クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

お化粧

2006-05-20 09:38:10 | Weblog
今日はややっこしい天気のようだ。4時過ぎまでは土砂降りの雨が降っていた。そして今は晴れている。7時頃クーを抱いて外に出ると、南の空は晴れていたが、北の空には厚い雨雲が残っていた。先日この欄に書いた我家の弦バラも二つ程花を開きかけている。今日気温が上がれば咲くことだろう。
今朝は部屋の中に居ても、むしむしと湿度が高い。ソファーで横になっているクーを見ると、背中の毛がだいぶ浮いていた。クーにブラッシングをした。クーはブラッシングが大好きだが、僕がするのは下手くそらしく、時々振り返ってはじろりと人の顔を見る。それが終わるとクーは出窓に行った。朝日の差し込む出窓でクーを見ると黒い背中は艶々としていたが、ブラッシングで浮いた毛がまだ残っていた。そこで、猫用のウエットテッシュを取り出して拭こうとするが、嫌がって逃げる。和室で捕まえて、全身を拭う。細かい毛が沢山付いてきた。だが、汚れは無い。一日中部屋の中に居るから、汚れないのだろう。僕が拭いた後、クーは自分で体をなめ始めた。「クータンのお化粧」だ。まるで「お父さんは下手だから、もう一回綺麗にするのよ」と言うように。廊下に行ってもう一回全身をなめていた。お腹の隅までも綺麗にして満足げな表情をしていた。
明日は、バラの花とクーの写真を撮って皆さんにお見せ出来るといいけどなー。

猫の本

2006-05-18 05:56:09 | Weblog
クーのお気に入りの場所、本箱の上にもムックが一杯立てかけてある。その立てかけてある本の多くが、猫の本だ。クーが来るまで全く猫に関心が無く、書店のペットコーナー等で立ち読みをする事は皆無だった。クーが来てからも数ヶ月は、書店のペットコーナーに足を向けても、買い求める事は全く無かった。書棚に並べられているのは、飼い方のハウ・ツー物ばかりだったからだ。
僕の目を覚まさせたのは、04年1月府中市の郷土の森博物館で開催された、岩合氏の世界の猫の写真展を見に行った時だ。その素晴らしい写真にも驚いたが、売店に並べられた猫の写真集だった。どれもこれも欲しくなる物ばかりだった。その中で僕が求めたのは、新潮文庫の「海ちゃん」だ。写真も愛のある温かな目を感ずることが出来、添えられた文章にもご夫妻の海ちゃんへの愛が伝わって来て、思わず目頭が厚くなった。
その後手に入れたのは、金森玲奈さんの、ちいさな宝物[三毛猫さくらの成長日記]だ。この本の事は、教会の月報「聖愛の友」で紹介し、「命を大切にする事を優しく教えてくれる本。夏休みの読書に最適な一冊」と結んだ。
前記の本箱の上には現在16冊の猫の本が並んでいる。僕のお勧めの1冊は、新猫種大図鑑だ。猫の事が全て書いてあり見ていても楽しいが、疑問を感じた時に直ぐに調べられる。お値段は6400円と一寸張るが、猫大好きさんのお宅には置いて欲しいと思う。
僕の唯一の趣味は鉄道。しかし今は、鉄道の本を買うより、はっちゃんシリーズや岩合氏の写真集等、猫の本を求める事が多くなった。これからも楽しい猫の本が発刊される事を願っている。

早く咲いてよバラのお花

2006-05-15 05:53:41 | Weblog
今朝は久しぶりにお日様が出た。クーは「おんもに連れてってニャン」とせがまれた。4時半頃には外は明るい。日の出が早くなったと感じる。門の外に出て、生垣の弦バラを見ると、GWの頃より蕾が膨らんできた。いくつかは今週中に咲く事だろう。バラは亡き両親も好きな花だ。無論僕も好きな花。そう言えば深大寺行きのバスの中に、神代植物公園では13日からバラ祭りが行うとあった。今度の土曜日雨が無ければ家内と一緒に行ってみようかな。
近くを通る中央高速道路は絶え間なく車が、甲府・塩尻・松本方面に向けて走っていった。我が社のドライバーも何台かは、この時間中央高速に入った事だろう。今日も無事故で帰ってこいよと祈った。

