りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「スピード・レーサー」試写会観てきました♪

2008年06月30日 06時29分01秒 | 映画
☆「スピード・レーサー」
監督:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
出演:エミール・ハーシュ、クリスティナ・リッチ、マシュー・フォックス、スーザン・サランドン、ジョン・グッドマン、キック・ガリー、ポーリー・リット、ロジャー・アラム、RAIN(ピ)、真田広之、リチャード・ラウンドトゥリー、ベンノ・フユルマン、スコット・ポーター


1967年に放送された大人気アニメ「マッハGoGoGo」(アメリカ放映時タイトル「Speed Racer」)を「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟が実写映画化。

主人公スピードレーサーを演じるのは「イノセント・ボーイズ」、「イントゥ・ザ・ワイルド」のエミール・ハーシュ。

スピードの恋人トリクシーにはクリスティナ・リッチ。
スピードの父で天才技術者のパパ・レーサーは「フリントストーン/モダン石器時代」、「救命士」のジョン・グッドマン。
スピードの母ママ・レーサーはスーザン・サランドン。

スピードを助ける謎の覆面レーサー・レーサーXにはTVドラマ「LOST」シリーズ、「バンテージ・ポイント」のマシュー・フォックス。
ちなみにオリジナルのレーサーXの声はキンキンこと愛川欽也。
スピードの兄で不慮の事故死を遂げた天才レーサー・スコット・レーサーは「ラブソングができるまで」のスコット・ポーター。

ローヤルトンの支配下から抜け出すためスピード、レーサーXと組んでレースに参加するトップドライバーのテジョには韓国の人気歌手&俳優RAIN(ピ)。
ライバル企業トゴカーンの乗っ取りを目論み、ローヤルトン工業を操る黒幕・武者モーターズのミスター武者には真田広之。

僕はリアル世代ではなく、再放送でしたが「マッハGoGoGo」観てました(^-^)
それだけに思い入れもあり、実写化には期待する反面、不安も大きい(^-^;
予告を観た時、あまりにCG、CGしている映像に違和感を覚え、なんか安っぽいCGアニメという感じが(>_<)
しかし、上映開始されるや否や、その不安は吹っ飛ぶことに☆
さすがはウォシャウスキー兄弟!
そのオタクぶりが発揮されており、思いっ切りタツノコアニメしてます(笑)

オープニング、お馴染みのテーマ曲が流れた時には鳥肌が(^-^;
主人公スピード・レーサーをはじめ、登場人物たちはまさにアニメキャラクターそのもの。
スピードを襲う刺客のレーサーたちも個性的で面白い。

中でも秀逸なのが、ポーリー・リット演じるスピードの弟スプライトルとその相棒でチンパンジーのチムチムのコンビ。
アニメでもお馴染みだったこのコンビ(オリジナルでは主人公・三船剛の弟くりおとチンパンジーの三平)、登場するたびに場内に笑いが。

CGを駆使したレースシーンはスピード感がハンパなく、大スクリーンでは迫力満点、見応えあり(^-^)
当初不安だったCGアニメっぽさも、作品に合っており、全く気になりません(あくまでも僕の感想です。やっぱり好き嫌いは分かれるかと(^-^;)

主人公たちがみせるアクションシーン、マッハ号やレースを繰り広げる数々マシーンに内蔵されているギミックなども60年代、70年代アニメといった感じで懐かしさを感じる。
友人曰く、レースカーが宙をジャンプしまくるシーンなどはレースゲーム「F-ZERO」のようだと。
ただ、エミール・ハーシュがギャングと戦う姿がナヨナヨしていて、オカマちゃんに見えたのは僕だけかな(^-^;(笑)

ちょっと残念なのが、レースとレースの間に入るストーリーのテンポが悪くダレ気味。
迫力あるレースシーンと温度差を感じて、せっかくの盛り上がりが冷め、なんだか全体的にぶつ切り状態に(^-^;
正直135分が少し長く感じてしまった(^-^;

でも、見事の再現された「マッハGoGoGo」には大満足♪
迫力あるレースは大画面で観ることをオススメします(^-^)

