音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

母の入院

2015-06-16 21:55:07 | 介助

日曜日、母は宮城道雄をしのぶ夕べに出演。これはいずみホールです。
74歳、15分位ほどの曲を4曲演奏しました。
「父を見て欲しい。」と頼まれて


そして、今日、心臓の検査入院。今回は藤森の京都医療センター。
かかりつけの先生が異動され、その機に妹が働いているセンターに変更しました。


うちから、山手まで7㌔、山手から医療センターまで17㌔、私にしてはよく走りました。
駐車場には紫陽花の花。

明日、手術です。


ヘルマンハープとアルトフルート楽譜製作中

2015-06-15 21:38:33 | 音楽

今朝、トイレに入ると先客がいました。
嫌いな人ごめんなさい。ニホンヤモリ、これでも害虫を食べてくれる益虫です。
ティッシュで包んで捕まえようとしたら、二回も飛び出して逃げられそうになりました。
最後は無事バラの木根元に帰して、一件落着。
目が大きくて結構、かわいい顔してます。

今日も午後からTさんと楽譜作り。
ヘルマンハープのM。
下線Gから2オクターブ上のGまで、ホールも自分の方を向いているので、人に聴かせる楽器というより自分が楽しむための要素が多い楽器です。


弾く場所に○を書いた、楽譜を弦の間に差し込んで、○を順番に上から弾いていくと曲になります。
なので、子どもや障害のある人でも、初めてでも簡単に弾けます。

ですが、この譜面を書くのが大変なのと、この幅以上になると面倒なので、この長さに曲を納めた方がいいのです。しかも今回はアルトフルートとのコラボ。

簡単にする事ほど難しいです。
例えば物語を俳句に収めるような感じ。

苦労の末、まぁ、なんとか完成。
こんなことしてまで、コラボする人は、なかなかいません。
苦心作、7月11日の松井山手の地域のコンサートのために作りましたが、ちょっといいので、8月6日のカフェコンサートでもお披露目することにしました。

こちらは、2時から、くずはモール徒歩3分「シャイニングカフェ」で、どなたでもワンオーダーで聞きにこられます。投げ銭制。よかったら聴きにきてね。

今日も、決めていた曲を変更。なんとかプログラムも出来上がってきました。
あとは練習あるのみです。


編曲とレッスン

2015-06-12 22:35:39 | フルートレッスン

メドウセイジは、セイジと名前がついていますが、ハーブではなく、サルビアの仲間です。

今日午前中はピアノのTさんとヘルマンハープとアルトフルートの楽譜を作成。
時間があまり取れないので、9時半集合。

原曲は、パッヘルベルのカノン。

まずヘルマンハープの音域に合わせて、D-durの曲を、C-durに転調します。
それからG管アルトフルート用に転調します。

それから、ヘルマンハープの楽譜に書き写します。

2オクターブしかないので、なるべく不自然にならないように、オクターブをとったり、フルートで代用したり。音形を変えたり、短めにもしないといけません。

楽譜を書き換えているとあっという間に時間はすぎてしまいました。

Tさんの持ってきてくれたマリアージュの「エロス」少し酸味のある爽やかな紅茶を飲んで、解散。

その後、Sさんがやってきて、レッスンです。
今日は、スタカートの練習と、ビゼーのアルルの女。

スタカートは、イタリア語では、離す。という意味で、弦楽器のピチカートのように跳ねるのではなく、ボーイングで次の音と切り離すという演奏法です。

昨日のフランツさんの例えを早速いただいて、伝えます。

それに加えて、口を一音一音閉じるのではなく、舌を使うこと。
いい音で減衰して息の流れを残したまま切る。

ゆっくりできるようになったら、早くします。早くなっても、玉のような音で吹けたら美しく仕上がります。

アルルの女の間奏曲は、フルートの名曲。
2ヶ月ほどかけて練習されていて、今日は仕上げです。
細かい曲の練習は終わっているので、私がピアノ譜を見ながら、フルートで伴奏して、通しました。
とても頑張っておられて、今まで学んだところを、気をつけてとても丁寧に吹くことができました。

