『ヤウンペを探せ!』
監督:宮脇亮
出演:池内博之,宮川大輔,松尾諭,池田鉄洋,蓮佛美沙子他
イオンシネマ茨木で『Mank/マンク』を観てから一応帰途につき、
どうせならもう1本観て帰るかと109シネマズ箕面へ寄り道。
“TV DIRECTOR'S MOVIE”の1本として読売テレビとの共同で製作された作品。
同企画のテレビ朝日と共同で製作されたのは『甘いお酒でうがい』でしたね。
かつて大学の映画研究会で共に活動した4人。
あれから年月が経ち、お互い疎遠になっていたが、20年ぶりに再会。
4人とも見栄を張っているが実は似たり寄ったりの冴えない暮らし。
役者とは名ばかり、ご当地キャラの着ぐるみを着るキンヤ(池内博之)。
私立高校の教師を目指すも落ちまくっているアッキー(池田鉄洋)。
彼らは当時のマドンナで今も変わらず可愛い美里(蓮佛美沙子)にメロメロ。
美里が現在独身だと知った4人は、自分こそが美里の相手だと思う。
そんな彼らに美里は聞く、「ねぇ、ヤウンペって覚えてる?」。
ヤウンペこそが今の美里がほしいものだと知り、知ったかぶりをする4人。
美里にアタックする権利を賭けて、ヤウンペを見つけようとするのだが……。
観客は私ともうひとり、熟年の男性でした。
エグゼクティブシートにひとつ空けて座っているからなんか気まずい。
で、おっちゃんは結構笑っていたのですけれど、私は、う〜ん。
睡魔に襲われなかったから退屈はしていません。
でも、テレビ朝日と共同企画の『甘いお酒でうがい』と比べると、下ネタ多すぎ。
いえ、何度も書いているように、下ネタは決して嫌いではないのです。
でもオナラネタがしつこすぎる。しかもこのビジュアルだし。
各テレビ局の企画が似ていたらつまらないから、
逆にここまでタイプの違うものでよかったか。
芸人ならば、下ネタ以外でワラかしてほしい。
あ、オナラネタを繰り返していた松尾諭はれっきとした役者ですよね。(^^;
吉本の責任かしらん。