民謡の話 Vol.77 「箱根馬子唄」

1 　当ブログに来て頂いた証に「清野明子」と言う民謡歌手を知って頂け たら嬉しいです。プロフィールはここです。 2　６月６日(土）　沖縄県南城市文化会館（シュガーホール）でNHKラジオ番組「民謡を訪ねて」の公開収録が行われます。 希望者はNHK沖縄局にお問い合わせ下さい。 3　６月２６日（金）　愛知県常滑市で「それ行け民謡歌祭り」の公開録画が行われます。希望者はNHK名古屋局にお問い合わせ下さい。

　お早うございます。今日は民謡の話です。「灯台下暗し」と言いましょうか。我らが住む神奈川県の民謡を紹介しておりませんでした。神奈川県にも民謡があるんです。相模木流し唄、ささら盆唄、新箱根馬子唄、ダンチョネ節、野毛山節、箱根馬子唄、箱根長持唄、箱根駕籠昇り唄、ひやかし節、三崎甚句などがあります。箱根馬子唄と三崎甚句はそれなりに知られているようです。その「箱根馬子唄」を紹介いたします。

<!-- 箱根馬子唄 -->

（ハイハイ ）
箱根（ハイハイ）八里は（ハイハイ）
馬でも越すが（ハイハイ）
越すに越されぬ
大井川（ハイハイ）

　　　※以下お囃子は省略

箱根　御番所に　
矢倉沢なけりゃ
釣れて逃げましょ
お江戸まで

三島　照る照る　
小田原曇る
間（あい）の関所は
雨が降る

松に　なりたや　
箱根の松に
諸国大名の
日除け松

　この唄に関しては注釈をしておきます。参勤交代などで大名の荷物などを運搬する訳ですが。この荷の中には長持などもありました。そこで唄われたのが、前述の「箱根長持唄 」です。宿を発つときに唄われたようです。
尚、来る7月には「第２５回箱根馬子唄日本一全国大会」が箱根町で開催されます。

この花は羽田の旧整備場地区にある池に咲いている「蓮」です。葉がイマイチ元気がありませんが、花はしゃきっとしています。金魚もいます。

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