クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

余震

2008-07-21 07:20:12 | Weblog
先週の月曜日にやってしまった、ギックリ腰の余震(痛み)が8日経った今も続いている。今回は震度6位の痛みで、当日の午後から酷くなり、どうにもならなくなったのが、金曜日の昼過ぎからであった。この痛みだけは、経験した者だけが分かる。絶え間ない鈍痛と脚の痺れ。不快そのものだ。
こんなに苦しんでいても、我が家内にも、ニャンズにも分かってもらえない。医者に行っても、痛み止めを処方されるだけである。今朝もクーは、ご飯を食べながら僕が座っている椅子の下に来て「クーちゃんがご飯を食べる時は、お背中撫ぜるのよ」と言う。椅子の肘掛にふんばり「よっこらしょ」と言いながら立ち、クーの処に行くが、背中を撫ぜるため、腰を屈めるのが一苦労。「イテテて」と言いながらしゃがむと、クーは「どうしたのよ」と言う顔で、僕を見上げる。食事が終ったクーはまた僕の脇に来て遊びをねだった。ねずみの頭にマタタビの粉を付けてクーの顔の前に出すと、ソファーの上で一人遊びをしてくれた。
そのねずみを見つけたのが、次に入って来たココだ。まだマタタビの香りが残っていたのか、これもねずみで一人遊びを楽しみ、その後はパソコンの前でマッタリとし、朝ご飯を食べた後では、ソファーの僕のパジャマと靴下を枕に寝てしまった。
しかし痛いが、今日から少し外で歩こうと思う。今週は外に出掛ける用事があるから、身体を慣れさせよう。

猛暑でも

2008-07-20 08:42:24 | Weblog
いよいよ東京でも梅雨明けした。ここ数日猛暑が続く。人は食欲が落ち始め、さっぱりとした、そうめん、冷麦、ざる蕎麦、冷やし中華といった物に食指が動く。我家の昼も冷たい麺類が中心となって来た。中でも僕が気に入っているのが、冷たいむじな蕎麦である。茹でた深大寺蕎麦を水で晒し、めん汁を冷水で割ったのを蕎麦に掛ける。具は味の付いた上げと、揚げ玉だ。薬味は長ネギと茗荷を半々にして入れる。時には、先月鬼怒川で買って来た、溜り漬けの紫蘇の実を少々。蕎麦を食べた後に、冷や飯を入れて食べる事も。汁まで全てすする。うまいの一言だ。
さて、この暑さの中クーは、西日の入る部屋の箪笥の上で寝ている。こんな時心配して見に行くと「余計な心配しないでよ」と目を吊り上げて睨む。部屋の中の暑さ位クーには何ともないようで、昼ご飯も食べずに夕方迄眠り続けるのである。夕方起きてくると、居間の入り口で、猫体操で思いっ切り体を伸ばし「ミャー」ご飯頂戴と。その食欲は暑くなっても変わらぬ。2口程食べては遊ぶ事を繰り返す。子供の頃からのだら食い。食べ始める時は、僕や家内に背中や頭を撫ぜさせる。何とも不思議な行為である。朝も何時もと変わらない量を食べている。犬は舌を出してへばるが、猫は暑さににはめっぽう強い。

メルヘン電車で

2008-07-19 09:13:12 | Weblog
僕がもう一度乗りたい電車は、和歌山電鐵に走っている、おもちゃ電車だ。先週の旅で実際に乗ってみて惚れてしまった。この電車は、南海電鉄から譲り受けた車輌をリニューアルした物である。車体と台車や搭載機器は変えていないが、塗装と車内は、完全に作り変えてある。車内は木をふんだんに使い、床も木張り、座席の一部は木の座椅子に赤い模様の座布団。つり革も握り手は木製の輪である。月曜日のブログにも書いたが、連結部には座席を潰し、おもちゃの入った棚。車内の極めつけの設備は、木製のベビーサークルである。赤ちゃんを連れていても、安心して30分のローカル電車の旅を、子供ばかりだけではなく大人も楽しめる。車内外の基本色は赤である。
終点の貴志駅には、この線のアイドル、たま駅長が待っている。たまちゃんのお母さんと姉妹は、ニャンコさん専用のガラス張り駅舎に居る事が多いようだ。たまちゃん家族の写真を撮ったり遊んだ後は、30分後に発車する、イチゴ電車で和歌山に戻ると良いだろう。たまちゃんと遊ぶのなら、午前中の電車がお勧めである。因みに、大阪駅8時07分発の紀州路快速に乗れば、和歌山9時45分発のおもちゃ電車に連絡がある。仕事の虫のお父さんも年次休暇を取り、猫好きなご一家揃って、電車に乗って、出掛けてみは。大阪駅からの運賃は¥1560である。
なを、たまちゃん一家は、日曜日はお休みである。詳しくは和歌山電鐵のホームページで検索を。

