クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

猫だから

2009-06-07 06:29:31 | Weblog
へぇーと言う言葉しか出なかった僕。片手乗る程の小さな体に、八割れで口髭・あご髭を生やしたような顔。八割れと言う言葉も知らなかった。小さな顔に、金色の大きな目と白い内毛の生えた尖った耳。?マークを何個付けたか分からない。お腹はふさふさの白い毛。感動であった。それがクーたんとの最初の出会いであり、猫との最初の出会いであった。無論街中で猫を見掛ける事も多いし、親戚の家で撫ぜた事もある。しかし、本当の出会いはこの時が最初だ。その日1日中、この子が家に居るように祈っていて、仕事が全く手に付かなかったのを、昨日の事の様に思い出す。
街を歩いている猫に声を掛けても人を無視し、物陰に隠れてしまう。猫=繊細な動物と言うイメージは、子供の頃から僕の中にあった。成長するに伴って、クーたんは猫らしいこの繊細さを身に付けた。僕と家内にしか甘えてこず、澄んだ綺麗な声も出さない。抱っこも夫婦だけはさせてもらえる。犬とは全く違う。写真を撮る時も機嫌が悪ければ、直ぐにファインダーの外に消えてしまう。でも怒れない。猫だから。
今日の写真は、「クーたん、こっちを見て。良い子だね」と機嫌をとりながら写した1枚である。
明日は「猫だって」と言う事で、ココの事をおしゃべりしようと思っている。