ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

ブロ友からのご招待の舞には~~

2014-12-09 09:16:36 | きもの仲間

 

ブログをやっていて大きな喜びの一つは、拙ブログながら声をかけてくださる方がいることです。

このたび、遠い奈良にお住いの方から、「舞」のご招待を受けました(びっくり!)

「はい、行きます!」と応えた自分にもびっくり。

ご主人との楽しいやり取りをユーモア溢れる文章で綴っていらっしゃる財閥負債、いや財閥夫妻のMrsハンさまです。

この方の舞の師匠の山村若女さまが東京で会を催すことになり、そこに招待してくださったのです。

場所は渋谷の金王八幡宮。渋谷から5分という場所にありながら、いきなり空気が変わる空間です。

宮司さまが青い目の方というのでも知られています。ちらっとお姿拝見しました~~。

 

初対面、舞の師匠~~ということから、何を着ていこうかと迷ったのですが、先方からすれば「どこの誰とも知れない輩」、きちんと感を出したくて、作家もの江戸小紋にしました。

知り合いもいないことから、今回は自撮りだけ、自宅撮り。

はい、こういうきものも着なれておかなきゃということで、

帯は先に出ていた、龍村の帯です。

帯締めはブルーの道明。

帯揚げは、少しモダンを出したくて茶とピーコックグリーンの縞。

しかし、きものの効果抜群で、まずは山村さまの古くからのお知り合いの方に「紋について」話しかけられ、その勢いで、ご出演なさっているお嬢さま、若瑞さまのお写真まで~~。

 

ついでに「ご一緒に」ということで「はい、パチリ」

姫とお付き、という感じではございますが。

舞は、本当に素晴らしくて、最初の「江戸土産」の七変化(傾城、越後獅子、座頭、業平、弁慶~~)などを扇子一つで踊り分けるのです。

次はお嬢様の「茶音頭」、これは不勉強で初めて知ったのですが、お茶の作法を舞で見せるものなのですね。袱紗の動き、茶道でも美しいのですが、それを舞でやるのですから感激です。

そしてラスト、若女さまの「ゆき」。

地歌の代表作として知られていますが、芸妓が想う人に捨てられて尼となった心情を、舞で表すもの。

若女さまの表現力に圧倒され、胸がじ~~ん、不覚にも涙腺が緩んでしまいました。

「ゆき」は、谷の「細雪」で、四女が舞っていますね。これは山村流だそうです。

そうなんだ!

いやあ、こういう優美な世界があるのですね。

そうそう、司会はきものの世界では有名な森荷葉さま。当日は、黒地に白の蝶が飛ぶ小紋に白(クリーム?)のやはり蝶模様の帯でした。

舞台写真撮れないのが残念でした。

会が終わったあと、初対面の山村さまにお礼のご挨拶、ドキドキ。

ご招待してくださったハン様はいらっしゃらないので、心細かったのですが、先に話しかけてくださった方のお蔭で、どこの誰とも知られていない紫苑にもかかわらず、お二人のこんな素晴らしいお写真まで撮らせていただくことができました。

このお二人の存在感を前に、圧倒された紫苑でございました。

普段のお二人も素敵で、その記事がこちらにアップされています。

ぜひご覧ください。

上方舞を継承するプロ-山村若女」

それにしても、きものパワーってすごい。着ているだけで、いろんな方とお話ができて、素敵な大島を着た八幡宮の関係者の方とも、なぜか親しく話しかけられて~~。

すごいコミュニケーションツール、こんな私でも、人に信頼感を持ってもらえる力があることを実感しました。

会が終わると、もう夕方、外は寒いけれど、このところ人の温かさが胸に染みる紫苑でございました。

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コメント (4)
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