大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

鎌倉・化粧坂を歩く

2015年02月14日 | 近場の山
鎌倉七口の一つだが、切り通しではなかろう。

七口とは鎌倉と外界を繋ぐ道だから別に間違ってはいないが、
何となく切り通しだとばかり思っていたのだ。

写真を見れば一目瞭然で、ここは単なる坂道だ。
尾根道から斜面をへつる道で切り通してはいないだろう。

それと地形的に見て、あの新田義貞の鎌倉攻めの猛攻を耐えたのは
この坂ではなく、この上の尾根だと思う。

何故ならこの坂でぶつかったら上から物は投げられるは、
弓を射掛けられるはでとても守り切れない。

正確には「化粧坂上の戦い」なんだろうが面倒で上を省いてるんだろう。
素人の考えだから間違ってるかもだが、現地を見たらとてもあんな所で
ドンパチやろうなんて思わない。
タイムマシンでもあれば見てみたいもんだ。

道は水が流れて汚らしい坂で、この上で幾ら身綺麗にしても
当時からこんなだったら足元汚れまくりだったろう。

登り切った尾根上にある説明板


下から上の順に載せた・水っぽくて歩きたくない道だ
    


上からの景色
 

こんなだったら尾根上から攻め放題だろうから、下の地点で防御線を張ると思う(手前が坂)


ここから「大仏ハイキング・コース」で大仏切通へ向かったが、
入り口を見逃したか下の道路まで降りてしまった。
登り返すのも面倒くさくなりそのまま大仏へ。

その大仏は別に感慨も湧かず、仁王門の俗っぽさに呆れて早々に退散した。
一応載せておこう。

    
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鎌倉・朝夷名切通を歩く

2015年02月14日 | 近場の山
ハイランドを抜けたら出て来るコンビニから右折して車道脇を歩く。

左手に出て来る大きな蕎麦屋の前を斜め右に入り一本道。

沢の脇を歩き小さな滝が出て来たら入り口だ。

この切り通しは距離が長くて名越の何倍もあると思う。
よくもまあこれだけの土木工事をやったもんだと感心。
この長さを一度でやったなんて思えないんだがなあ。

結局鎌倉側から入り横浜側へ抜け、北鎌倉・光泉の稲荷寿司を
ゲットしに鎌倉駅までバスで移動した。

ここは湧き水で湿っぽくて楽しい歩きではなかった。
途中にあった「熊野神社」にも行ってみたが、
社殿前のスダジイの大木があったくらいで特筆すべき物無し。


    

    

    

    

    

   

    

     

     
 

バス道路に出たら左に鎌倉方面・右に横浜方面のバス停がある。
神奈中バスと京急バスがあるから注意する事。
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鎌倉・名越切通を歩く

2015年02月14日 | 近場の山
駅から案外と近かった。

若宮大路を南に歩き、名越トンネルと書いた道に入る。

安国論寺への道を左に分けるがそのまま直進。

その内横須賀線の脇を通るようになり、名越トンネルへ向かって登れば到着だ。

直前にタブの大木が出てきて嬉しくなってしまった。
帰りに撮ろうと思ったのが失敗だった。

当然ながら稜線のトップを掘削した方が楽だが、なるべく勾配を抑えても大規模工事になる。

多分最初に出て来る苔だらけの大石(それほどでもないんだが)が、
道の真ん中にある所だけ見て帰る人が多いと思う。

この石も最初はわざわざ運んだかと思ったが、掘ってる時に出て来たのを残しただけだろう。
あまりにピッタシなのが引っ掛かるが。

ちょっと歩くと「まんだら堂やぐら群」が出て来るし、その先に一番深く掘削した所が出て来る。

海側の高みに登ったが、肉眼での高度感が写真では全く消える。

道は地形を上手く使って、なるべく切り通し部分を減らしてるんだと思う。

勾配は馬や荷車がギリギリ通れる角度にしてるんだろうが、全て手作業なんだから動員力が最重要。

この人手をどうやって集めたんだろうか?
当然自領の百姓を動員したんだろうが、農閑期にしかできないから秋に作業か。
その時の宿舎はどうしたのか、食料はとか考えるとなかなか面白い。

歩き方が事前には良く分からなかったが、
道標の「法性寺・大切岸・ハイランド住宅地方面」へ進めば朝夷奈切通へ最短だ。

途中出て来る「大切岸」は人工物では無いと思うがどうだろうか。

切り通しを見るなら、これと次に書く朝夷奈切通だけで十分みたいだ。


写真は手前から奥へと時系列で載せてみよう。

    
 
  

まんだら堂やぐら群
    

 

    
 
    

  

朝夷奈への道
     

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