不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Si impara, si impara... o non

2008-01-06 17:21:08 | 日記・エッセイ・コラム

雨の日曜日の朝6時。
もちろん早起きするつもりなんかサラサラなく
お布団の中でまったりしていたら携帯にメッセージ受信。

日曜日のこんな朝早くに誰だよぉ。
と思って確認したらなんとイタリア内務省から。
2007年12月21日に申請したばかり(爆)の
Carta di Soggiornoの書類受領&召集命令のお知らせ。
前回はこのメッセージが届くまでに約10ヶ月要したのに
今回はさすがに学習したかイタリア内務省。
書類提出からこのメッセージまでわずか15日!!
招集日は6月6日ですけど、それでも待ち時間約半年。
1年10日待たされたのに比べたら大進歩!!

しかし、なぜ誰も働いていないはずの
日曜日(しかもエピファニア)の早朝にメッセージが届くのだ?
まぁ、いいけど、届いたんだから。
詳細はサイトを確認せよということだったので早速チェック。

申請時に書類が一枚足りないということだったのに
移民局のサイトで確認したら「書類不備なし」って書いてあるし。
いいのかなぁ、書類準備しなくて…。
(いやぁ、きっと召集のときにまた何やかや言われるんだろうし
書類準備しておくに越したことはないのかな??)

不足していると思われる書類は
「住居の適応性評価証明」なのですが
未だにどこに行けばこの書類が取れるのか未確認。
フィレンツェ市役所の管轄らしいのですが
コールセンターに電話しても要領を得なくてよくわかりません。
窓口で尋ねると皆が違うことを言います(笑)。

そもそも警察のサイトでも移民局のサイトでも
家族がいる人はこの書類が必要であると書いてあるけれど
私のような単身者には特に必要って書いてないもの。
だから申請時にも準備していなかったんだけどね。
必要なのか?本当に??

必要ならちゃんと教えてくれよぉ。
「書類に不備なし」とかいうなよぉ…。
不備なしならこのまま行っちゃうぞぉ…。

イタリア内務省、学習したのかしないのか、不明。


Befana e Cioccolatini

2008-01-06 16:55:32 | アート・文化

1月6日は「公現祭:エピファニア(Epifania)」。
残念なことに今年はしとしと雨が降る祝日になりました。
その上、振り替え休日の存在しないイタリアで
日曜日にぶつかったので損した気分の日曜祝日です。

天気さえよければ「東方三博士の礼拝」行列を
観に行こうと思いましたが
冷たい雨が降っているので、外出中止。
今年は我が家にも「ベファーナ(Befana)」がやってきたので(爆)。

ベファーナの詳細については某旅行会社のブログにも紹介したので
興味がある方はそちらも併せて読んでください。

Alessi_ingresso
ここはワイン好きには危険地帯であるだけでなく
お菓子&お茶好きな私にも危険地帯。エノテカ・アレッシ。

まめまめしく働く友人が勤めています。
彼女のまめまめしさの一端。
Alessi_prezzo
エピファニアで小売にされる数々の小さなお菓子の価格表。
彼女の手作り。かなり役に立ってました、レジで。

Befana_calza
彼女が「フィオレンティーナ好きに」と推薦してくれた
ヴィオラ色の魔女付靴下。
「これ音出ますよぉ」ということで、薦められるままに購入。
そして靴下の中に入れるお菓子も
自分の趣味で選んだチョコレートばっかり山ほど購入。

Befana_calze_cioccolati
家に帰ってしみじみチェック。
おいしそうなチョコばかり買ってきました。
Befana_cioccolati_01
ベファーナなんか子供のお祭りと思っている人もいるかもしれませんが
子供じゃなくても大喜びです(笑)。

Befana
靴下についている魔女の顔。
確かに笑ってはいるけれど、見れば見るほど怖いのです。
そしてこの靴下、音が出るだけじゃなくて光るのです。
それも両目が赤く光るのです。
動画で観てみたい人はこちらをクリック
ビリーもかなりビビッており、もう二度とこの靴下に寄ってきません。

Befana_cioccolati_02
こんなにたくさんのチョコレートを
一人で食べるのはもったいないので
来週日曜日からやって来る友人(カメラマン)と
ゆっくりまったりお茶でもしながら味わおうかと思います。


Aperitivo a Chiaroscuro

2008-01-06 15:46:27 | Squisito!

名古屋から友人がフィレンツェに到着。
今回の彼らの旅行の拠点はボローニャなので
フィレンツェには日帰り。
午後フィレンツェの街を散策して
帽子屋アントニオを訪問して
早めに軽い食事を取ってボローニャへという予定。

このため、ゆっくり食事をしていることができなかったので
アペリティーヴォの時間のブッフェで食事&おしゃべり。

フィレンツェの街中には何軒も
アペリティーヴォ&ブッフェを提供している
カフェやバールがありますが
私は普段全然行かないので、詳しいことを知りません。
そのため以前に行ったことがあるところへ。
街の中心にあって便利だしね。

Chiaroscuroはフレイバーカフェを出すのでも有名なカフェ。
フィレンツェの目抜き通りの一本、コルソ通りにあります。

アペリティーヴォなので
本来ならアルコールをいただくほうがスマート。
でも飲めない私はいつもノンアルコール。
そしてどんな飲み物があるのかもわかっていないので
大抵いつも「お任せ」で作ってもらいます。
外れたことはないので、いつものこの手で今回も。

Chiaroscuro_01
でてきたのはイチゴベースの軽い飲み物でした。

続々と出てくる軽食をつまみながら
イタリアをネタにあれやこれやと話題が飛び
楽しいひと時でした。
1年に1-2回しか会えない友人ですが
全然時間的にも距離的にも溝を感じなくて
とても居心地がよい関係です。
Chiaroscuro_02
特別おいしいわけではないけど、
お腹いっぱいになるまでブッフェいただきました。