清野明子さん情報 1 当ブログに来て頂いた証に「清野明子」と言う民謡歌手を知って 2 ブックマークにも有りますが、清野明子さんのブログはここです。 3 清野明子さんの唄を聴いてみたい方は是非NHKへのリクエストをお願い致します。下記のリクエストフォーマットからお願い致します。 4 6月20日(日) 15:05~16:29 NHK総合テレビ 5 EMIミュージックジャパン民謡会主催の「民謡講習会」 |
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お早うございます。今日は先日テレビで石川啄木の生き方を紹介した中に遠野の話が出て刺激されましたので岩手県民謡「沢内甚句」を紹介いたします。南部藩の隠し田があったと言われる沢内村に伝わる民謡です。年貢が払えない飢饉の時に、年貢の代わりに庄屋の娘「お米(よね)」を御殿に差し出したとされる悲しい唄でもあります。
<!-- 沢内甚句 by 金沢明子 -->
沢内三千石 お米(よね)の出どこ ハイハイトーキタサ
つけて納めた コリャ お蔵米 ハイハイトーキタサ
大志田 歯朶(しだ)の中 貝沢は野中 ハイハイトーキタサ
まして 大木原 岳の下 ハイハイトーキタサ
沢内三千石 お米の出どこ ハイハイトーキタサ
枡で計らねで 箕で計る ハイハイトーキタサ
月の夜でさえ 送られました ハイハイトーキタサ
一人帰さりょか この闇に ハイハイトーキタサ
米は「およね」と言う娘にかけています。箕は米と籾殻などを選別する道具であるが「身」と考える事もできる。大志田、貝沢、大木原、は地名です。
歯蛇とは一面に木、笹などが茂った場所を言います。
岩手県和賀群沢内地区
庭に種を蒔きましたが一向に芽が出てこないので通勤経路に咲いていたものを投稿します(慌てて撮影したので不出来です。)。ナデシコ科の多年草「カワラナデシコ」です。花弁は5枚でおしべが10本、可愛い花の様子から「撫子」と命名されました。葉はカーネーションに似ています。秋の七草の一つに数えられています。万葉集の中で大伴家持か歌っています。
「わがやどに まきし撫子 いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む」