クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

ご飯と言えば

2009-06-21 05:36:29 | Weblog
昔、「ゴホンと言えば龍角散」(今もあります?)と言うコマーシャルコピーがあったが、我家では「ご飯と言えばネコが来る」である。
夕方4時を過ぎる頃になると、クーかココどちらかが居間のテーブルに乗り、ご飯の催促を始める。1時間近く騒いだ後、家内が「少し早いけれどご飯にする」と台所に向うと、その言葉を聞き終わらないうちに、ココは障害物を飛び越えて台所へ一目散。一寸離れた廊下の本箱の上で休んでいたクーも、スクッと立ち上がり「クーちゃんはご飯食べないの?」と家内の声を聞き台所に向う。だが、ココのように駆けたりはしない。気品あるお嬢さまゆえ、居間のソファーの周りを大きく半周し、台所へ向うのだ。「ミャー」「クーちゃんにもご飯頂戴」と家内に向って澄んだ声でねだる。
クーとココはご飯の食べ方も対照的である。ココは一気に食べるし、クーは幼い時からの癖で、ダラ食いである。クーの食事時目を離すと、ココがクーの残りを食べてしまうので、クーが茶碗から離れると直ぐに蝿帳に仕舞わなくてはならない。数口食べて暫らくすると、僕や家内の足元に来て「ミャー」「ご飯出してよ」と言う。それを何回か繰り返す。特に昼を食べた後は寝てしまい、目覚めてから食べる事も多々あるのだ。やっぱりクーは優雅なお嬢様である。