音楽の喜び フルートとともに

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あまちゃん総集編

2013-12-30 21:04:43 | 本・映画など

おもしい形のお砂糖。レミューズカフェで出てきました。コーヒーを混ぜているうちになくなります。

30日ともなればやっぱりお掃除しかありません。
昨日は家中の窓と、汚れのひつこい台所をやっつけました。今日は、床のフローリングを掃除します。

まず、掃除機でほこりを吸い取り、次に、スポンジに石鹸をつけて、ゴシゴシ汚れを落とし、それから雑巾で水ぶきして石鹸を落とし、最後にさらし蜜蝋のワックスをかけます。

そう広くないので、たいしたことないだろうと思いましたが、朝から初めて、3時ころまでかかりました。
その間ずっと「あまちゃん」総集編をかけたまま・・・。

夫がファンで、本編も欠かさず見ていたにも関わらず、私も次男も掃除しながらおさらいしてしまいました。

能年ちゃん、本当に可愛かった。夫はやっぱり能年ファン。次男は迫力のおもしろさで一票あかねさん。メガネ会計ばばあさんも好きらしい。私はマニアックに吉田くん。出てくるだけで笑ってしまいます。
総集編ではカットされた吉田シーンが多くて不満です。

「あまちゃん」が始まるまで見たことのなかったasaichiのイノッチと有働さんの受けも見るようになってしまい、存分に楽しみました。

震災から3年。
あまちゃんはおもしろくって、楽しくって夢中になってみたけれど、そこに描かれているのは、いいと思える時も、苦しい時も、不名誉に思える失敗のあとも変わらず、仲間として受け入れ、支えあって生きている海の村の人々の関係です。

恋しても、別れても、仕事で成功しても失敗しても同じ地域にいて、人は変わらない。フェードアウトなんてない。
また、世代の違う人が同じ地域、仕事をし、濃厚な人間関係を築いていく。縦とか横とかっていう東京での関係とは全く違った枠で動いていってしまう。そして、それが、力となって、あちらこちらから、復興への創造性となって湧き出してくる。またそれが東京で働く人も巻き込んでいって…。

震災の時、アートは何ができるんだ?って考えたけれど、この「あまちゃん」その一つを形にしてくれたような気がします。
影響にはいいことも悪いこともあって、手放しで評価してはいけないんだろうけれど、被災地に眼差しを向けさせ、そこで地元を愛し、誇りを持って生きる人々を描かれました。
かわいそうにという視点だけでは、復興支援は続かない、何かワクワクしたものを一緒に作って行けばいいんだという新たな復興支援への視点を日本中に伝えたところに、大きな意味があるような気がします。

まだまだ震災の影響は残っています。「忘れない。」という意味でもこの時期「あまちゃん」を見られて良かったと思います。