音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

くるみ割り人形・・・舞台前装飾

2013-12-24 22:31:40 | コンサート

まだ、くるみ割り人形・・・今回は本当にたくさんの人に関わっていただきました。舞台前に「ショートケーキを作ろう。」と思いついたのは、私。
ダンボールに壁紙を貼って作ったショートケーキを用意して、舞台前と階段の手すりを布で覆って、イルミネーションをつけたら素敵だろうな。
と、しかし、そのショートケーキに「いちごを作って、乗せたらかわいいよ。」と言い出して、「バラも乗せるかっ」て、連日朝10時から、夜7時まで私の家に詰めっきりで、いろいろつくってくれたのはGさん。

材料費○千円。レースやサテンは語りのKさんの古いドレス。リボンはそれぞれの寄付。壁紙はうちの実家の家を建てた時のあまり。イルミネーションはもちろん借り物。

寄せ集めの材料で、素敵なラッピングをほどこしたクリスマスプレゼントの箱を10個も作り、ウレタンの緩衝材を白いネットで包んで生クリームを作ってくれたレッスン生のAさん。
掃除をしたり片付けたりみんなが気が回らないところを、いつも先回りして気づいてくれたやっぱりレッスン生のSさん。

赤いフリースやたくさん布を寄付してくれ。忙しいパートの時間を縫って手伝いに来てくれたママ友のMさん。


まだ、小さな子どもがいるのに、「どうするの?これじゃできあがらないよ~。」と言って4日間私の家に詰めっきりで、赤いバラやら、ピンクのバラやら、緑のバラをひたすら縫い続けてれたMさん。
「私あんまり時間が無いから、ごめんね。」と言いながらも、おいしいお菓子を持参して、いろんなものを作ってくれたOさん。やっぱり、大変な中、丁寧に丁寧にいろんなものを縫ってくれたY・Yさん。


「私は不器用だから、右のモノを左に運んでと言ってくれれば、それぐらいは出来るから言ってね。」といいながら、あれを縫ったりこれを縫ったり、こっちを貼ったり、動かしたり実は大活躍してくれたYさん。
みんなの力が集まれば、一人で考えているより、ずっと、ずっとすごいものが出来上がるんだっていうことを本当に間のあたりにしました。
本番は見ることはできませんでしたが、これが、舞台前の美術の全貌です。


これが、みんなの渾身作のショートケーキ。かわいいでしょ。うまくケーキの端を糸で縫って現場でくっつけてくれたのは、劇団の若者たちです。


ここは、茶色か白かが、なんだか禿げた板だったのが花のワルツのイメージに変身。


空調の前の扉は塞ぐわけにはいかないので、こんなことになりました。これは、私も予想外。

おまけ・・・こんなふわふわに包まれたチョウチョもどこかにあります。
いちごの中に顔があるのがあります。Gさんのいたずら。


Gさん、曰く、「ボランティアでも、なんでもいいものは作りたくない。」
質のいいものをつくれば、誇りが生まれる。力をつくせば、苦労は誇りと喜びに変わる。
音楽でも、美術でも、仕事でも、ボランティアでも同じ。今回はみんなが、そのことを教えてくれました。

心から感謝です。