夜な夜なシネマ

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『ヤウンペを探せ!』

2020年12月20日 | 映画(や行)
『ヤウンペを探せ!』
監督:宮脇亮
出演:池内博之,宮川大輔,松尾諭,池田鉄洋,蓮佛美沙子他
 
イオンシネマ茨木で『Mank/マンク』を観てから一応帰途につき、
どうせならもう1本観て帰るかと109シネマズ箕面へ寄り道。
 
吉本興業と各テレビ局のコラボで映画を製作する沖縄国際映画祭恒例企画。
“TV DIRECTOR'S MOVIE”の1本として読売テレビとの共同で製作された作品。
同企画のテレビ朝日と共同で製作されたのは『甘いお酒でうがい』でしたね。
 
かつて大学の映画研究会で共に活動した4人。
あれから年月が経ち、お互い疎遠になっていたが、20年ぶりに再会。
4人とも見栄を張っているが実は似たり寄ったりの冴えない暮らし。
 
役者とは名ばかり、ご当地キャラの着ぐるみを着るキンヤ(池内博之)。
中華料理店の店長、ジュンペイ(宮川大輔)。
ラブホのマネージャー、タロウ(松尾諭)。
私立高校の教師を目指すも落ちまくっているアッキー(池田鉄洋)。
彼らは当時のマドンナで今も変わらず可愛い美里(蓮佛美沙子)にメロメロ。
 
美里が現在独身だと知った4人は、自分こそが美里の相手だと思う。
そんな彼らに美里は聞く、「ねぇ、ヤウンペって覚えてる?」。
ヤウンペこそが今の美里がほしいものだと知り、知ったかぶりをする4人。
美里にアタックする権利を賭けて、ヤウンペを見つけようとするのだが……。
 
観客は私ともうひとり、熟年の男性でした。
エグゼクティブシートにひとつ空けて座っているからなんか気まずい。
で、おっちゃんは結構笑っていたのですけれど、私は、う〜ん。
 
睡魔に襲われなかったから退屈はしていません。
でも、テレビ朝日と共同企画の『甘いお酒でうがい』と比べると、下ネタ多すぎ。
いえ、何度も書いているように、下ネタは決して嫌いではないのです。
でもオナラネタがしつこすぎる。しかもこのビジュアルだし。
 
各テレビ局の企画が似ていたらつまらないから、
逆にここまでタイプの違うものでよかったか。
芸人ならば、下ネタ以外でワラかしてほしい。
あ、オナラネタを繰り返していた松尾諭はれっきとした役者ですよね。(^^;
吉本の責任かしらん。

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