ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.10.21 オンライン瞑想ヨーガ参加後、ASHAREさん主催瞑想ヨーガ無事終了、さらに・・・

2023-10-21 18:23:08 | ASHARE (アシェア)
  昨夜は今朝に備えて早めに入浴し、なんとか日付が変わる前にベッドに入り、眠りに着いた。

 今朝はスマホアラームと目覚ましが鳴って、すんなり起きる。夫も息子も起きてくる気配はない。窓の外は明るい。
 朝食の支度を終え、Sさんのオンライン瞑想ヨーガクラス、10月初回だ。瞑想ヨーガ基本の動きの回である。
 今朝はご実家からの配信とのことで、背景がいつもと異なっている。愛息T君が「おはよう~」とママにおぶさりながら登場。今日は鉄道の日のイベントに参加して、大好きなモノレールに乗るのを楽しみにしているとのこと。可愛い。

 まずはSさんからヨーガの智慧がシェアされる。「飲み物の入ったカップを持ったまま壁にぶつかった時、カップに紅茶が入っていれば紅茶が、珈琲が入っていれば珈琲がこぼれる。紅茶が入っているカップから珈琲がこぼれることはない。そこから、自分が壁にぶつかった時、溢れ出してくる色々な感情-怒りだったり苦しみだったり-はその人の中に満たされているものである。だから、あなたの中に喜びや幸せな感情を満たしておけば、もし壁にぶつかっても、沸き上がってくるものは幸せな喜びであり、壁を乗り越える力になる。」とのこと。いいお話であり、次のクラスで早速シェアさせて頂こうと思った。

 オームを3回唱え、緩い合蹠のポーズをとって首筋を丁寧に伸ばし、体側を気持ちよく伸ばしていく。続いて割座になって英雄のポーズ。片足を立てて肘を膝について頬を支え、深く呼吸する。背骨はなるべくまっすぐに、捩じりも加える。ウジャイ呼吸で深く寛いだ後は、壊すべきものを壊し、終わらせることを終わらせ、新たなものに再生する力を持つシヴァ神を賛美するオームナマシヴァヤのキールタン。
 最後は皆で1度オームを唱え、定刻を若干押して終了。

 その後、いつものように「感想や質問があれば・・」とのことで、皆次々にミュートを外して発言する。
 Nさんからは「英雄の座り方が穏やかで静かになれた。捩じりも背中が気持ちよかった。」との感想。Sさんからは「瞑想に良いポーズだ」とのコメントがある。
 Nさんは「恐れ」や「不安」の気持ちが溢れたというが、Sさんは「そうした気持ちは命を守るために起こる感情で、進むべき道、新しい道を進むタイミングでもある」とのコメント。世界情勢を考えると恐ろしくなることも多いが、ヨーガの智慧では戦争はなくなることがない、という。
 それが戦争であり、どこかで消えても別のどこかで起きるものという認識である。が、愛国心や愛する者を守るという気持ちは争いで学ぶことが出来るとも言われている、という。

 なるほど、と思う。私達にできることは、戦争や侵略行為、暴力を目にした時、そこから学ぶのは、恐れるより前に自分は絶対にそういう行為をしないと思うことである。なぜそういう行為が起こるかというと“無知とストレス”から、と言われているが、それがわかったら、他の誰かにそのことを提供して広げいくことが私達のできることである、とのこと。

 Mさんは「争いごとは“ある”ことが前提という話が興味深かった。」との感想。Sさんからは「争いごとは“私”が強くなると起こるともいわれている。これは私のもの、これはあなたのもの等。私は私で、世界の一部であり、あなたと私も一つである、と境界線がなくなれば争いはなくなる、という考え(智慧)方だ。」という補足コメント。

 私は「Nさんと同じで、英雄のポーズでびっくりするほど心穏やかになって気持ちが凪いだ。智慧の話、世界情勢等とても深い話が聞けて良かった」と発言した。

 Jさんは、声が途中で途切れて皆、その発言が聞けなかったので残念。

 Aさんは「ウジャイ呼吸について、ずっと音を出してやるものと思い込んでいたが、静かに行うことが分かった。」という発言。Sさんからは「流派によって違い、音を出して行う流派もある」とのコメント。

 いつもはクラス後の感想タイムはプライベートな部分もあるので録画配信はしないが、今日はシェアしておいた方が良い内容と思うので、皆さんがOKなら録画配信もさせて頂くとSさんがお話しされ、皆がOKを出して、今日のクラスは終了。

 さて、ASHAREさんのクラス開始まで1時間半ちょっと。リビングは既に昨夜からクラス仕様に整えてある。2人が起きてきて、朝食を摂る。オンラインクラスを受けて画角や音声にも問題がなかったので、食後は問題なくクラスが出来る。
 朝のうちは少しひんやりしていたが、日差しが入って暖かくなってくる。

 開始15分ほど前にZoomに入ると、既にリアルクラスでは常連で参加してくださり、今は北海道に移住されオンライン初参加のTさんと代表のHさんが入室しておられる。代表のUさんやリピーターのKさんが次々に入ってこられ、始まるまでは移住や転職等のお話に盛り上がる。
 急用や体調不良等で直前キャンセルの方も数名いらしたので、今日はこじんまり。定刻になり、代表のHさんからご挨拶があり、バトンが渡される。