次なる課題も見つかりましたが、「深いですね。」とSさん。
大丈夫。だからこそ楽しくておもしろくて、探求するかいがあるというものです。


ユルゲン・フランツマスタークラス

2015-06-11 22:04:15 | レクチャー、マスタークラス

昨夜は、北ドイツ放送交響楽団フルート奏者のユルゲン・フランツさんの公開マスタークラスと、ミニコンサートに行ってきました。

マスタークラスの曲はライネッケのフルートコンチェルトと、バラード。
曲を詳細に教えてくださいましたが、ここでは、みんなが使えるような基本的な情報だけ書きたいと思います。

曲の始まりは、ピアノの音を聞いてテンポをよく掴んで始めます。裏拍から始まっている時は、その意味をよく考えてはじめます。
そして、2小節でオーケストラやピアノにちゃんとテンポを渡すように。
mfや、pをちゃんと落とす。
休符であっても、フレーすズが続いているところに気をつけましょう。

息継ぎは脱力して、顎関節を下に下げて口を大きく開けて息をとりましょう。顎を上に取りに行かない方が空気がたくさん入ります。
関節は下向きにコの字型なので、うえや横に開こうとすると引っかかってよく開きません。
なので、下に下げると効率よく息をとれます。

曲の始まりや,間奏の後の息は、1小節かけてたっぷり取りましょう。

フルートの長さと取る息は、だいたい一致していて、首から腹にかけて中心に伸びる息の柱が、低音ではしたの方の位置で、高音は高く、短くなります。

ブレスは時間を使ってたっぷりとってください。

口の中の反響板(口蓋、唇の裏)を開き空気を入れるように。

肋骨の中心の骨はどんな呼吸の時でも、上げ続けること。

フルートは、細く息を吐くオーボエやクラリネット、ホルンという楽器とは違います。トロンボーンや、チューバのような楽器と同じような息を必要とします。

staccatoは、イタリア語で「離す」という意味です。はねるとか切るという意味ではありません。
ピチカートのように乾いた音ではなく、響きの一種で、ボーイングするときのように一音一音いい音で、吹きます。

スラーの2音目にstaccatoがついている時、いい音で2音目は減衰して、次の音と離します。はねるわけではありません。

レガートの上行形、一つ一つの音をイメージして音程をしっかりとって。
リッププレートに全体に顎を着けて演奏すると、音程をコントロールしやすい。

高音のF#など、高音で大事な指は左手の指です。左手だけで吹いてもF#が出ます。左手だけで吹いてみて、音程を確かめましょう。右手は音色のための指です。

最後にライネッケの協奏曲について、
短調の第二主題は、音色を変えること。内面的で、少し寂しい。モーツアルトのD-durのコンチェルトなども一緒です。
第一主題は外向きで明るく、人に伝えるように、しかし、そればかりだと疲れてしまいます。なので、第二主題は、自分の内側を見るように演奏します。

8分の6拍子や4分の3のリズムに時々、1小節や、2小節まとめた大きな3拍子にとるヘミオラがライネッケの曲にはよく現れるのが特徴。

バラードの方は、
バラードというのは、お話。語りという意味なので、物語を語るように。そして、この曲は息の挑戦。
フレーズ感を大事にすること。息をたっぷり時間をかけてとること。

フランツさんの話は、息のことや、音程をイメージするなど、わかりやすく具体的でした。
そして、この日最後はミニコンサート。
言っておられたことの実践編。これもまたおもしろかった。こちらは明日。


夏の壁面飾り

2015-06-10 22:54:52 | 手作り

梅雨の合間の晴れの日でした。
Gさんと、壁面飾り製作日。
朝から、うちに来てくれて一緒にコツコツ。

地域の役をしているGさんは、情報通なので、いろいろ教えてくれます。
感心して聞いているうちに、色画用紙を切っては貼り、切っては貼り。

夏の壁面飾り。
ひまわりの周りの花びら一枚一枚切っては貼り。チェックの赤い線を切って、交差点に茶色の丸。白い丸。
葉の葉脈も一筋ずつ。背景の空色、ベージュの土を貼り。

