一昨日の事だ。結婚式から帰宅し、家内が夕食の準備をしていると、流しの隣にある冷蔵庫の上にクーが上がった。夏になると冷たい冷蔵庫の上は、格好のお昼寝場所となるが、この時期に上がるのは珍しい事だ。
見に行くと、台所には変わったことがない。家内が「天井を見て。虫が居るでしょう。クーちゃんその虫が気になっているの」と教えてくれた。天井には、かげろうのような羽の長い虫が居た。じぃーと見ている。クーは捕まえたくて仕方がない。しかし手が届かない。立ち上がっても無理。僕の肩に乗っても届かない。大人になったクーは良く分かっている。オチビの頃だったら、僕の方に飛び移り耳元で「もっと虫に近づいて」と言いながら、肩の上で立ち上がり、床に落ちた事だろう。
クーと虫の睨み合いは20分以上続いた。そのうち虫が蛍光灯のカバーの中に入ってしまい終了。写真機を出して狙ったが、クーと虫の両方が入らないのでこちらもあきらめた。
クーは冷蔵庫から下り、居間でお酒を飲み始めた僕の所にやって来た。「クータンお前の負けだネ」と言うと悔しそうな顔をした。
見に行くと、台所には変わったことがない。家内が「天井を見て。虫が居るでしょう。クーちゃんその虫が気になっているの」と教えてくれた。天井には、かげろうのような羽の長い虫が居た。じぃーと見ている。クーは捕まえたくて仕方がない。しかし手が届かない。立ち上がっても無理。僕の肩に乗っても届かない。大人になったクーは良く分かっている。オチビの頃だったら、僕の方に飛び移り耳元で「もっと虫に近づいて」と言いながら、肩の上で立ち上がり、床に落ちた事だろう。
クーと虫の睨み合いは20分以上続いた。そのうち虫が蛍光灯のカバーの中に入ってしまい終了。写真機を出して狙ったが、クーと虫の両方が入らないのでこちらもあきらめた。
クーは冷蔵庫から下り、居間でお酒を飲み始めた僕の所にやって来た。「クータンお前の負けだネ」と言うと悔しそうな顔をした。