GW6日目

田植えは本日で一段落。もう1カ所あるのだが、圃場面及び用水の関係で、日曜日までに着手出来るかどうかは微妙とのこと。
いずれにしても、土曜日までは仕事はない。


うちのメイン品種は、言わずと知れたコシヒカリ、ほんの少しキヌヒカリだ。

水稲の全国的な作付け動向は次のとおり(農林水産省、「平成18年産水稲うるち米の品種別作付見込について」より)。

・平成18年産水稲うるち米の品種別作付見込について
 コシヒカリ 37.4%
 ヒノヒカリ 10.5%
 ひとめぼれ 10.5%
 あきたこまち 9.0%
 キヌヒカリ 3.3%
 はえぬき 3.1%
 きらら397 3.1%
 その他 23.1%

コシヒカリが断トツ。作付け面積は、28年間ナンバーワンだそうだ。
ゴハン=コシヒカリ と言う図式は、今や不動か。

農政局管内別に見ると、コシヒカリがNo1なのは、関東、北陸、東海、近畿、中国四国。
本州は何処でも作付けしているという感じだが、「美味しいコシヒカリ」、「フツーのコシヒカリ」が出来るのが、不思議と言えば不思議。

北海道は内地とは全く異なっている。品種は上位から、きらら397、ほしのゆめ、ななつぼし、大地の星、おぼろづきと、全く知らないものばかり。
寒冷地&早稲仕様かな?

東北はひとめぼれがNo1。あきたこまちは、その名の通り秋田県ではNo1(シェア87%!! 作らないと秋田県にいられない勢い)だが、その他の県ではシェアが高くない。それでもNo2だけれど。

九州も多少異なる。No1はヒノヒカリ、次がコシヒカリだが、それから、夢つくし、森のくまさん(!?)、夢しずくと続く。


シェアは低いけれど、インパクトのある品種としては、つがるロマン(青森No1)、ゴロピカリ(関東No8)、ほほほの穂(北陸No10)、あいちのかおり(愛知No1)など。

ブランドとしてインパクトは欲しいが、かと言ってやり過ぎるとドン引きされるから、ネーミングはなかなか難しいと思われる。


意外だったのは、ササニシキのシェアがかなり低いこと。
0.7%、15位だ。

しばらく前までは、暖かい地方はコシヒカリ、寒い地方はササニシキが、美味しい米の代表だったような。
ひとめぼれやあきたこまちが取って代わったかな。

笹錦滉(form "Be Free")、もう20年以上前になるのか・・・
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