ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

絵画に学ぶ「砂丘できもの」のさばくコーディ

2013-10-26 11:50:29 | きものコーディネイト

先日の東京ステーションギャラリーの「植田正治の作り方」展。

今回は「さばくコーディ」を紹介させてください。

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それにしても新装なった東京駅の二階に、こんなギャラリーができたんですね。

東京駅を通ったときに、ちょっと覗いてみるといいかもしれません。

ギャラリーの渡り廊下から見た東京駅もまたいいもの

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二階と三階が展示室になっていて、階段もまた素敵です。

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さて、展示会に行ったときのきもの、「さばくコーディ」と勝手に名付けましたが、これは日本画家平山郁夫さんの「シルクロード」の絵を参考にしました

「絵画に学ぶカラーコーディ」です。

参考にした絵はこちら。

Imagesca4uekr4

「シルクロード」平山郁夫

で、私のコーディはこちら。

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砂色(とあえて言います)生紬にムガシルクの袋帯。

袋帯の砂色濃淡を砂漠の風紋に、

帯揚げのオレンジを夕日に見立てます。

砂漠ながら、少し緑が欲しいので、帯揚げと襦袢に少し緑を入れます。

 

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帯締めの市松並びはラクダの行列?

帯留は黒と金のあられで、これを砂嵐に見立てます。

Pa254875saba

後ろはこんな感じ。

生紬の八掛はアースカラー、すなわち地球・大地のイメージで。

帯の横じまのほうが、より風紋に近い?

平山さんの絵画は「夕暮れのシルクロード」ですから、オレンジが強いです。

でも着物でオレンジ使うと、まったく砂漠のイメージではなくなってしまうので、あえてベージュを使いました。

というわけで、こちらは、ギャラリーから見た「東京砂漠」?

P1070213

絵画に学ぶカラー・コーディ」二回目でした。

これのいいところは、名画といわれる絵をじっくり観るようになることです。

まったく同じにする必要はなくて、あくまで自分のイメージを膨らませていくほうが面白いのではないでしょうか。

せっかく着物という日本のアートに興味を持ったなら、それをきっかけにセンスを磨きたいと思っています。

 

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コメント (1)
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