不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Stanchi da Morire

2005-06-03 23:03:31 | 日記・エッセイ・コラム
「死ぬほど疲れている」と、誇張して言うことはままある。
ここのところ日差しが強いせいもあって、
身体の倦怠感が抜けない気がする。

寝ても寝ても寝ても・・・

眠い。

しかし、眠れるということは実は健康の証。
本当に具合が悪いと不眠症を併発する。
もりもり食べて動き回って寝ているのだから、健康なのだ。

しかし、日中歩き回ってどうにもだるかった夕方
ビリーとチッチーノをはべらかせて
(あまり優雅ではない…)
なんとなく雑誌を読んでいて
「Stanchi da Morire」というタイトルに反応してしまった。
私はそこまで疲れちゃいないけど…。

CFS(慢性疲労症候群)。
初めて聞いた病名だった。
知らなかったのでネットで調べてみたら
「頭痛大学」というサイトがあってその中に説明がされていた。
こちら
原因不明の新しい病気の一つ。
現代病だよね。
現代人は病みすぎている…。
というか昔なら「不治の病」で片付けられていたものが
医療技術の進歩などの結果
次々原因が追究されたりするので
「新しい病気」と認定されて
現代病の類が増えているのかもしれない。

ところで、雑誌の記事では
イタリアでも20万から30万人が
この症状を訴えていると記してありました。
特に女性に多いようです。
あ、疲れているんだ、イタリア人も。
(疲れないのかと思ってた・・・。)

でイタリアではこの原因不明の病気の治療は
Avianoにある腫瘍形成学センターなどが有名なのだそう。
(知らないけど。)
イタリアでは現時点で
手術時の感染症などで起こることが多いらしい。
でもはっきりいって原因不明なので、確かなことはわからない。


私もたまぁに聞く、アメリカのピアニスト
Keith Jarrettは慢性疲労症候群らしい。
しばらくソロコンサートもできないくらい「疲れ」ていたようで。
ローマでは6月15日に彼のコンサートが予定されていて
ファンは症候群を承知の上で
このコンサートを心待ちにしているそう。
無事にコンサートできるといいね。

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ポックンも慢性疲労症候群でしょうか??
寝てばっかりです。



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