☆やっぱり、その作品が好き&思い入れがある人が作るコミックやアニメの実写化は出来がよい(^-^)
作品に愛情があり、ファンの気持ちがわかっているから。
邦画でも、ここ数年続いている実写化ブーム。
でもその多くは原作の魅力を無視した散々な出来。
「作品を観たことないです」とある人気アニメ(コミック)を実写化した日本人監督が誇らしげに答えていた。
勿論、出来上がった作品は最悪でファンから激しいブーイング。
そりゃそうだよ(´Д`)

ドームで試写会♪

2008年06月30日 03時33分18秒 | お出かけ♪
☆今日は一日中雨でジメジメしていましたね(>_<)
おまけに寒い(>_<)
いい加減、暑くなるのか、寒い日がつづくのかはっきりして欲しい(>_<)

☆夕方から東京ドームにて「スピード・レーサー」のスーパープレミア試写会へ♪
ドームでの試写会なんて初めてです(^-^;
友人と「あんな大きなところで、字幕が見えるのだろうか?」、「画面真横の遥か上の方の席だったらどうしよう?」などなど話をしながら、ドーム入場☆

イヤ、広ッ!!!
画面デカッ!!!
縦17.45メートル、横37メートルの日本最大のスクリーンだそうです。
座席は3塁側1階席9列目と前の方で、めちゃめちゃ観易い♪
中央にはマッハ号が展示されていました。
上映前には楽しみにしていた舞台挨拶が♪
まずは、何故か「セレブの方々」ということで、日本のタレントさんたちが登場。
まぁ、試写会などの舞台挨拶で話題作りのため作品と関係のないタレントが登場することはよくあります。
でも、試写会を観に来るのは、だいたいが映画ファンなので、キャストや監督以外にはあまり興味がないもの・・・大抵会場の空気も冷え冷えしてしまいます・・・。
サントラに参加した世良公則など日本のミュージシャンの方々、レーサーつながりで片山右京が。
つづいて藤田朋子・・・えっ!?藤田朋子?
何故???
吹き替え版に出てるのかな???
日本人ゲストの登場はさらにつづきます・・・。
なんとなく場内の空気も微妙に(^-^;
僕も今日は出演者が登場するものと思っていたのに(>_<)
しかし、そこに救世主が。
「セレブ」なんで、もしかしたらと予想はしていたのですが。
そうです、叶姉妹登場☆
その瞬間、場内は盛り上がり、それまでステージに見向きもしなかった観客たちが、一斉に注目。
恐るべし、叶姉妹。
叶姉妹の登場でゲストは打ち止めかと思っていたら、いよいよ待ちに待ったキャスト、スピード・レーサー役のエミール・ハーシュとミスター武者役の真田広之が登場。
幼い頃、真田広之のJACアクション映画が大好きだった僕は、もう大興奮(^-^)
いや~、来て良かった(T-T)♪
エミール・ハーシュは、ちょっと長髪&髪の色も違い映画と印象違い大人っぽい☆
ほとんどが何もないグリーンバックでの演技、マッハ号の運転シーンは狭い運転席で揺れながらの撮影で辛かったとか。
インタビュー終盤、「スピード・レーサー」の主題歌をアカペラで披露するサービスも。

贅沢をいえば、クリスティナ・リッチやスーザン・サランドン、ウォシャウスキー兄弟、そして吹き替え版に出演している上戸彩もゲストに来て欲しかった(>_<)

「告発のとき」観てきました♪

2008年06月29日 06時25分05秒 | 映画
☆「告発のとき」
監督:ポール・ハギス
出演:トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジョナサン・タッカー、ジェームズ・フランコ、フランシス・フィッシャー、
ジョシュ・ブローリン、ジェイソン・パトリック、ジェイク・マクラフリン、メカッド・ブルックス、ヴィクター・ウルフ、バリー・コービン 、ウェイン・デュヴァル


2003年に実際に起きた事件を基に、謎の死を遂げたイラク帰還兵の息子を捜索する父親と、その事件を捜査する女刑事、そして戦争という悲劇がアメリカにもたらした深い傷を描いたサスペンス・ドラマ。
監督はクリント・イーストウッド監督作品「ミリオンダラー・ベイビー」、「父親たちの星条旗」の脚本家ポール・ハギス。
僕はTVドラマ「L.A. LAW/7人の弁護士」好きでした☆

