クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

今日は仏滅だが吉日

2006-05-04 19:35:32 | Weblog
今日5月4日は、仏滅だそうだ。我々キリスト教徒には関係ない事だ。教会の若いT君が、目白の教会で結婚式を挙げた。お二人とも信徒である。特にT君の父君は沖縄・名護で牧師を勤められている。お二人から招待を受け、夫婦で列席した。
司式のK司祭は僕たちの教会、聖愛教会の出身で僕も若い頃から良く世話になった方だ。司式をなさる姿は、立教の名物チャプレンと言われた、鐵神父に似てきた。お説教も心に響くものであった。僕も鐵神父を生涯の恩師としているし、信仰だけでなく、文章についても学んだ。師の文章は江戸っ子らしく体言止が多のが特徴だ。切れ味が良く、リズムがある。
横丁に入ったが、本通に引き返そう。T君は今の青年としては、物欲がなく優しさのある好感の持てる人だ。だから時には頼りなく映るのかもしれない。一方新婦のY子さんは看護師で表見にはしっかりしている。夫婦は常に二人三脚だ。表面だけで語れないものがある。我が夫婦然り。
T君のおじ様は、沖縄でアコーデオン奏者をなさっているとの事。今日も式後のパーティーで演奏して下さった。アコーデオンの柔らかな音を聞くのは久しぶりの事だ。T君の披露には良く似合っていた。お開き後、僕は「滝廉太郎の花を演奏してくださいませんか」とお願いした。滝廉太郎はドイツに留学する前に、聖愛教会で洗礼を受けている。つまり僕にとっては信仰の大先輩だ。その事を話すと驚かれ、快く演奏して下さった。感謝である。
本当に良い式に出られ、心が満腹した吉日であった。
家に帰るとクータンがお腹をすかせて舞っていて「ミャ~」と。

お兄ちゃん猫ちゃん

2006-05-04 09:32:23 | Weblog
昨日のブログにも登場した、我家でお兄ちゃん猫ちゃんと呼ぶのは、近所のM家の10歳位の雄猫だ。首輪をし、鈴も付けている。Mさんのお庭には、猫専用の階段と2階には専用の出入り口が有り、出入り自由。クーが来る前から、我家にはしょっちゅう来ていたとの事だ。我家の庭で用を足すので、家内は嫌がっていた。
僕がその存在に気付いたのは、クーと一緒に住むようになってからの事。冬の寒い朝鈴の音が聞こえ、クーがモニターから飛び降り、窓に顔を寄せて盛んに威嚇していた。カーテンを開けて見ると、クーよりも一回り大きな茶色の猫が庭の置石の上に座ってクーを見ていた。置石の近くには、ガス温風器の室外機があり、この猫は、室外機から出る温風に当たっていたのだ。
よく見ていると、ちょくちょくやって来る。しかし写真は中々取れなかった。写真が撮れたのは、昨年の11月の事だ。ガラス戸のすぐ近くまでやって来たので、撮影出来た。性格は温厚な猫のようだ。毎日何回も街をパトロールする。早朝出勤で、午前2時過ぎに家を出た時に、我家の前の道を悠々と歩いているのを見た事もある。
家内と「あのお兄ちゃん猫ちゃんはいつ家で寝るのか」と話した事もある。