ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

祇園祭曳き初め (2022) その2

2022-07-16 21:49:14 | 旅行 お出かけ
12日は、鰻を食べに行ったらお腹一杯で、「休憩しよう。」とホテルに帰った。
一休みしたら、鉾に灯された提灯を見て、祇園囃子を聞きに行く予定だった。

3人は同じ中学を卒業。
次から次と思い出話をして、亭主の愚痴も一杯喋っているうちに、もう一度ホテルから出るのが億劫になって、「もう、いいかぁ~。」ってことになり・・・。

大いに喋り、喋り疲れて寝てしまった。

朝は、バイキングをたっぷり食べて、蟷螂山を探しに行った。
12時から曳き初めです。

3年前にAさんと来たときは、ホテル主催の「山鉾ガイドツアー」に参加した。

ガイドさんが蟷螂山の曳き初めに間に合わせてくれたので、ねこ吉達は思いがけず綱を引くことが出来た。
雨が降りそうだったので、蟷螂さんは雨合羽を着て重装備。
残念ながら顔が見えなかった。

今年は、一般の人が綱を引くことは出来ません。


蟷螂山の鉾が出てきた。
お天気はよくなったけど暑いわぁ~。



がんじがらめに縛られた蟷螂さん登場。



鉾の屋根に乗せるために、慎重に蟷螂さんを手渡していきます。



蟷螂さんはお手上げ状態です。





金属の棒状のものを屋根にはめ込んだようです。



縛っていたヒモをほどいてもらって、シャチホコもつけて、蟷螂山の出来上がり。



カマを振り上げて、蟷螂さんは得意そう。

取り付ける様子は、動画に撮ったけどYouTubeにアップすることが出来ないので・・・。残念。

ねこ吉は、暑い中で上を向いて動画を撮っていたので頭がクラクラした。危ない、危ない。

お昼ご飯は、イノダコーヒー本店で・・・。

先日、従妹に連れて行ってもらったのに、道を忘れたねこ吉。
地図を見ながら、何とか到着。頼りなくてすいません。

イノダは、いつも混んでいる。少し並んだけどね。

Aさんは、サラダセットを食べていた。
ねこ吉は、Uさんとフルーツサンドを半分こ。
アイスカフェオレと共に。



たっぷりフルーツが入って美味しかったよ。

大丸でお土産を買って、河原町まで歩いて阪急電車に乗った。

「祇園祭ツアー」何とか無事終了です。

追記

本日NHKで、宵山を生中継。

ねこ吉はクーラーの中で、亀末広の金平糖と、祇園ちご餅を食べながら見てる。

「たくさん人が出てるなぁ・・・。」他人事です。

ねこ吉は優雅です。贅沢な時間を過ごしていた。

明日は、山鉾巡行です。録画してます。














祇園祭 曳き初め(2022)夕食編

2022-07-16 09:24:41 | 旅行 お出かけ


長刀鉾の曳き初めを見て、一旦ホテルに帰った。
夕飯は、錦の市場近くにある鰻専門店「旻(そら)」に6時に予約している。

きっと、ホテルからそんなに遠くないはずだけど、地理に疎いねこ吉なので、スマホを見てもイマイチ判らず・・・。
錦の市場の近くらしいので、市場の中に入った。
途中で焼き鳥屋さん?の人に聞いたけど、お店は知らないけど住所を見て方向は教えてくれた。

何とかお店について、三人とも天空うなぎとやらの1/2尾のうな重を注文した。
1/2しか鰻が入っていない。あとの1/2は、錦糸卵が入っていた。

あっさり香ばしく美味しかったです。



行きがけに、錦の市場の中を通ったら、シャッターに伊藤若冲の絵が描いてあった。
確かガイド本に書いてあって見てみたいと思っていたけど、夜に錦の市場に行く機会は無いので、見ることは諦めていたんだけど。
帰り道にじっくり見ることが出来てよかったわ。味気ないシャッター通りが、豪華絢爛?



伊藤若冲の作品で、最も有名かな・・・。
「樹花鳥獣図屏風」右双
モザイク状なのは、升目描きと言われる描き方です。
ちょっと、お風呂屋のタイル絵みたいですが・・・。



ねこ吉は、「鷲図」の鷲の精悍さも好きです。



竹虎図
何ともユーモラスな虎です。
何故かシャッターの前には、古びた段ボールが・・・。
「ここに、ゴミを置かんといて。」と虎が言ってたわ。



ねこ吉はこの雑誌で伊藤若冲のことを知った。
若冲は錦の市場の青物問屋の家に生まれた京都のブルジョア階級の人だった。
そんな訳で、今、錦の市場のシャッターに伊藤若冲の作品が描かれているんだね。

今回、鰻屋さんが市場の近くだったことが幸いして見ることが出来た。


追記

BRUTUSは、2006年発行。12年も前に買ったんだな。



その中に描いてあった山口晃の漫画風の伊藤若冲の一代記。
双六仕立てになっているんだけど、子ども時代の若冲の絵が「如何にもさもありなん。」と言った感じで大好きです。
可愛いので、絵を指で撫で繰り回してます。

以来、ねこ吉は山口晃先生のファンになったのです。