失踪した息子を探す元軍人警官の父親ハンク・ディアフィールドを演じるのはトミー・リー・ジョーンズ。
朴訥とした軍人気質の父親ハンクの息子の死の真相を必死に追う姿は鬼気迫るものがあり、真実を知り、息子の苦悩と悲しみを受け入れた時の演技は目を瞠るものがあります。

ハンクとともに真実に迫る女刑事エミリー・サンダースにはシャーリーズ・セロン。
本作ではすっぴんに近いメイクにもかかわらず、相変わらず美しい(^-^)

ハンクの妻ジョアンにはスーザン・サランドン。
死体安置所で息子と対面した時のシーンは母親としての悲しみが痛いほど伝わってくる。
ハンクの息子マイクには「テキサス・チェーンソー」、「ホステージ」のジョナサン・タッカー。
カーネリー大佐には「スパイダーマン」シリーズのジェームズ・フランコ。
ブシュワルド所長には「プラネット・テラー in グラインドハウス」、「グーニズ」のブランドンお兄ちゃん、 ジョシュ・ブローリン。
カークランダー警部補にはお久しぶり♪「ロスト・ボーイ」、「スリーパーズ」のジェイソン・パトリック。
中でも、一番印象に残ったのが、ハンクが訪れるレストランのトップレスのウェイトレス・(マダム)エヴィを演じた「タイタニック」、「キングダム/見えざる敵」、クリント・イーストウッド夫人のフランシス・フィッシャー。
出番は少ないのですが、演技がリアルで素晴らしい!

物語は、この手の作品でありがちな「国家的陰謀」や「テロ組織壊滅」という壮大なスケールではなく、地味。
これといって派手な銃撃戦や盛り上がりのどもなく静かに進みます。
しかし、この地味で静かなストーリーが作品にリアリティを持たせ、重厚な仕上がりとなっています。
多くのベトナム帰還兵を蝕んだPTSD(心的外傷ストレス障害)。
それはイラク戦争でも、兵士たちを蝕むことに。
戦争というのは人間の倫理観や感情、心を狂わせ麻痺させてしまう。
劇中、況実を二転三転と覆す帰還兵たち。
帰還兵が淡々と語る「真実」は始めはそれほど衝撃はないものの、その怖さと悲惨さがボディブローのようにジワジワと効いてくる。
鑑賞後、ちょっぴり凹み、改めて戦争の「怖さ、悲惨さ、悲しさ」を考えさせられる作品でした。

ただ少し残念だったのは、ラスト。
なんだかやっぱり「Born in the U.S.A.!アメリカ万歳!」って臭いが漂ってくる(^-^;

マンゴーココナッツチョコクロ♪

2008年06月28日 12時22分57秒 | 食べ歩き♪
☆サンマルクカフェの「マンゴーココナッツチョコクロとクリームチーズクロワッサン」
サンマルクにて、新作のチョコクロ「マンゴーココナッツチョコクロ」購入♪
甘酸っぱいマンゴーチョコがたっぷりで、夏っぽい味☆(どんなだよf^_^;(笑))
後ろは「クリームチーズクロワッサン」。
温めて食べると美味しさ倍増♪

ボリューム満点!ジャンボハンバーグ♪

2008年06月28日 00時07分40秒 | 食べ歩き♪
☆BRONCO(ブロンコ)の「ジャンボハンバーグ」
昨日からむしょ~に肉が食べたい!と思い、友人と「BRONCO(ブロンコ)」に夕飯を食べに行く♪
ここは青梅街道沿い、新高円寺と南阿佐ヶ谷の中間にある、メキシコ料理も楽しめるステーキハウス。
メニューも豊富で、ステーキ(ビーフ、ポーク、チキン)、ハンバーグの他に、タコス、チョリソ、ナチョス、メキシカンスープなどなど。
量も多く、ハンバーグは通常のテキサス(300g)、ジャンボ(450g)、600gハンバーグ、1㎏ハンバーグ。
本日は「ジャンボハンバーグ(450g)」を注文♪
セットになっており、ライス(又はパン)、サラダがついてお値段1155円☆
これがまた美味い♪

