クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

こんな事許されるのか??

2010-02-21 06:23:44 | ネコ
現在の僕は気持ちの昂ぶりを押さえきれず、このブログを書いており、見苦しいと思われる方も居られる事は、重々承知しているが、書かねばならない。
昨深夜、何時ものようにココは僕の体に乗ったり、顔を舐めたりして僕を起し、夜食をねだり、クーと一緒の食事をした。彼らにカリカリを与えた後、インターネットを開け、グーのニュース欄を見て思わずクリック。そこには朝日新聞(asahicom)20日17:44配信で、徳島県と奈良市では、犬・猫の殺処分を火葬施設に移動中のトラック内で行われていると書かれてあった。地元住民の反対で殺処分施設が建設出来なからだと言う。犬・猫を鎮静箱と呼ばれる小さな箱に閉じ込め、輸送中にガスで殺すとの事である。勿論獣医師の立会いは無く、死に切れずにいても、火の中にゴミ同然に捨てられ、焼き殺されるだろう。なんと惨い方法だろうか。ガス室で処分されても、死に切れなかった場合獣医師が注射で安楽死させるのが普通なのに。アサヒコムには写真入で掲載されている。何と言う安直な方法を考えたお役人様に脱帽する。実際この業務に携わる方の気持ちは如何か。
横浜市では、保健所に飼い主が犬や猫を持ち込むと、獣医師を紹介し、獣医師は飼い主に抱かせて安楽死をさせると、以前の勤め先で聞いた事がある。多くの自治体で殺処分を減らす事を目指しているのに、何と言う事であるか。しかし1番悪いのは、保健所に持ち込む人間である。自分の不注意で子供が産まれて困り、安易に処分をする。また、尼崎ブリーダー事件のように、売れ残った仔犬や仔猫を持ち込む事もあるだろう。
何回も書くが、犬や猫の小さな命を大切にする事は、人の命を大切にする事に通ずる。幼い頃から犬・猫と一緒に暮らせば、思春期迄には命の大切さを自然に学び、性犯罪や殺人等の凶悪犯罪、そして自殺も防げるだろう。それは集合住宅でも飼える、カナリヤや文鳥等の小鳥でも良い。一方親が、年老いたから、病気になったから、引っ越すからとの身勝手な理由で、保健所に持ち込めば、子供の心に傷を付け、命を粗末にする大人に成長するだろう。
現在の政府は、コンクリートから人へと言う理念がある。その理念を末端の役人迄浸透させ、動物愛護法を改訂し、殺処分の禁止とブリーダーの規制を行って欲しいものである。今日掲載した写真のように、犬や猫が人に懐き笑って生涯を過ごせる社会にしたいと思う。