クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

素晴らしきかなクー

2009-06-24 06:07:40 | Weblog
ネコ初心者の僕達夫婦も、「あっ」と言う間に5年半が過ぎた。ネコの可愛らしさ、素晴らしさを教えてくれたのがクーであり、ネコの楽しさを教えてくれたのがココである。今日はクーに教えられたねこの素晴らしさをお話ししよう。このブログに遊びに来て下さる方の多くが、愛猫家で居られ、釈迦に説法となる事は、重々承知の上である。明日は「楽しきかなココ」と言う事で書きたいと思う次第である。
クーを拾い上げた夜、夫婦が夕食を取っていると、「ミャー」と言い、開いている椅子に抱き上げたが、オチビゆえ、椅子から食卓には上がれず、彼女は背伸びをして献立を眺めていた。しかし、10日も経つと、一人で椅子に上がり、食卓にも上がるようになってしまった。1ヶ月もすると、調理台にも上がり、脇に置いてある箱に座って、夕食の準備を見るようになった。その運動神経の発達に驚いたものである。体を触ると分かるが、ネコの手足の付け根は、大きくがっしりと出来ている。これが跳躍力の源だろう。クーは2ヵ月位で、箪笥の上、冷蔵庫の上、はたまた欄間を難なく征服した。だから、我家はキャットタワーは買わなかったのだ。
瞬発力にも驚いた。お尻を振り振り、足踏みをし、目標に向って飛び出す時のスピードには、人は絶対に敵わない。オチビの頃のクーは、居間でこれをして、僕達を楽しませてくれたものである。4年程前の秋の事、リードを付けたクーを玄関先に出すと、目の前を野良さんが横切り、クーが急発進。リードを持っていた僕は、道の上で蛙になり、へたり込んだ。クーは逃げなかったが、この時鎖骨を骨折し、全治する迄2ヶ月も掛かり、会社では、親会社の工場中に知れ渡り、冷やかされる事が度々あった。
またネコは静かに過すことが多い。クーが静かに正座している姿には気品があり、惚れ惚れとする。