クーラー

2008-07-18 07:02:27 | Weblog
今朝5時半の我家の室温は、28.5度湿度75%であった。みなさんのブログを見始めたが、身体が蒸し蒸しとサウナ状態に。ついに、クーラーのリモコンに手が伸びてしまった。それから約1時間で、室温は1.2度、湿度が10%下がり、やっと一息付けた。
ところで、我家のニャン子二人は、クーラーに正反対の反応を示す。クーはクーラーの風が嫌いで、居間に入って来ても、クーラーの風が直接入ってこない、台所の冷蔵庫の天辺に乗って居る事が多い。日中でも、クーラーが点いていない、西側の部屋の出窓や、タンスの上のベッドで寝ている。雨が降らない限り出窓は、少しだけ開けて網戸にしてある。それでも梅雨明けの猛暑の日の午後には、居間に強制連行してくる。猫も熱射病に掛かる危険があるからだ。だが、居間にはあまり居らず、冷蔵庫の上に行く。
ココはクーラーの冷たい風も平気なようで、今朝も写真のように、風の通り道のカーペットでまったりとしている。夜もココのベッドには、冷風が当たるが、気持ち良さそうに眠っている。体質として、クーは寒がりで、冬は温風の当たる場所に陣取るし、夏はココが冷風が流れる場所で過ごしている。
これからの時季僕達が外出し、猫だけで留守番をさせる日には、高めに温度設定をして、クーラーを付けて行く。

お休み前の

2008-07-17 07:11:12 | Weblog
旅行から帰った翌日の14日のこと、ソファーから身体を起そうとすると、腰に激痛が走った。「アッァーやっちゃった」。ぎっくり腰を再発させてしまった。以来今日迄家庭内歩行のみとなっている。床に置いてある、クーやココの茶碗を取ろうとして、腰をかがめると痛みが走る。そんな事をお構いなしに、時間になれば、クーもココも「ゴアーン」と食事を要求してくる。そんな身体の状態であり、腰をかがめて彼らの写真を撮るのは全く無理だ。
ところが今朝は、ココは朝ご飯を食べ終わり一遊びすると、パソコンテーブルの上に登って来た。本体とモニターの間に、身体を無理やり入れ、横になった。パソコン本体もモニターも左右に動いた。身体を横たえると、お休み前の毛繕いを、普段より丹念に始めた。湿気が強いので、毛がしけっていて不快なのだろう。先程5~6分目を閉じた後で、洗濯機の音やテレビの音で目を覚まし、今度は身体を曲げて、毛繕いを始めた。
ココは寂しがり屋故、人の側に居たくて仕方がないのだ。クーはとっくに自分の部屋で寝ている。人が居ても居なくても関係ないようである。

偶然見付けた美術館

2008-07-16 07:31:31 | Weblog
旅の最終日、ホテルを9時半に出て、舞子公園迄10分程歩く。日差しは強いが、海風が心地良い。明石海峡大橋の舞子海上プロムナードに上がる。ここは、橋のお腹の中に出来た遊歩道。僕が小学生の頃父が「この海峡は潮の流れが速く、泳いで渡った人は誰も居ない。ここに橋が出来るぞ」と言っていたのを思い出す。遊歩道からは、舞子の街、垂水の街、明石の街が良く見える。目を転ずれば、淡路島・岩屋の街も直ぐそこに。
東京行きの新幹線迄まだ時間がある。思い立ち、淡路に高速バスで行く事にした。舞子高速バスストップは、駅の真上にある。丁度入って来たのは、東浦バスターミナル行きであった。時速80㎞で走るバスは、約4分で橋を渡り切り、淡路島に入った。三ノ宮の喧騒から、僅か30分でのどかな島に。国立の施設?淡路夢舞台を経由して、終点東浦バスターミナル迄20分で到着した。橋を下りてからの国道には、電柱が無く、すっきりとしていた。
バスを降り、前を見ると、前面総ガラス張りの大きな建物があり、東浦町立(淡路市立)中浜稔猫美術館とあった。全く知らないが、興味をそそられて中に入ってみる。大きな墨絵の猫が迎えてくれた。館の中は、中浜氏の描いた猫の墨絵と貼り絵が一杯だ。2階には、長さ30mの壁一面に、淡路島・猫浜物語が展示してある。圧巻であった。そして、表情豊かに描かれた猫たち。
中浜氏は、1944年この東浦の生まれ、店舗設計の仕事に携わるが、経済優先の風潮に疑問を感じ、墨絵を描き始めたとの事である。毎月曜日休館。入場料大人500円小・中学生200円だ。この美術館の裏は、サンビーチ海水浴場となっている。隣には、農産物と花の直売所もある。京阪神からは手軽に行ける。須磨などより澄んだ海で遊び、猫美術館の見学も楽しいだろう。
この美術館には神様が「楽しい所に連れてってあげるよ」と案内して下さったに違いない。主に感謝。

