ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

「文豪と感染症」を読んでる。

2021-12-12 19:38:52 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書


文豪と感染症

新聞の読書欄で読んで軽い気持ちで予約した。
たくさんの人が予約していて、かれこれ1年ぐらい経ったかもしれない。
すっかり忘れてしまっていた。
文庫本で字が小さい。
白内障の手術をして、遠くも近くも大して見えないという中途半端な目になって、その上、気力を失くしてるから本がなかなか読めない。

編者が序文に、

「100年前に流行したスペイン風邪について、多くの作家が、小説やエッセイ、日記に書いている。100年経って、今コロナウイルスが流行している。ずいぶん医学も発達した。
しかし、人間はあまり変わってないのではないか?政治家が責任逃れするのは今も昔も変わらない。」
と書いている。

何も学習しなかったのか?
喉元過ぎれば忘れたのか?

猛威を振るったスペイン風邪は、約2年で治まったらしい。
果たしてコロナは治るのか?オミクロン株という新しい変異ウイルスが取って代わろうとしているのではないか?



さて、一番最初は芥川龍之介が薄田淳介(泣菫)に宛てた手紙だった。

ガァーン!何これ。
文字の羅列で句読点が無い。
大作家なのに、句読点を打たないなんて。

いや、昔は句読点など打ってなかったのですか?
読みづらい。ただでさえ、内容は右から左に抜けていき、目は滑るのに。

芥川龍之介はスペイン風邪に2度罹ったそうです。PCR検査もない時代のことだけどね。

ねこ吉は、芥川龍之介の章で早くも挫折。
この本を読み終えられるかどうか自信がありません。

追記

携帯電話でメールが出来るようななったころの話。

ねこ吉は、添削の仕事をしていた。
リーダー宅に答案を届けに行って、新しい答案を受け取る。
国語担当のSさんが、「娘にメールを苦労して送ったら、『句読点ぐらい打てんのか!』と返信された。」と言っていた。
ねこ吉は、メールの打ち方がなかなか覚えられず、何回も同じことを娘に聞き、「同じ事を三回以上きいたら、お金取るよ。」と言われた。