不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

In che gruppo sei ?

2004-06-26 03:09:43 | 日記・エッセイ・コラム
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「Diaries for...」~トラバ企画。
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ちょっと前のエントリでも書いたとおり私はA型。
ブログをやっている人には
どんな血液型の人が多いのかを調べよう
という「Diaries for...」さんの企画に乗ってみました。
どんな結果が出るのか楽しみじゃないですか?

このサイトに行き着いたのは
イタリアごろごろ猫記」経由です。


Come si costruisce una Guerra?

2004-06-26 02:48:25 | 日記・エッセイ・コラム
「No blog,No Life!」~
取り上げられてしまった写真機。~にトラックバック

特に戦争論や平和論を述べようというわけではありません。

私はイタリアに暮らしていることもあって
日本の書籍がほしいときには
ついつい大手のAmazon.co.jp
お世話になってしまいます。
これまで関税とられたり、配達が遅れたりと
色々ありますが、基本的には大変重宝しているわけです。

しかし
こういうところで買えない本があったのです。
買おうと思って検索しても引っかかってこないので
ちょっとショック。

買いたかった本は
soroさんが紹介している「戦争のつくりかた」という
ノンフィクション絵本。

soroさんが紹介してくれているサイトで
無料でweb閲覧もできるようになっていたので
さっそく読んでみました。
これは大手の書店で
きちんと販売するべきものではないでしょうかね。

まだ一般書店での販売も限られているようですから
Amazonでの取り扱いがなくても
仕方ないといえば仕方ないのですが。
海外で暮らしているからこそ
日本の中の動きについて知りたいこともいっぱいあるのです。

そういう人のためにもAmazonは
どこよりも先に触手を動かして
こういう本を扱ってほしかったなぁ。

日本が間違った方向に進まないためにも。


I fuochi di S.Givanni Battista

2004-06-26 00:25:23 | まち歩き
花火残っていました。よかった。
花火の時間になるまで真剣に心配していたのですが。

友達に誘われてサンタ・マリア・ノヴェッラ広場に面して建つ
Hotel Minervaの屋上(といっても5階建て…)の
プールサイドで花火鑑賞をしようという企画。
14ユーロでアペリティーヴォとブッフェ。
アルコールをいただかない私は
ノンアルコールのドリンクを作ってもらって食事をいただき
日が暮れて花火の時間がやってくるのを待ちました。

花火は22時スタートで45分間。
今年はセリエAに復帰のフィオレンティーナに捧げる
紫色(チームカラー)の花火をたくさん上げるという話。

Hotel Minervaの屋上はそんなに広いわけではなく
しかも真ん中にはプールがあるので
花火の時間が迫ってくると
身動きもできないような込み具合のプールサイド。
いろんな人がいます。いろんな格好のイタリア人。
高級ホテルの屋上ということもあったので
もっと優雅なお上品な
おじ様おばさまが主流なのかと思っていたのですが
同年代くらいのイタリア人もたくさんいて
そういう人たちは
「見せ場」とばかりにみんな個性的な格好で。
それにPitti Uomoという
モード系の見本市が始まったこともあって
フィレンツェにはあるまじき「おしゃれな人々」が多かったのかも。

途中で何とかプールサイドに場所を確保して
花火鑑賞。
しけている。
隣のイタリア人の女の子も「ちっ」と舌打ちするほど
しけていたのです。
これはもしかしてやはり
昨夜の予行演習で全部使い切ったのでは
とマジで思わせる情けなさぶりだったのですが
徐々にボルテージ(?)が上がり花火も華やかさを帯びてきます。
するとイタリア人たち、口を揃えて
「これでなくちゃ」「ようやく目が覚めたのか」と好き勝手なことを。
(まぁ、私も同じことを思ったのですが)

途中で一回だけハート型の花火が上がると、みんな大騒ぎ。
イタリア人っていいなぁ、この程度で喜べてと
ハート型の花火で喜ぶイタリア人を観て私は幸せを感じました。

スターマインのような円くて大きな花火が少ない。
日本ではスターマインやたら多くて飽きちゃうのに。
たまぁに大きな円い花火が上がると大喝采のイタリア人。
赤い花火が夜空に広がると「ひゃぁぁぁぁ」。

イタリア人と花火を見る楽しみを満喫した夜でした。

fuochi_10.JPG

帰り際、お会計すると
記念にってことで
ホテルのグループ名の入ったシルバーの
キャンディボックスをいただきました。


Le Ferrari davanti al palazzo Pitti

2004-06-26 00:03:42 | まち歩き
フィレンツェの街の中ってよく知らないときに
フェッラーリだったりクラシックカーだったり
いろんなものが徒党を組んでレース(?)を繰り広げています。
特にこの季節は滅多やたらに多いのですが。

24日は「Le Ferrari con il giglio」という集会があり
10:30にフィレンツェ郊外(Piazzale Galireo)を出発して
50台あまりのフェッラーリが
大音響と共にフィレンツェ市内に入ってきて
ピッティ宮殿前に集結。
私が辿り着いたころには
もう10台ほどしか残っていなかったのですが
残っているフェラーリに張り付いて
必死に中を覗き込んでいる人とか、
まるでマイカーのように寄り添って写真を撮っている人とか
まぁ、フェラーリがあるとどこでも見かける景色が
そこにも広がっていて面白かったです。

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ピッティ広場って修復・整備されてから
広場の主要部分は15センチほど底上げされていて
段差があるのですが、
やはり車高の低いフェラーリにはかなり厳しい段差のようで
広場から出て行くフェラーリはどれもみな苦心していました。
そのためにきちんと段差をカバーする台も
臨時で取り付けられてはいるのですが
みんなこすらないように必死の形相。