音楽の喜び フルートとともに

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父と過ごせば

2019-11-01 23:09:09 | 音楽
11月になりました。
今日は父をみる日。

足腰立たないし、ベッドに起こして食べてもらおうと思っても机が置けない上にずり落ちるので、なかなか大変です。

それでもなんとか食べさせて、隣で4日の練習をはじめました。

テレビをつけていても、もうよく見えてないし聞こえていないみたいです。

フルートは少し聞こえているみたい。

古典派ロマンのカルリは目がうっとりとした感じで、眠りに入ったり、
フランス現代のデュボアはちょっと不思議そう。

一番何かが動いているような気がするのはイベールの間奏曲。
目が急にギラギラして来ます。
父の心のなかははっきりとはわかりません。

でも、1日ぼうっと部屋でじっとしているだけの時の目とは違うように見えます。

母が22時過ぎに帰宅して、聴いたら、病院に昨日電話したら、父を連れていかなくても診断してくれたそうです。ホッとしました。

だってCTも血液もとって、動きも確認していてこれ以上父をうごかす必要はないはず。
診断は脳幹の近くに梗塞ができたそう。
薬もなく施設でリハビリしてくださいということでした。
火曜日聞いたのと同じ内容です。医療費ってもっと削減できる気がしますが…。

今や音楽だけが父の中に触れられるような気がします。