こちらは友人が注文した「チョリソ・パテ」(840円)
ハンバーグ状にして焼いたチョリソ・パテの上には目玉焼きが♪
ハンバーグとはまた違った味が楽しめます(^-^)

☆14、5年前、よくジャンボハンバーグを食べに行った、蒲田にあるステーキハウス「ブロンコ」と同系列店なのかと思い、懐かしくなりお店の方に伺ったところ、全く関係ないとのこと(^-^;
確かに、蒲田の「ブロンコ」のハンバーグよりも遥かに美味しく本格的で、メニューも豊富♪
次回は1㎏ハンバーグに挑戦したい☆

大人のミスド♪

2008年06月27日 07時27分06秒 | 食べ歩き♪
☆andonand(アンドナンド)の「メープルアーモンド・ショコラ・キャラメルアマンド」
試写会帰りに、神保町にあるちょっと大人のミスタードーナツ「andonand(アンドナンド)」にてドーナツを購入♪
ドーナツはしっとりタイプで、DOUGHNUT PLANTのドーナツに似ていおり、味の方はミスドに比べて高級感があります☆
その分、お値段はそこそこお高い・・・(^-^;
美味しいのですが、「大人」を謳っている割には、ちょっと甘過ぎで、甘いもの好きの僕でも1個で胸焼け(>_<)

☆ついでに、ミスドでもドーナツ購入♪

僕のミスドでの定番「ダブルチョコレート」、「Dポップ」、「エンゼルクリーム」♪
やっぱり、ミスドが一番美味しい(^-^)

こちら、新商品の「フルーツシュー(マンゴー、白桃、いちご)」
シュー生地タイプのドーナツにフルーツの酸味が効いたクリームが。
ちょっとクリームが酸味効き過ぎで、僕の好みではなかったなぁ(^-^;

「カンフー・パンダ」試写会観てきました♪

2008年06月27日 02時10分32秒 | 映画
☆「カンフー・パンダ」
監督: マーク・オズボーン
声の出演:ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリー、イアン・マクシェーン、ジャッキー・チェン、セス・ローゲン、ルーシー・リュー、デヴィッド・クロス、ランダル・ダク・キム、ジェームズ・ホン、マイケル・クラーク・ダンカン、ダン・フォグラー


ドリームワークスによる本格カンフー・エンターテインメントCGアニメ。

メタボで運動神経ゼロ、熱狂的なカンフーオタクのパンダ・ポーの声を演じるのはジャック・ブラック。

偉大なシーフー老師(タヌキ?アライグマ?)にはダスティン・ホフマン。

シーフーの弟子のカンフー・マスター・ファイブのひとり(一匹?)のマスター・タイガーはアンジェリーナ・ジョリー。
マスター・モンキーはジャッキー・チェン。
マスター・バイパー(へび)はルーシー・リュー。
他にもマイケル・クラーク・ダンカンなどなど、声だけでも楽しめます♪

70年、80年代カンフー映画の王道といった感じで勧善懲悪、わかり易いストーリー。
なもんで、内容的には薄く、特に感動もしないです(^-^;
正直な感想は味気ないなぁと(^-^;
でも、そこはドリームワークス、全編ハリウッドアニメお約束のコテコテギャグ満載で、楽しませてくれる。
会場には小さなお子さんが多く、上映中子供たちのゲラゲラ笑う声が(^-^)
エンドロール後に、ほんの少しオマケがあるので、上映終了するまで席を立たないことをオススメします(^-^)
難しい事考えず、サクっと楽しめる作品でした。

