ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.10.3 採血・レントゲン・心臓超音波 本日は治療前日検査デー

2023-10-03 22:29:17 | 治療日記
 昨夜は、夕食後、やはり胸痛・圧痛が引かない。入浴前にタリージェとロキソニンを飲んだ。

 息子の朝食の支度を夫にお任せすることが多くなっているが、今朝は夫が不在なので、そうもいかない。ひとまず息子より早く起きて朝食の準備。相変わらずお腹の調子はイマイチだ。
 息子を送り出し、断捨離を少々。夏のバッグやら何やら、お譲り出来そうなものと処分するものがそれなりに出たので、Mさんにご報告方々LINEのアルバムに追加する。
 夫からは学生時代の合宿を彷彿させるような相部屋の写真が送られてくる。皆さん、夫と違って早寝早起きらしい。宿泊先も青空広がるいいお天気で、新しく開通した路面電車に乗っている写真も送られてきた。

 前泊の支度等も済ませて、昼からのM先生のストレッチングヨガのクラスに参加することにした。午後から心臓超音波等の検査を予約している。クラスが終わったらそのまま病院最寄り駅に移動する。そのため、いつもより大荷物になっている。明日は雨が降るという予報であり、気温も低めで上着が必要になるようだ。あれだけ暑かった夏だが、いきなり涼しくなるとやはり身体はびっくりする。

 クラスの参加者は25、6人。両隣が空いていてラッキー。タオルを使って肩周り等を重点的にストレッチした後、立位のポーズはなく、まったりと座りポーズ、四つん這い、うつ伏せ。今日はダウンドッグで片足上げ等もあったが、肩甲骨や股関節中心にゆっくりじっくり身体中を動かして汗びっしょりになった。
 シャワーをゆっくり浴びて、ちょっと疲れたけれど、スッキリ。
 途中乗換駅のカフェでサンドイッチとカフェラテの軽いお昼を摂り、病院最寄り駅を目指す。前日に全て検査を終わらせるパターンは、初めてではないか。

 車内のお供は森本修代さんの「赤ちゃんポストの真実」(中公文庫)。
 帯には「果たして子どもの幸せとは何だろうー『本当に命を救うのか』設置から16年。『母子を大切にする』社会とは何か。我が子を預けた母親から養親、病院関係者までひたすらに追い続けた執念のルポルタージュ」とある。
 開設から16年、もうそんなに経ったのか、とちょっとクラっとした。「女性たちに必要だったのは、赤ちゃんポストだったのだろうか。女性が子どもを遺棄するほど思い悩む前に、手を差し伸べる人や相談に乗れる人はなぜいなかったのだろう。それが出来なかった周囲や社会こそ問題の本質ではないか。」という論調の本文に頷く。

 時間通りに最寄り駅に到着する。ホテルは丁度チェックインが出来る時間なので、不要な荷物を置いてから身軽に病院に向かった。

 病院に到着し、受付のIDカード機を通す。そのまま採血・生理検査受付へ移動する。さすがに午後遅い時間なので、待合椅子はガラガラだ。
 採血受付機前でピンク色の受付番号表を取る。400番近い。電子掲示板には7分待ちと出ていたが、すぐ中に入れて、呼んで頂けた。
 採血して頂けたのは病院に到着してから5分という史上最速記録。 
 今日の採血担当は、何度かお世話になっている男性臨床検査技師のOさん。全く痛まず5本の採血が終了。お礼を言って採血室を後にし、止血をしながら生理検査受付に。超音波検査予約受付時間までまだ20分ある。先にレントゲンを済ませてきます、とお断りしてエスカレーターで2階レントゲン受付へ移動する。

 番号札を取ったが、すぐに受付して頂いた。
 レントゲンの待合廊下に移動すると、ひと組待っていたが、ほどなくして名前を呼ばれた。
 今日も予めレントゲン対応の無地のサマーニットにブラトップ。下着にボタンや金具は付いていない服装だ。検査着片手の女性技師さんから「そのままで大丈夫ですか」と訊かれ、「はい」とお答えする。すぐに更衣室に入って荷物を置き、検査室へ。正面と側面の2枚を撮影して、無事終了。

 再び1階に降りて生理検査受付へ。月初めの保険証チェックを済ませて、すぐに中廊下へ移動。
 検査予約時間の10分前に女性技師さんから名前を呼ばれ、検査着に着替えて少し薄暗い検査室のベッドに横になる。いつもながらなんとなくぼんやり眠くなってくる。名前、生年月日に加えて身長、体重を訊かれる。
 頭と背中に枕。最初は左を下に横になって、右手は腰に下げて左胸を、続いて背中の枕により寄り掛かるように身体を開いて、息を軽く吸って、吐いて止めて、を繰り返す。
 最後は仰向けになってお腹の辺りもプローブで押されながら息を吸って、吐いて、止めて。20分弱の検査が無事終了した。温かいおしぼりを渡され、着替えを済ませ、お礼を言って検査室を後にした。         

 そのまま腫瘍内科会計へ移動。10分ほど待ってから自動支払機で8,000円弱をカード払い。病院滞在時間は1時間ほど。3つの検査とも待ち時間は殆どなく、とてもスムーズだった。
 ホテルに戻り、ラウンジでグレープフルーツジュースを頂いて喉の渇きを癒し、チェックイン済みの部屋で荷物を整理し、態勢を整えて暫し休憩した。

 今日も天然温泉があるホテルを予約した。母にMeet通話をし、無事コロナワクチン7回目接種を終えたことを確認する。昨日は「注射は痛いから嫌いで憂鬱だわ」等と子どものようなことを言っていたのでのけぞったのだが、まぁ、注射が好きな人はいないだろう。私も慣れたというだけでもちろん好きではない。

 定食屋さんで野菜たっぷりの夕食を頂いてホテルに戻る。ラウンジでミルクティーを頂き、人心地ついてから部屋に戻った。早めに大きなお風呂に行くと正真正銘の貸し切り。誰もいない湯船で思い切り手足を伸ばし、しっかりリラックス出来た。
 
 夫と息子は夫が買ってきたお弁当で豪華な夕食。LINEで写真が送られてきていた。
 部屋に戻ってからはリアルタイムで断捨離番組を視聴。今回は「番組史上最大級の物量 古民家から父と娘がSOS(前編)」。朝からあれこれこなしたせいで、何やら眠くなってきてしまった。

 明日は2015年2月から2017年1月まで32クール投与したカドサイラを6年半ぶりに再開だ。今日の検査の結果を伺い、すぐに治療に入れることになっている。少しでも長く効いて、無事息子の挙式に参列出来ますように。
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