お母さんの

2006-05-14 06:07:54 | Weblog
先日の夕食の時だ。家内は食べ終わり、僕はお酒を飲みながら二人で話をしていた。話の内容は当然猫の事だ。台所に居たクーが静々と居間に入って来た。家内の足に盛んに刷りスリをしている。それに気付いた家内が、自分の膝を叩きながら「クーちゃんここにいらっしゃい」と言うと、クーはピョンとその上に飛び乗った。家内が少し体を後ろに反らすと、クーは胸の所で手を組み伏せた。目を軽く瞑り「お母さん大好きよ」と言う様に、安心しきった顔を見せる。家内も「クーちゃんは本当に良い子ね」と言いながら体を撫でる。
この様子を見ていた僕は、クーが我家の子供になった、最初の夜の事を思い出していた。それは、二人で夕食の後その日の事を話していると、クーが側にやって来た。「ミィー」と一声。家内は抱き上げて頭を撫でながら「クーちゃんごめんね、もっと早くお家に入れてあげれば良かったわね」「クーちゃんは今日から家の子供になったのょ、ずっとこのお家に居て良いのよ」とクーに謝ったのだ。家内は前日来、クーの事を無視していた自分の心を悔いていたのだ。そして今、自分の膝の上で安心しきった顔を見せるクーに、本当の愛情が湧いて来たのだ。神様の作戦は大成功。
家内がこの様に、クーを胸に抱いている時、母の顔になる。我が子をいとおしむ母の顔だ。クーにとっても、家内の膝に乗ると、安心出来、母に抱かれたように、安らげるのだ。羨ましいが、こんな事は僕にはしない。お母さんだから出来るのだ。クーが一番好きなのはやっぱりお母さんだ。

何を書こうかな?

2006-05-12 05:50:45 | Weblog
今日は何を書こうかな。仕事の事で検索をしていたら、ブログに書くテーマが全く思い付かなく苦戦し、もがいている。
クーは何時ものように、4時前に起床。静々と台所に行き朝ご飯を食べた。夢中で検索していた僕は、食べる音でクーが起き出した事を知った。ご飯を食べ終わると、パソコンの横に来て「ミャーッ、ミャーッ」「お父さんこっちに来てよ」と催促だ。「クータンお仕事しているから一寸待っててね」と言うが聞かない。暫く無視したが、またやって来て催促した。クーが思っている事は「おんもに行こうょ」である。雨も上がったので、抱いて玄関を出ると空は曇っていたが、小鳥が歌を歌っていた。合いの手を入れるのが烏だ。何か民謡を聴いているようだった。5~6分位居て家の中に入ると、クーは大いに不満げだ。ソファーの上で攻撃態勢を取る。僕がしゃがんで頭を少し上げると、クーパンチがWで飛んで来た。今日は思いっ切り叩かれて、痛い。
クーは若いせいか本当に元気な娘だ。今日も良く遊び、良く食べてネ。

は~やく天気にな~れ

2006-05-11 05:48:07 | Weblog
今日もクーは、クータンのお窓から外を見て、悲しい声を出した。「あーあ今日も雨だなニャー」今朝も東京は粉糠雨が降っている。外に出られない。クーは雨が大嫌いだ。
我家に来る2日前の夜は台風が東京を襲った。クーが生まれた家の人は、この夜、直ぐ近くの公園にクーを置き去ったのではないかと僕は推測している。小さなクーはずぶ濡れになりながら近所の車庫の車の下に潜り込み、雨宿りをした事だろう。そんな事で雨が大嫌いになった。雨の日は動きも鈍いのだ。
晴れていれば、外に出たい。犬としか暮らした事のなかった僕は、リードを付けてクーを外に連れ出した事が良くあった。しかしクーは歩いてくれない。ゴロンゴロンしているだけだった。でも、外の空気を吸いたいクーは、「おんもに連れてってょ」とねだる。昨日や今日は「おんもに行きたいよ」とは言わない。実に大人しい。一方隣のマイクは、小さい頃から外に連れ出される事が無かったので、外に連れてってとねだる事が無いと言う。
早く晴れてくれないかな。朝の清々しい空気を僕もクーと一緒に吸いたいな。それこそ『はーやく天気になーれ』だ。


脱兎の如く

2006-05-10 05:46:52 | Weblog
今日掲載した写真は、昨日僕がこのブログを書いている時に、クーがモニターの上で、リラックスしながら「お父さん何書いているの。クーちゃんの事?」と見ている様子です。
その後朝6時過ぎに、家内が起き出して手洗いに行った。僕が寝室に着替えを取りに入ると、クーがそおっと付いてきていたようだ。足音がせず歩くので、僕は全く気が付かない。僕が居間に戻ろうとすると、クーが箪笥の前にあるクータントイレに飛び込んで、猫の砂を勢い良くかきはじめた。猫の砂は部屋の隅にある扉まで飛び散った。大便をするためである。
クーは子供の頃から、大便をし終わると、便器の前に待ち構えている家内に、お尻と手足をテッシュで拭かれるのだ。それが嫌でたまらない。クーは如何に家内の目を逃れるか考えている。昨日は家内が手洗いに入ったのを見届けたのだ。クーにとっては最良の場面になった。出し終わると、脱兎の如く駆け出し、居間で着替えていた僕の足を思いっ切り踏んづけて、廊下に駆け込んだ。出掛ける前クーに「行ってきますよ」と言っても陰に隠れて出てこなかった。叱られるのを良く知っているのだ。その後の家内とクーの駆け引きの事は知らない。

