大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

疲労凍死防止の秘密兵器

2019年11月26日 | 山道具

今日は今年一番の冷え込みで最高気温が10度程度。
 
公園の草刈り後の藁縄縛りと積み込み、清掃作業だったんだが生憎の雨。

作業開始直ぐにパラパラと落ちて来て小雨が続いた。
俺なら即中止にするが、チーフが作業続行するとの事。

幸い現場到着して地下足袋では駄目と戻って長靴に履き替えてたのが良かった。

しかし、雨具の上下・ネックウォーマーでも1時間も過ぎれば体が冷えて来た。

どうにか3時間で作業終えて帰宅したが、風呂に入っても手の冷えはなかなか戻らなかった。

雨具と長靴のお陰で足と体は冷えなかったが、手だけはどうにもならなかった。
 
藁を結わえるし濡れた草をいじるしで手は冷える冷える。

結局体の冷えは手の冷えから来ていたんだ。

これが地下足袋だったらとんでもなく悲惨だったな。

この事を経験して分かった事は手足の冷えこそが体を冷やす元凶なんだ。

だから、あのトムラウシの惨劇も、手足を冷やさなければ起きなかったのでないか?

実際に事故報告書にも衣服がびしょ濡れになった者は少なかったと書いていた。

随分前にフリースが1枚あれば助かったのではと書いたが、その上に使い捨てカイロがあればもっと良かったろう。

しかし、もっと確実に手足の冷えを防ぐには、防水機能のある手袋と靴下でないと無理。

ゴアテックスの靴や雨具でも濡れは防ぎきれない。

ネットで調べたら完全防水の靴下や手袋は結構売っている。

雨の日には歩かない俺には必要ではないが、夏山でも森林限界上の山の縦走には以下の装備が必携。

1 完全防水の手袋と靴下
2 フリースのセーターかダウンベスト
3 使い捨てカイロ

この3点があれば急な雨風に晒されても、避難小屋や営業小屋まで歩き通せるだろう。
3つ合わせても1キロ以内だろうから

必ず持って行くようにすべし。

 

 

 

コメント
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