にわたって、寝食忘れて打ち込んできたロボコンは、本日で最後になった。
ホント寝食忘れてやってたよなあ。そのためどんだけ単位を落としまくったか。父兄懇談会で、俺と嫁が蒼い顔して先生の話を聞いた事か。
「このままだと留年・・・」
まあ、息子をド叱ったのも良い思い出になりました。
しかし留年は許さん!単位を落とすな!明日から勉強せえ!

1回戦12試合が終わり、2回戦に突入した。
この時点で気力が切れたのか、息子の学校の初戦敗退が響いたのか、急に足が痛くなって来た。元々4人定員の桝席に、5人が詰め込まれているのである。しかもデカい私が体を折り曲げて座っているのだ。ううう、もう限界。
と思って足を捻ったら・・・、足が攣った。
ぐおおおおおお、我慢我慢。隣に人が居るんだから我慢!脂汗をかいて2分後に痛みは治まったが、攣ったふくらはぎはピクピクしている。怪我をしている内転筋の部分も痛くなって来た。ああ駄目だ。ここから出よう!
よく見ると2階の椅子席の遠い所は、結構スカスカである。あそこに移動しよう。
同じ桝席の人には、「息子の高専が初戦敗退なので帰ります」と言って抜け出し、ロビーで屈伸したところ再び攣った(笑)。あほかあ。

2階席に行くと、正面以外はスカスカの状態であった。しかも上から見下ろす感じなので、全体が良く見える。なーんだ、最初からここにすれば、足が攣る事も無かった。
椅子もフカフカである。気持ちが良いぐらいで、2回戦の途中で10分ほど寝入ってしまった(笑)。

試合は2回戦から準決勝へと進み、最後は地方大会から全て連続満点獲得という記録を持つ香川高専と小山高専の闘い。しかも両者とも満点獲得で審査員判定という結果。香川高専が地区大会からの連続満点記録を伸ばして優勝した。
しかし全国のレベルがここまで高いとは驚きました。ここまでマシンを仕上げようとすると、徹夜徹夜で単位を落としてる高専生が沢山居るであろう(笑)。
勝って泣いてる奴もいれば、負けて泣いてる女の子もいる。全国にある高専のロボコン部員は多分数千人は居る。本日の全国大会には、一部しか来れません。が、頂点を目指して若い技術者の卵が、うちみたいに親に怒られながらマシンの製作にのめり込んでいるのが現実。
「まあ留年も仕方が無いか」
もちろんそんな言葉を息子に聞かせれるわけが無いので、表立っては「勉強せい!」と言い続ける予定です(笑)。

後で聞いたら、嫁と義姉は優勝が決まっってすぐに帰ったそうだ。私は閉会式や各賞発表まできちっと見て、その1時間後に国技館を出ました。
国威館前は両国駅に向かう人で大混雑。駅に行ってもしばらくは電車に乗れないであろう。
ベンチに腰掛けながら、明かりの灯った両国国技館を見ながら、おやつを食べて時間を潰す。
子供ってのは面白いな。親にいろんな夢を見させてくれる存在だ。親になって良かった。

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コメント (2)
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