お兄ちゃんは元気

2008-07-15 07:38:02 | Weblog
昨日の続きである。
たま駅長の写真を撮っている最中に、携帯にメールが入って来た。発信元はビートさんで、明日12日午後6時頃から2時間位時間が取れると言う連絡であった。帰りの電車内で返信メールを打つが、おじさんにとって、携帯メールは難物である。貴志駅から終点の和歌山迄の30分格闘した。たま駅長の写真も入れたが、見事に逆さまであった。
和歌山からの特急は、出張帰りのサラリーマン・ウーマンで満席。新大阪で神戸線に乗換え、途中垂水で下車し、駅前のすし店の増田屋で、今夜の夕食の穴子の箱寿司を買い求めた。これは僕の大好物。垂水に来て必ず食べるのが、この箱寿司と眠眠の餃子だ。舞子ビラに行くと、予約の部屋より1ランク上の、ツインルームを指定された。無論料金は予約時と変わらぬ。この部屋は、正面に明石海峡を眺められる最高の部屋だ。
翌12日も朝から晴れ。午前中墓参りをし、午後は遊覧バスで市内観光をした。途中の沢の鶴の博物館では、酒の酵母を使ったアンパンとマンゴーパンと酒蔵特製の奈良漬を買った。
夕方6時半、ココの神戸のお母さん、ビートさんとリングちゃんと舞子ビラで、1年ぶりに再会した。リングちゃんは背もだいぶ大きくなった。食事をしながらの話は、ニャンコの事。僕はココの写真と先程沢の鶴で買ったパンを差し上げる。ビートさんによれば、杏父さん始め、6ニャンみな元気だとの事だ。特に最年長の、杏父さんの甘えが以前より激しくなったと言う。またココの大好きなお兄ちゃんの、ユッキー(雪柳)は元気一杯で、性格もココが居た頃と全く変わらず、お客さん大好きとの事だ。嬉しくなると写真のように直ぐにお腹を出す。血は繋がっていなくても、ココはこのお兄ちゃんの影響を大いに受けたようである。
ビートさんとリングちゃんは、この夏休みに上京され、ココと遊んで下さるという。今から楽しみである。
明日は、偶然訪れた、中浜稔猫美術館についてお話しよう。