 今日は、皆リピーターさんなので自己紹介はなし。ご挨拶後、すぐにクラス受講中の注意やクラスの目標、瞑想の3つのステップをお話してからスタート。
 初めのマントラを唱える。画面共有がうまくいかず、ひとまずそのまま繰り返して頂くことに。ヨーガの智慧で、今日は先ほど伺った壁にぶつかった時、自分から溢れるもの、のお話しをシェアする。

 動きも緩いひし形を作る合蹠のポーズから、首や体側を左右とも気持ちよく伸ばしていく。続いて割座で英雄のポーズ。片足を立てて肘を膝について頬を支え、深く呼吸しながら左右に捩じっていく。じっくり呼吸をすることで、身体は温まり、喉が渇く。水分補給を促す。
 五体投地の動きに入る。画面共有が使えるようになり、サンスクリット語のマントラを復習した後、動きを簡単に説明しながらマントラを唱えて左右両足で1セットを2回繰り返す。
 最後は立ちポーズで朝ヨガの3つの動きの復習。

 楽な姿勢の座位に戻り、腹式呼吸から完全呼吸法へ、そのままの姿勢で瞑想をした後、寝転がってシャヴァーサナの姿勢に。シヴァのキールタンを唱え、リンを鳴らして覚醒に導く。伸びをした後は、両手を腿の後ろに添えて足を動かしながら背中のマッサージ。反動でコロンと起き上がったら、楽に座って一息ついて頂く。締めのキールタンは、ラマボロだ。

 ほぼ予定通りにクラスを終える。Tさんはお喋り会に参加せずに退席されるというので、その場で感想と質問があれば、と発言頂く。
 「久しぶりでいかに身体がなまっていたかを痛感した。英雄のポーズはきつかったが、ならしていきたい。すっきりした。朝ヨガも続けたい」とのこと。お礼を言ってお見送り。

 若干お手洗い休憩を取り、お喋り会スタートだ。
 Kさんは「壁にぶつかったとき・・・の智慧が今の自分に必要な話だったので、今日参加出来てとても良かった。英雄のポーズはしゃんとする感じ。体側を伸ばしながら空気が肋骨に入っていくガイドも良かった」とのこと。
 代表のHさんもほどなくして退席されるとのことで、お話を伺う。「割座が出来ずにきつかった。(私から)いつも聞く“肩を下げて、胸を開き、口角をあげる”の3つのステップで人生が変わる、ということを日々実感している」とのこと。笑顔は伝染する。保育園で小さな子供たちが寄ってくると仰る。素晴らしいことだ。

 Uさんからは「英雄のポーズはきつかった」とのこと。
 捩じりを入れず普通に座っているととても落ち着くのだけれど、捩じりをやりすぎたかな、と反省する。
 Hさんが退出した後は、Kさんからの質問にお答えすることに。ヨガや今の師匠Sさんとの出会い、指導者養成講座のこと、患者仲間とのこと等々、あれこれお伝えする。Uさんにはアロマとの出会いについて訊いておられたので、改めてそのお話しも。
 ということで、あれこれ話し込んであっという間にお昼を回る。Kさんをお見送りして、Uさんと12 月の日程調整をして、退席した。

 部屋を片付け、着替えを終えて、さて、前泊の用意だ。
 まずは腹ごしらえから。夫のリクエストで冷凍麺を、私は相変わらずのレンチンドリアを頂き、果物やスイーツもついでに頂く。今日は、洗濯はお休みで、荷物をパッキングし、食洗器等を廻していざ出発出来たのはクラスが終わり、2時間近く経ってから。

 1台特急を遅らせて出発。車内のお供は内田洋子さんの「サルデーニャの蜜蜂」(小学館文庫)。
 内田さんは初めまして、の方だ。帯には「苦みと甘さのイタリアへようこそ!NHKラジオ深夜便、日経新聞ほかで絶賛の作品 ついに文庫化! 日伊往還40余年の著者が描く、心揺さぶられるエッセイ15編 あなたの知らないイタリアがここにある」とある。
 イタリアには常々もう一度行きたいと思っているところで、書店で目に飛び込んできた本だ。読み始めて、唸る。実に文章が達者だ。1編ごとに引き込まれ、あれこれ思いを巡らす。ああ、やっぱりイタリアに行きたい!

 ターミナル駅で注文していたお使い物を受け取り、JRに乗り換え、明日のホームカミングデーのOB・OG合唱に備えていつものホテルにチェックイン。パスポートを持ったお客さんが列をなしている。
 無事21階のトリプルルームに入る。本当はツインとシングルの2部屋をとっても良かったのだけれど、去年そうしたところ、2人は朝食の時間にまだ爆睡中で、あわや遅刻になりそうだった、というアクシデントがあった。今年は大事を取ってトリプルにした。息子と一緒に3人川の字のベッドで寝るのもこれが最後だろう、ということもあった。

 いいお天気で、空が美しく茜色に染まり始めていた。
 息子は朝から彼女と家具屋さん等に出かけているが、私達と一緒に宿泊はするとのこと。これから夫と夕食に出かけ、明日に備えて早めに就寝の予定である。


(追記)ASHAREさんの活動レポートに取り上げて頂きました。


 
コメント
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