Gさんがコアラとペンギン、うさぎのキャラも考え、考え、目の大きさも何パターンかやってみて決め。

カマキリの腹と背は色を替え、足もリアルに第二節から、可愛さも忘れず靴を履かせてくれました。


おしゃべりをしていると、本当に、癒されます。
話を聞いてもらって、聞いていると、いろんなことが、整理されて、すっきりしてきました。

ランチを食べて一日缶詰で作業し、Gさんは夕方帰って行きました。

その後、今日はユルゲン・フランツマスターコースに参加してきました。その話は、またあした。


6月子育てサロン

2015-06-09 21:03:59 | 子ども

今日は子育てサロン。
Gさんが中心になって梅雨時期の壁面飾りを、補修して、作り変えました。
今日はその飾りの初お披露目。


ほかの飾りも、裏側に台紙を貼り、長く使えるようにしました。

さて、サロンは雨にも関わらず、4ヶ月から2才8ヶ月の親子が来てくれました。
Yさんがお名前を呼ぶと、年上の子どもたちは、ちゃんと前に出てきて名札をとり、小さな子どもも、年上の子どもたちを真似て、名札をとりに来てくれました。

Y・Yさんが、この指パパを、Mさんと、私が作った指人形を使って演じてくれたら、子どもたちは集中して見てくれました。
次はパネルシアターで、きつね、たぬき、こぶた、たぬきをMさんとYさん二人で演じました。

パネルシアターも以前自分たちで手作りしたんですよ。

自由時間の間に今日は避難訓練をしました。
幼稚園に上がっていない親子は、避難場所の小学校などにも行ったことがなく、訓練に参加したこともないので、これが、初めての避難訓練であることが多いのです。

今日は事前に地震で揺れたら、泣くかもしれませんが、自分の子どもを迎えに行ってないで、一番そばにいる子どもを抱えてダンゴムシのポーズをして、机の下に入りましょうと、申し合わせました。
スリッパを履くことも忘れないでと。

大事なことは、みんなで子どもを守ること。
今回は、一番近い非常口ではないところから逃げました。

いつも間近なところが、避難口として最上とは限りません。他にも、決まった逃げ方ができるとは限りません「津波てんでんこ」に学ぶこと。

まず、命を守り、後で落ち合うこと。

さて、やってみると、机の下に潜るのを忘れている人などいましたが、何人かの子どもたちが、お母さんとは違う人に抱かれて、逃げました。終わってみると、「この子がほかの人に抱かれて泣かないとは思わなかった。」
という、お母さんがいたりして、ほとんどの子どもが、泣かずに逃げたのです。
さて、非常口から出た先は、小学校の校庭です。地域の会館は小学校の中にあるのですが、普段は閉まっていて、小学校とつながっていることを知らない人も多いのです。
学校が避難の拠点になっていて、防災委員が、炊き出しをしたり、毛布を配ったり、行政とも繋がっています。実際にその場所を確認することも、漠然とした不安を減らすことにつながります。

こういうことをやっていると、自分自身が、地域で生きていることを実感でき、いろんなことがあっても、みんなで助け合えると思えることが、いいのです。

信頼がなければ、子どもを預けるなんてとてもできたものではありません。
そういう信頼しあえる関係を、こういうところで、すこしでも作れたらと思います。訓練も大切ですが、それ以前に、こういう活動をして、安心しあえる関係を築くことが大事。

最後には、私が絵本を読んで、さよなら三角をOさんが、歌って今月のサロンも無事に終わりました。



                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     


川と空

2015-06-08 22:29:29 | Weblog

昨日の夕方、近所の久御山イオンにお買い物。
雨が降った後の晴天で、空気が澄んでいたので、写真も綺麗に撮れました。

御幸橋の途中で右折。宇治川の土手を走ります。
この橋は、桂川、宇治川、木津川の合流地点にかかっていて、ここで合流して淀川になります。

宇治川は真ん中の川です。


この土手を走ると、京阪電車の鉄橋を渡れます。カメラを向けてみると、きれいに撮れました。



帰りは1号線周りで、木津川をわたります。


すっかり夕方。



夕焼け。


プログラムの組立

2015-06-05 22:47:45 | 音楽で遊ぼう

今日は久しぶりに雨が降り、寒くなりました。これは、昨日撮った檥宝珠です。
葉の形が橋の欄干の檥宝珠に似ているから、この名前がついたそうです。
昨年、前の家の庭から株分けして持ってきました。塀のそばの一日日陰でもよく育ちました。
つぼみが、たくさんついていて楽しみです。