リラックスクータン

2006-05-09 05:53:56 | Weblog
今朝僕がブログを見ていると、朝食を食べ終わったクーは、居間の本箱の上のクータン・スペースに上がり、体を伸び伸びさせたリラックスモードに入っていた。目は開いたり、閉じたり。半分居眠りをしていた。これは真にリラックスしているのだ。クーがリラックスする場所は、この本箱の上と廊下だ。まだ、モニターの上でも手足をダラーンと伸ばした、リラックスしている時がある。モニターでリラックスしている様子を、撮影し居間はパソコンの初期画面に使っている。
クーは、我家に来て直ぐにリラックス出来る場所を見付けた。流石猫である。朝は本箱の上か、モニターの上で伸び伸びする。モニターの上では、僕がパソコンでブログを書いたり、手紙を書いている様子を首を伸ばして「お父さん何してんの」と言うばかりに覗き込む事も良くある事だ。
あっ、いまやって来ました。クーがこの日記を書いているモニターの上で、リラックスモードに入りました。(別な事を書くつもりだったのですが中止)書くのを中断して、その様子をパチリと撮影した。今日は忙しい。ブログを書いたり、写真を撮ったりと。はたまた、クーの頭を撫でたりと。「クータンお父さん忙しいよ」「お父さん今何書いてんの」「クータンの今の様子だよ」とお喋りもする。
朝のひと時のリラックスタイムだ。

昨日は家内の誕生日

2006-05-08 05:01:11 | Weblog
昨日は家内、恵子の誕生日だった。しかし朝から雨が降っていた。クーは朝から廊下の洋服箪笥の上でお昼寝だ。僕も一緒にソファーでお昼寝。2日間休養すると1週間の疲れが取れてくる。今日休んでおかないと、2週間連続勤務に耐えられない。雨の日クーは良く寝る。静かに休養し獲物を待つのだと言う。
夕方息子夫婦と近くの焼肉店に出掛けた。恵子と18日に誕生日を迎える哲也のささやかなお祝いだ。息子の家のドァーをあけ「マイク」と呼ぶとマイクは階段を下りてきて「おじいちゃんこんにちは」と言うように顔を見せてくれた。僕や家内は、「僕んちの人」思っているようだ。4人でおいしい焼肉を食べ、家内は知子から誕生日のプレゼントまで戴いた。彼女にとって本当に嬉しかった事だろう。家に帰り、今の扉を開けると、本箱の上に立てかけてあった、地図や猫の本が床に散らかっていた。出て来クーも興奮している。きちんと抑えてなく、クーが飛び降りる時に崩れたに違いない。家内はクーを抱き「ごめんねクーちゃん。怖かったのよね」と謝る。家内に抱かれクーも落ち着いた。
来年のGWには、家族揃って塩尻の家内の実家に行こうと話した。家内の両親にひ孫を見せるためだ。知子が元気な子供を出産出来る様にと夫婦は日々祈っている。

虫と睨めっこ

2006-05-06 16:27:35 | Weblog
一昨日の事だ。結婚式から帰宅し、家内が夕食の準備をしていると、流しの隣にある冷蔵庫の上にクーが上がった。夏になると冷たい冷蔵庫の上は、格好のお昼寝場所となるが、この時期に上がるのは珍しい事だ。
見に行くと、台所には変わったことがない。家内が「天井を見て。虫が居るでしょう。クーちゃんその虫が気になっているの」と教えてくれた。天井には、かげろうのような羽の長い虫が居た。じぃーと見ている。クーは捕まえたくて仕方がない。しかし手が届かない。立ち上がっても無理。僕の肩に乗っても届かない。大人になったクーは良く分かっている。オチビの頃だったら、僕の方に飛び移り耳元で「もっと虫に近づいて」と言いながら、肩の上で立ち上がり、床に落ちた事だろう。
クーと虫の睨み合いは20分以上続いた。そのうち虫が蛍光灯のカバーの中に入ってしまい終了。写真機を出して狙ったが、クーと虫の両方が入らないのでこちらもあきらめた。
クーは冷蔵庫から下り、居間でお酒を飲み始めた僕の所にやって来た。「クータンお前の負けだネ」と言うと悔しそうな顔をした。