たま駅長

2008-07-14 07:09:45 | Weblog
3泊4日の一人旅から、昨晩6時半過ぎに帰宅した。出窓で外を眺めていたクーは、僕の姿を見ると大騒ぎだ。ガラス窓を隔てていても、クーの声が聞こえ、玄関を入ると「お父さんお帰りなさい」と足元に。その声を聞いたココも「ぼくもお父さんのところに行きたいよ」と。居間に入って来たココは、足元でゴロンとひっくり返った。可愛い連中である。
7月11日(金)和歌山の空は雲が少しあるものの、晴れて暑い。新宮から乗った、特急くろしおは、途中行き違い列車の遅れで、4分延着で和歌山駅についた。予定していた和歌山電鉄(旧南海電鉄貴志川線)は、発車していた。次の列車迄30分のインターバルとなった。乗ったのは、14時20分発の電車だ。この電車は、おもちゃ電車と言い、真っ赤な車体で、車内も木の床、連結部には、おもちゃを入れた木製の棚があり、座席の一部も、木の座椅子に座布団が置かれるといった凝ったもの。ローカル電車は良く揺れた。
改札ラッチには、赤い布団の上に、帽子を被った、三毛猫が横たわる。これこそ、貴志駅のスーパー駅長たまちゃんだ。僕が下りた時は、ガイドに引率された、中年の団体が、デジカメや携帯で盛んにシャツターを押していたが、彼女は全く動じない。盛んに可愛いポーズを取る。この団体は、僕が乗って来た、折り返しのおもちゃ電車に乗り、またまた、歓声を上げていた。
ここでも、次の電車迄30分の待ち時間だ。静かになった所で写真を撮る。たまちゃんも少し疲れた様子を見せた。僕の後に来たカップルが、たまちゃんにチョッカイを出した。するとたまちゃんは、帽子を飛ばし、駆け足で向かい側の車庫に逃げ込んだ。たまちゃんと暮らす、駅の隣の何でも屋さんの、僕と同じ年位のおばさんが、たまちゃんを抱き上げ、優しく撫ぜると、彼女のご機嫌は治り、改札口の布団に座ってくれた。このカップルは、猫の事を全く知らぬようだ。僕はカメラの乾電池を買いながら、ご夫妻に話を聞くと、体重は4.8㎏とのことだ。発車時間となり、たまちゃんに見送られて、貴志駅を後にした。
たま駅長は、日曜日はお休みで、貴志駅には、駐車スペースが全くなく、和歌山駅から電車で行くしかない。ローカル電車に揺られるのも、決して悪くは無い。たまちゃんと会ったら、手を出したり、驚かすような事は、決してしない事。無断で餌をあげない事。雑貨屋さん夫妻の注意を聞く事を守って欲しい。
たま駅長については、和歌山電鉄のホームページをご覧頂きたい。
明日は、神戸・ビートさんとの再会の話を。写真はココのお兄ちゃん、ユッキーの。


お父さん神戸だよ

2008-07-12 11:29:49 | Weblog
クーココ元気かい。今は神戸からブログを発信しています。今日の神戸は朝からお日さまニコニコとなり、猛烈な暑さです。先程、垂水ゴルフ場の近くの墓地で、祖父母と両親の墓参りを済ませました。墓地の隣の林では、鶯が大きな声で「今日も暑くなるぞ」と叫んでおりました。
昨日、和歌山鉄道に乗り、猫駅長に会って来ました。可愛いニャんこさんでした。この写真は、月曜日に載せます。
今日はこれから、遊覧バスで神戸めぐりをし、夕食はココの神戸のお母さんのビートさん、お姉ちゃんのリングちゃんと、舞子ビラのディナーバイキングで夕食の予定です。明日は、舞子ビラの朝市を見た後、明石に行き、今が旬のアナゴの蒲焼を土産にし、東京に戻ります。
クーたんココ君良い子でお留守番しててね。

クーたんココ君行って来まーす

2008-07-10 05:43:59 | Weblog
今日から13日日曜日迄の4日間、紀州を回って、父とココの故郷神戸に、一人旅に出掛けます。明日から3日間ブログの更新は休ませて戴きます。神戸で親戚のパソコンが使えるようであれば、12日のお昼頃に、和歌山のたま駅長の写真を入れたいと思いますが。
クーたん、ココ君お父さん行って来るからね。良い子でお留守番しているんだよ。
最初の計画では、新宿から普通列車の乗り継ぎで、三重県の尾鷲迄行く予定にしていましたが、梅雨時で、腰の具合が芳しくなく、急遽三島迄は、新幹線を利用し、三島から各駅停車と快速列車で名古屋に行きます。三島で下車するのは、由比付近の景色を楽しみたいのと、桃中軒の港の鯵寿司を手に入れたいからです。東海道を名古屋迄ドン行で行くのは、40数年ぶりとなります。ゆっくりと街並みを見たいと思います。名古屋からは快速みえで松坂に行き、尾鷲迄はまた普通列車に揺られます。
明日は、新宮で途中下車し、父と親交のあった作家の、佐藤春夫記念館を見学し、午後は和歌山電鉄貴志駅で、猫駅長たまさんと会いたいと思っております。12日は祖父母と両親の墓参りをし、叔母と数年ぶりに会う予定です。日曜日は明石の魚の棚(うおんたな)で釘煮、丁稚羊羹等を買い、本場の卵焼き(たこ焼き)を賞味してから東京に戻ります。都合が付けば、ココの神戸のお母さんの、ビートさんともお目に掛かりたいと思っております。