今朝はTさんと打合せ。
ヘンデルを探しておく約束でしたが、私の書棚にはやっぱりありません。
ハイドンのコラールの間違いかと思って、一緒に演奏してみましたが、「ちがうなぁ。」って。
ネットで見つけたヘンデルのピーズかと思って。それも試してみましたが、「やっぱり違うよ。」って、「カノンだったら、前に楽譜作ったから、それが使えるかなぁ、と思って。」とTさん。
「ヘンデルはきれいけど、みんな知らない曲だろうし、カノンだったらみんなよく知ってるし、いいかも。」
ヘンデルの行方はと~っても気になりますが、今日は進めないといけません。

カノンをアルトフルートと、ヘルマンハープのために書き換えることにしました。
前の楽譜はフルートとヘルマンハープ3台のために書いたので、やり直しです。
Tさんがハープのところを引き受けてくれました。

アンダーソンのモーツアルト魔笛のファンタジーの途中のアリアで、アルトフルートを入れて、次の曲で、カノンをアルトと、ヘルマンハープで演奏すると、楽器の紹介にもなります。

それから、ブリジアルディのヴェニスの謝肉祭を吹いたら、子どもたちも飽きずに聞いてくれるんじゃないかな?

日本の夏の歌メドレーをやって、楽器ワークショップをして、みんなで、楽器を使って演奏してもらって、最後に、主催者様からのリクエストで、七夕様を歌って終わる。
いいプログラムになりそうです。


わからないこと

2015-06-04 23:11:15 | 哲学

きゅうりの花が咲きました。

きゅうりを育てるのは初めてです。
グーグル先生によると、160センチまで育ったら、一番上の芽を摘心。
下から5節目までの雌花と側枝は早めに除去する、残すと病害虫が発生しやすいらしい。
じゃあ、この花は採った方がいいのか。
子づるは、葉を2枚残して摘心。下段から出る孫づるは葉を二枚残して摘心。中段以上の孫づるは、やはり葉を二枚残して摘心。・・・これから、ちゃんとそだてていけるだろうか?


この花は、もう採った方がいいのかな、それとももう少し育ってからの方がいいのか?
わからない。
もうちょっと調べれば見つかるかもしれませんが、今夜はここまで、今晩はこの問いを抱えたまま休みます。

わからないことを考えているだけで脳は活性化するそうです。答えが間違っていても、あっていても、脳は活性化します。

答えを得たと思った途端、脳は考えるのをやめてしまいます。

フルートも同じ、できたと思った途端、成長どころか、後退していることがよくあります。
ずっと自分に問いを出し、考え続けること・・・額にしわを寄せて、考えること。ではありません。

つまり、成功も、失敗も無い、どんなことも興味深い!って、ワクワクしながら見続けられること。それをしている時間、すべてが楽しい。楽しんだもの勝ちっていうこと!


夏の壁面飾り

2015-06-03 21:00:31 | 手作り

今日は、Gさんと子育てサロンで使う壁面飾りの制作。
先週、作りかけた夏バァージョン。
今日は、粘土が終わったので、私も作ります。

サロンをやって10年位。今まで使っていた飾りを活かして新しい図案をGさんが考えてくれました。
スイカと、パイナップルは前のもの、ペンギンとくまとうさぎは、新しく作りました。

私は、せっせとくたびれたひまわりと、パイナップルにベッタリとボンドを塗って、台紙を貼り、ガムテープを貼って、壁に貼ったり、外したりできるようにします。

これが、思ったより、難工事。ひまわりが大きいので、画用紙一枚では収まりません。裏張りには残り画用紙を使うときめてあったものですから、あっちから少し、こっちから少しと、つぎはぎもし。

その間に、Gさんは、「ペンギンの口はこんな感じでいい?」
「いいけど、オレンジの方がかわいいかも。」
「うさぎの隣は、何かいい?」「くま。」と、私の意見を聞きながら、新しい図案を完成。

「次は、夏バージョン2枚目。これは型紙あったよねぇ。」とサクサク次に移ります。

「お昼食べる?」「ソラ散歩させなあかんから、帰ってご飯食べてくるわ。」と今日はお昼は別々。
1時間ほど休んだだけで、また再開。

完成したものは、これです。


次は10日。夏バージョンの二枚目を完成させます。