「猫の恩返し」に登場するケーキ屋さん♪

2008年06月26日 02時19分33秒 | 食べ歩き♪
☆MyNT(ミント)の「いちじくのタルト・バナーヌカラメル」
青梅街道を新高円寺から南阿佐ヶ谷に行く途中、可愛いお店の看板が目に留まる。
小さなケーキ屋さん「MyNT(ミント)」。
お店は青梅街道をほんの少し路地に入った所に。
こちらはスタジオジブリの映画「猫の恩返し」に登場するケーキ屋さんのモデルになったお店だそうです。
店内には美味しそうなケーキとクッキーが並び、その中から「いちじくのタルト」と「バナーヌカラメル」を購入♪
甘酸っぱいいちじくがたっぷりのった「いちじくのタルト」。
タルトは薄生地タイプでサクサク♪
甘さ控えめのカスタードがよく合います☆
ホロ苦いカラメルがたっぷりかかった「バナーヌカラメル」。
ふわふわのバナナムースが口の中でとろける(>_<)♪
美味いです☆

劇中出てきたクッキーも販売されています。
こちらはナッツが入ったコーヒー味のクッキー「ジュネパーレン」。
周りの砂糖が飴のようにサクサクな食感になっており、中はしっとり、美味しい♪

泡とプリンのコラボです♪

2008年06月25日 08時25分59秒 | 食べ歩き♪
☆Wa-Bi-Saの「手だてぷりん(和三盆・桃)」
ヨックモック(YOKU MOKU)が展開するお店「Wa-Bi-Sa」にて、和のスイーツ「手だてぷりん(和三盆・桃)」を購入♪
このプリン、三層になっていて、一番上はふわふわな泡。

こちらは「和三盆」。
ふわふわの泡の下には、和三盆を使用したプリン。
さらに下には、ほんのりホロ苦キャラメルゼリー。

こちらは季節限定の「桃」。
桃の泡の下には、これまた甘酸っぱい桃プリン。
さらに下には桃ゼリー♪

他にも抹茶・きな粉・黒糖などが。
泡が口の中でスーっととろける新食感のデザートです(^-^)

DVD「4分間のピアニスト」観ました♪

2008年06月25日 02時02分18秒 | 映画(DVD)
☆「4分間のピアニスト」
監督:クリス・クラウス
出演:モニカ・ブライブトロイ、ハンナー・ヘルツシュプルング、スヴェン・ピッピッヒ、リッキー・ミューラー、ヤスミン・タバタバイ、シュテファン・クルト、
ヴァディム・グロウナ、ナディヤ・ウール


獄中の天才ピアニストと、その才能に人生をかけた女性教師の姿を描いた感動のヒューマン・ドラマ。
厳格で礼節を重んじる老ピアノ教師クリューガーを演じるのは「ラン・ローラ・ラン」のモニカ・ブライブトロイ。

天才ピアニスト・ジェニーには1,200人からなるオーディションを勝ち抜き、本作が映画デビューとなるハンナー・ヘルツシュプルング。
彼女自身はピアノに触れたことがなく、撮影前6ヶ月間におよぶ練習をしたそうです。
その成果もあり、劇中では見事な演奏シーンを披露。
実際に自身が弾いているのかどうかは不明なのですが、ジェニーが全身全霊、魂を込めて奏でるピアノは素晴らしく鳥肌もの(>_<)

ジェニーを恨む女囚アイゼには「バンディッツ」のヤスミン・タバタバイ。

本国ドイツで大ヒット。
☆ドイツアカデミー賞・作品賞、最優秀女優賞受賞。
☆バヴァリアン映画祭・ 主演女優賞、新人女優賞、脚本賞、最優秀新人プロデュサー賞 受賞
☆上海映画祭 最優秀作品賞 受賞
などなど、数々の賞を受賞。

物語はクリューガーとジェニーの心の触れ合いと再生を描いているのですが、この2人がまたクセ者で強烈な個性の持ち主。
クリューガーは、初めて愛した人を戦時中に亡くして以来、ピアノに人生を捧げ孤独な人生を送ってきた。
真面目一徹、「礼」の出来ない者には、たとえ子供であろうと厳しく、生徒には自分の考えを押し付ける・・・いわゆる「イヤな婆さん」。
ジェニーは、心を閉ざし、他人にも一切興味がなし。
オープニングは、ジェニーが目覚めると、同じ監房の女囚が首をつり天井からぶら下がっているというショッキングなシーンから始まるのですが、彼女は微動だにせず、何事もなかったかのように死体のポケットからタバコを拝借。
凶暴で、気に入らない事や、気安く触る者には容赦なく暴力を振るう・・・まるで子供である。
そんな2人がピアノを通して、激しくぶつかり合いながらも、心を通わせていく姿が、リアルで観ているこちらの心を熱くします☆

