超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

究極の名盤と豆知識

2020-06-04 09:48:47 | 無題
きのうはエルガーのあと、ジュリーニの
耽美的で完熟したゆったりテンポのベートーヴェン
を数曲聞いた。
私の究極のベートーヴェンはこれかな、と思った。
だが、今日、久しぶりに、チャールズ・マッケラスの
エジンバラ・ライブ全集を聞いてみた。
ジュリーニのあとだと多少物足りないような
無駄を省いた、精悍な音作り。
だが、これが、ちょうどいいテンポで、
推進力と色彩感があって、これまた魅力的。
交響曲が、一番から順番通りに2曲ずつ入っているのも
聞きやすい。
ライブで、活気が溢れているのも聞けば分かる。
ベーレンライター版の特徴か、ティンパニーが
強打されるのも痺れる。
うーん、これも捨てがたい。
というふうに、持っている名演を出して聞くと、
それぞれに魅力があって、捨てがたい盤なのだ。

きのうはルターの「95か条の提言」を読んで、
要するに免罪符の批判だと判った。ルターが
教会の権限の廃止など、過激化するのはその後の
論争だと気づいた。

究極の名演選び切りがなく歴史が変わる瞬間を読む
コメント
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