夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『バウンティ・ハンターズ』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の7本目@梅田)

2017年06月28日 | 映画(は行)
『バウンティ・ハンターズ』(原題:賞金猟人)
監督:シン・テラ
出演:イ・ミンホ,ティファニー・タン,ウォレス・チョン,カリーナ・ン,
   ルイス・ファン,ジェレミー・ジョーンズ・シュー他

『パトリオット・デイ』『映画 山田孝之3D』の次に。
フリーパスがなければ、これも観ていないだろう1本。
どこの映画なのか、誰が出ているのか全然知らなかったものだから、
ネットで調べてみたら、「バウンティ」だったり「バウンティー」だったり。
どうやら長音なしが正解のようですが、ウィキペディアでは長音あり。
TOHOシネマズの上映スケジュールでも長音があります。
長音とか中黒(・)の有無とか、私は気になっちゃうのですけれど。(^^;

韓中合作。韓流スターが中国に進出するのは最近の流行りなのでしょうか。
主演のイ・ミンホが大人気らしく、この日の観客もおばちゃんばっかり。
おばちゃん占有率の多い作品って、上映開始までがものすごくかしましい。
場内が暗くなってからもしばらくはやかましいですからね。
さすがに本編が始まる頃には皆さん静かになっていました。ホッ(笑)。

で、結論から言って、結構面白かったです。

インターポール(国際刑事警察機構)の職員だったサンとヨウは、訳あってクビになり、
今はヨウが取ってくるボディガードの仕事で生計を立てている。

アジア各地の“Aホテル”で爆破事件が相次ぐなか、
ある記者からボディガードの依頼を受け、サンとヨウが向かったのはAホテル。
記者とともに部屋へ入ると、そこには爆弾が仕掛けられていた。
記者は連れ去られ、ギャラを取り損ねてなるものかと、サンとヨウは追いかける。

ところがその途中、バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)の女性キャットと
その相棒で情報収集担当の天才ハッカー・スワン、
キャットの家の元執事で身を挺してお嬢様を守るベベから襲撃される。

落ち着いて話を聴くと、サンとヨウ、そしてキャットたち3人は、
何者かの罠にはまり、爆破事件の犯人グループとして仕立て上げられたらしい。
真犯人を突き止めるべく、5人は協力することになるのだが……。

さして珍しくもない巻き込まれ型ですが、笑えます。

本編前、サン役のイ・ミンホによる日本公開記念のご挨拶が流れ、
これを見たときはイマイチだと思いましたが、本編では確かにカッコイイ。
相棒ヨウ役のウォレス・チョンが三枚目の役回りでワラかす。
キャット役のティファニー・タンとスワン役のカリーナ・ン、めちゃ綺麗。

ベベ役のルイス・ファンは伊武雅刀に髪の毛を付けて若返らせたかのよう。
悪役のジェレミー・ジョーンズ・シューはつんくみたい。
その悪役に仕えるネエちゃんは剛力彩芽に年を取らせたみたいな感じ(笑)。
こうして考えると、アジア人ってやっぱりアジア人の顔なんですねぇ。

美男美女がいて、それぞれの役回りがはっきりしていれば、
そこそこ楽しい作品になるもんだ。
フリーパスよ、ありがとう!

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