牛形山から白っ子森・鷲ヶ森山・丸子峠先の分岐
その1でも書いたが牛形山から先は道標が丸子峠先の分岐の壊れた物のみだった。
ヤマップの地図だと丸子峠と書かれてる処には何も無くて、ちょっとした登りをこなしたコルにボロボロの道標があり丸子峠とあった。
ここの道標くらいはきちんとした物を設置しないと拙いだろう。
それと白っ子森から鷲ヶ森山への途中でイチイの大木の下をくぐるから注意すべし。
途中で行き遭った中年夫婦はとても道とは思えず引き返そうとしたところに、ツアー登山一行に追いつかれガイドに教えて貰ったと宿で話していた。
まあ、普通にスンナリくぐると思うが頭に入れておく事。
それと白っ子森と鷲ヶ森山からの下りの一部が急下降で長いロープを使わないととてもじゃなかった。
牛形山のロープ場が有名だが、こっちの方が凄いと思うし何度も振り回されてひっくり返された。
俺の降り方が下手なだけだったんだろうが、時間を短縮できるメリットはあるが普通の道じゃないな。
山岳会の山屋達が無理やり付けた道なんじゃなかろうか。
まるでアスレチックで遊んでるようで一風変わった道だった。
白っ子森山頂まで
道は細いがはっきりしてるから安心だ。
雨で湿っているとめちゃくちゃ滑るから低い所に足を乗せる事。
南側は紅葉まだまだだが北側はしっかり秋山だ。
山頂の雰囲気ある石像
北の鷲ヶ森山が近い
中央奥の鳥海山は微かだがはっきり見える。
かわいい山名標だが手書きは味があるよな
鷲ヶ森山から丸子峠先の分岐まで
頂上を後にしてロープ場手前からは鷲ヶ森山がデカい
ロープ下降をこなすとはっきりした道が続くが、あのイチイの大木の登場だ。
入口(石っ子森側)
出口(鷲ヶ森山側)
どう見ても下の穴を抜ける一手だろうに、ここを迂回しようと考えるのが理解不能。
腰を屈め膝を付かずに歩いたような気がするから道だと分かりそうなもんだが。
鷲ヶ森山への登りはそんなでもなかったが、丸子峠から先の一登りが堪えたな。
昼飯抜きで歩いた為のガス欠状態で疲れが溜まってたんだろう。
鷲ヶ森山の頂上はよく分からなかったが、中央の明るく小高いのが手強かった。
ヘロヘロになって辿り着いた分岐の道標には呆れてしまった。
幾ら地元の物好きしか歩かないと言ってもこれは無いだろうよ。
現に俺や白っ子森手前で出くわした中年夫婦も歩いたんだから。
これに書いてある夏油キャンプ場目がけて降りたんだが、途中に素晴らしいブナ林があって浅草岳のを思い出した。
ガスが湧いて幽玄の世界だ。
分岐で16時ちょっとだったから日没迄1時間。
焦ったが体が重く何と林道に17時半で宿まで15分だった。
ギリギリ夕食時間に間に合ったが、何度も転んだり右膝が少し痛んだりしたが無事下山できて良かった。
下山時のブナ林は再度行ってみたいが、学友達と一緒に散策がてら歩く手もあるな。