ともすれば重くなりがちなストーリーも、クリューガー宅での看守ミュッツェと、その娘クララとのシーンや、演奏会場で、Tシャツ姿のジェニーにクリューガーが無理やり自分服と交換させるシーンなど所々にユーモアを交え笑いを誘い、痛さや悲惨さは感じません。
演奏シーンは見事で、特にラストは圧巻☆
感動です(>_<)♪

パンダくんとコアラちゃん♪

2008年06月24日 08時16分21秒 | 食べ歩き♪
☆Smile Bakeryの「パンダくん・コアラちゃん」
去年の11月高円寺にオープンしたパン屋さん「Smile Bakery(スマイル ベーカリー)」にて「パンダくん」と「コアラちゃん」を購入♪
顔の部分はサクサクのクッキーになっており、「パンダくん」の中にはクリームチーズがたっぷり入ったカスタードが、「コアラちゃん」はチョコクリームが☆
見た目も可愛く、食べるのが可哀想ですが・・・食べます(^-^;
パンも柔らかくて美味い(>_<)♪


DVD「ボーン・アルティメイタム」観ました♪

2008年06月24日 00時45分38秒 | 映画(DVD)
☆「ボーン・アルティメイタム」
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、デヴィッド・ストラザーン、スコット・グレン、パディ・コンシダイン、エドガー・ラミレス、ジョーイ・アンサー、コリン・スティントン、アルバート・フィニー、ジョーン・アレン、トム・ギャロップ、コーリイ・ジョンソン、ダニエル・ブリュール


「ボーン・アイデンティティー」、「ボーン・スプレマシー」に続く、記憶を失った暗殺者ジェイソン・ボーンシリーズの第3弾。
本作で一応完結となっておりますが、そこはハリウッド、信用なりません(^-^;。

主人公ジェイソン・ボーンを演じるのは高学歴でインテリなのに、知性が全く感じられない俳優マット・デイモン。
このシリーズは結局劇場ではなくDVDで観ることに(^-^;
ストーリーも面白く、アクションも迫力あり、手堅い作品には間違えないのですが、なんか惹かれないのです(^-^;
主演がマット・デイモンだからかな(^-^;

鑑賞前に前2作を復習しておいてよかった(^-^)
スピーディーでテンポよいストーリー展開は、やっぱり面白い。
そして「完結」とうたっているだけあって、米のTVドラマみたいにシーズン~とか永遠に引っ張ることなく、いよいよジェイソン・ボーンの過去が明らかに☆
アクションシーンも迫力あり、ボーンと殺し屋とのチェイスシーンは見応えあります(^-^)
115分があっという間、サクっと観られる作品でした(^-^)

DVD「アヒルと鴨のコインロッカー」観ました♪

2008年06月23日 22時21分54秒 | 映画(DVD)
☆「アヒルと鴨のコインロッカー」
監督:中村義洋
出演:濱田岳、瑛太、関めぐみ、田村圭生、関暁夫、眞島秀和、野村恵里、平田薫、寺十吾、恩田括、キムラ緑子、なぎら健壱、松田龍平、大塚寧々


伊坂幸太郎の同名作のを「チーム・バチスタの栄光」の中村義洋が監督、映画化。
主人公・椎名を演じるのは濱田岳。
「3年B組金八先生 Part7」で初めて見た時は、ひとりだけやけに老けた中学生がまじっているなぁと印象深かった濱田岳。
本作では朴訥とした青年をリアルに演じています。
ミステリアスな椎名の隣人河崎には瑛太。

