クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

バースデープレゼント

2009-06-17 06:21:56 | Weblog
昨日の続きである。
両手を挙げた週の土曜日は、僕の誕生日であった。若い時と違い、誕生日は感慨も無く「また無駄に年をとった」と嘆く程度だ。この日の夕食前電話が鳴り、家内が盛んにお辞儀をしている。受話器を手渡されるとテケトさんからで「珈琲の今後の養育をお願いします」。そしてビートさんも電話に出て「良い方と巡り会いました。今後もよろしく」と話された。この2事で舞い上がってしまい、あとどんな話をしたのかは全く憶えていない。最高のバースデープレゼントであった。
手を挙げてからは、テケトさんとメールのやり取りや、電話での話をしたが、遠い東京迄下さるとは思っていなかった。名前は神戸っ子と言う事でココにした。
電話から3日後テケトさんは、里親が決まった事を正式に発表されたのである。この発表後ビートさんは、連日のようにココの様子を知らせるメールが入るようになった。このメールは大変嬉しく、夫婦共に感謝する次第であった。
そんな人のやり取りの間もココは、ビートさん親子とネコ家族の愛の下、順調に成長していった。12月中旬、テケトさんとやましたさんはビート家を訪問し、ココを中心にニャンコ撮影会を行ったと言う。そして、テケトさんはブログで、この時の写真を発表されている。今日掲載の写真は、テケトさんがやましたさんの膝で遊ぶココの様子を撮られた1枚である。この頃のココは人見知りが全く無い子であった。この後ココは、ワクチン接種とエイズの検査を受け、検査は陰性で、僕達もほっとしたのを覚えている。
年末・年始休暇の初日、夫婦は神戸に出掛けた。神戸は父の出所で墓もあり、墓参り後ビートさんのお宅を訪れた。そこにはテケトさん、やましたさんも居られ、挨拶もそこそこに猫談議となった。この日初めて抱いたココは、僕の片手にスッポリと納まる程小さく、しかし元気に部屋中を飛び回り、リングちゃんに抱かれると、何時までも口を吸い続けていた。
ココを布製のケージに入れ、駅までお3方に送って頂き、新幹線で東京に戻ったのだ。この日の様子は、テケトさんのぐりぐら写06年12月30日のページをご覧戴きたい。
明日は07年正月のココの事をお話しよう。