クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

何故分かるの

2010-02-06 05:58:26 | ネコ
ニャンズの夕食後、クーはパソコンテーブルの上、ココは書棚のねこ道で休んでいた。家内は台所で夫婦の夕食の準備をし、その手元はクーからもココからも見えぬ。僕はニュース番組を見ていると、「ドサッ」と言う音が聞こえ、ソファーが沈んだ。クーが台所へ一直線で駆けて行く。同時にココも僕の目の前に飛び降り、クーの後を追い掛ける。台所に入った2ニャンは、家内の足元で「ニャォ~」と声を揃えた。何事かと見に行くと、家内が納豆に鰹節をまぶすところであった。家内は納豆を練りながら「見えないようにして入れたのに、何故分かるの?」と怪訝そうな顔。僕にも何故だか分からぬが、優れた嗅覚で察知したようだ。2ニャンは1摘みづつ鰹節をゲット。クーは茶碗に入っていた、夕食の残りも一緒に間食し「アァー美味しかった」と満足げな表情を見せたのであった。
クーは鰹節が大好きだが、最近は東京・日本橋の老舗の物しか見向きもしない。鰹節の味など僕には全く分からぬが、クーには分かり、スーパーの特価品を使う時は、台所に飛んで行く事は無いと言う。昨夜納豆に入れたのも、この老舗が作った品物である。今朝も僕の朝食は、お茶漬けの素を使った雑煮。そこに昨夜の残りの鰹節を入れたいが、どう言う事になるだろうか。