河崎の元カノの琴美には関めぐみ。

なんの予備知識なく観たのですが、これが面白かった(^-^)
ネタバレすると面白さが半減してしまうので、詳しいことは控えますので(そうするとほとんど書けなくなってしまう(^-^;(笑))
オープニング、椎名と河崎が出会うシーンから、不思議な空気が物語りを包みます。
何故本屋を襲撃するのか?
何故「広辞苑」なのか?
何故「広辞林」と間違えてしまったのか?
ブータン人留学生ドルジとは何者なのか?
その恋人で、河崎の元カノ琴美との関係は?
河崎が言う「ペットショップ店店長・麗子には気をつけろ」の意味は?
などなど、多くの謎や複線が張られ、二転三転と展開するストーリーは見事で目が離せません☆
そして、徐々に明らかになっていく真実には、あまりの切なさに涙、涙(>_<)
出演者たちの演技も自然で、特にメインとなる濱田岳、瑛太、関めぐみ、松田龍平がイイ(>_<)♪

人の考え方は様々で、それは善悪に対する捉え方にもいえること。
今の世の中、常識の通用しない人間があまりにも多すぎ、驚かされることばかり。
果たして河崎とドルジの行動は間違っているのだろうか?
もし、僕の大切な人が傷つけられたら、僕は迷うことなく同じ行動をとるでしょう。
僕はラストで麗子が言ったセリフが、どうしても偽善者っぽく感じてしまい解せなかったなぁ(^-^;。

DVD「ONCE ダブリンの街角で」観ました♪

2008年06月23日 00時35分04秒 | 映画(DVD)
☆「ONCE ダブリンの街角で」
監督:ジョン・カーニー
出演:グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ、ヒュー・ウォルシュ、ゲリー・ヘンドリック、アラスター・フォーリー、ゲオフ・ミノゲ、ビル・ホドネット、ダヌシュ・クトレストヴァ、ダレン・ヒーリー、マル・ワイト


ダブリンを舞台に、ストリートで出会った地元の男とチェコ系移民の女が音楽を通して心を通わせていくラブストーリー。
公開当初、全米では2館からの上映だったのですが、その後口コミで話題となり、140館まで拡大。
サウンドトラックは全米チャートで2位を獲得し、2007年度アカデミー賞 歌曲賞、サンダンス映画祭 観客賞、ダブリン国際映画祭 観客賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞 音楽賞、シカゴ映画批評家協会賞発表 音楽賞、放送映画批評家協会賞 音楽賞、インディペンデント・スピリット賞 外国語映画賞などなど数々の賞を受賞。

別れた彼女が忘れられずストリートで彼女への想いを綴った歌を歌う「男」にはグレン・ハンサード。
チェコからの移民で、貧しいながらも娘と母の3人で暮らす「女」にはマルケタ・イルグロヴァ。
主演の2人はともにミュージシャン(グレン・ハンサードはアイルランドの人気バンド“ザ・フレイムス”のフロントマン、マルケタ・イルグロヴァはチェコのシンガーソングライター)で、劇中にて本作のために書き下ろし数々の楽曲を披露しています。

う~ん、予告が一番面白かったかな(^-^;
これといって事件が起こるわけでもなく、盛り上がるでもなく、物語は地味~に進みます。
まるで主演2人のドキュメンタリー風プロモーションを観ているよう。
しかし、これが不思議と退屈ではなく、飽きずに観ることが(^-^)
「男」は元カノが忘れられず、女々しく彼女を想う歌をかき鳴らし、「女」はチェコにいる夫と別居中、愛する娘と母親とつつましい貧乏暮らし。
ネガティブな男とポジティブな女。
音楽を通じて2人には友情のような絆が生まれますが、恋愛に発展するでもなく、本編ではキスすらないプラトニックな関係。
無意味なSEXや強引に恋愛が展開する映画が多い中、これほどまでにプラトニックな作品は逆に好感が持てます(^-^)
劇中流れる2人の歌はお見事☆
前半、壊れた掃除機の修理を約束し、そのホース部分を持って引きずって歩く姿は愛くるしく、彼女が見せる、スタジオ代をマケさせたり、銀行での融資の相談のやり取りなどは笑いを誘います(^-^)

劇的なラブストーリーを期待して観ると少々肩透かしをくらい、ラストは呆気なく、投げっぱなしに近いかも(^-^;
でも、ラストに「男」が「女」に送るプレゼントにはニヤっとなり、心が温かくなる(^-^)