11月4日、家を出たのが九時半、小平着正午過ぎで、約二時間半のTRIPでした。高田馬場から西北西に行くにつれ、緑が多くなると共に畑も現れ、ほのかに武蔵野のにおいを感じさせる頃には小平駅に到着、急いで駅前にある「るねこだいらホール」に駆け込みました。舞台では小平近隣で活動する民謡会に登録された人達が順序良く唄を発表されておりました。やがてゲストが出演される時間になり、小沢千月さん、白井幸子さん、国村千鳥さん、天野りえさん、そして我らが清野明子さんが紹介され、若手の清野さんから順番に得意の民謡を聞かせてくれました。その流れは聞かせる民謡と見せる民謡が一体となり華やかなものでした。ハプニングも有りました。清野さん達が他の先生の唄の「お囃子」をアシストされた事です。大先生のお囃子、三味線などの伴奏を短時間の「音合わせ」で舞台で演ずるのですから無理もない事だと思います。それにしても民謡界トップクラスの方々の唄を無料で聞かせて頂きました。この祭典を開いてくれた「小平市棒打ち唄保存会」の皆様に感謝致します。有り難うございました。次に今回唄われた民謡を記しておきます。順序はプログラム順です。※敬称は省略させて頂きます。
清野明子:本荘追分
天野りえ:八戸小唄
国村千鳥:キンニャモニャ
白井幸子:外山節
小沢千月:九十九里大漁木遣唄
清野明子:道南口説、津軽じょんがら節
天野りえ:隠岐祝い音頭、紅花摘み唄
国村千鳥:隠岐相撲取り節、隠岐しげさ節
白井幸子:塩釜甚句、秋田船方節
小沢千月:秩父音頭、川越舟唄
以上15曲を無料で聞くことが出来ました改めて深く御礼申し上げます。小平の皆さん有り難うございました。