民謡の話 Vol.22 「ひでこ節」

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Japanese folk（Minyo）singer "Akiko kiyono"support blog

　　　　　　　民謡歌手「清野明子」応援ブログ

当ブログは横浜市出身の日本民謡歌手、「清野明子」さんの応援を目的に活動致しています。

　「ひでこ節」

十七ナ　今朝のナ
若草何処で刈ったナ　コノヒデコナ

何処で刈ったナ　日干しナ
長根のその下でナ　コノヒデコナ

その下でナ　葛のナ
若もえ　葉広草ナ　コノヒデコナ

葉広草ナ　馬にナ
つければ　ゆさゆさとナ　コノヒデコナ

ゆさゆさとナ　馬屋（まや）にナ
おろせば　みな黄金ナ　コノヒデコナ

みな黄金ナ　うちのナ
御亭主は出てほめるナ　コノヒデコナ

　秋田、岩手、山形に関わる山村に伝わった「ひでこ節」と言う民謡があります。昔筆者が「いい唄」と感じた話は以前投稿しましたが、そこでは何と「ひで子節」と考えておりました。ところが「フジオロクボン」で人名ではなく植物の名称であることがわかりました。私の民謡の知識はこの程度なのです。赤面の思いです。「塩手節」と言うのが正しい意味で蕨、ぜんまいなどと同じ春に芽を出す山菜で「塩手」(写真）を唄った民謡です。因みに学名は「牛尾菜です。」また、この歌詞は秋田民謡によく見られる「尻取り形式」になっています。民謡は歌詞を考えただけでも楽しめます。




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