昨日は一日中雨が降ったり止んだり。
晴耕雨読の生活。
読書と音楽デイでした。
少し前にNHKで認知症の番組を
やっていました。
しっかり見たわけではなく、
というのは、
私の知人に若年性アルツハイマーに
罹った人がいて、
しっかり見るの、キツいのですね。
番組は、認知症の第一人者が罹ったと
いう内容だったでしょうか。
シニアになると、
なにより怖い認知症。
特に近くで見ているとリアルに怖さが
わかる~~。
番組の中では、認知症の兆候として
①外出するのが面倒
②外出時の服装に気を遣わなくなった。
③手の込んだ料理を作らなくなった
など7つの項目が上がっています。
知人は、最初まったく関係ない場所に
モノを置くようになり、
それが大きな兆候だったとのことです。
たとえば、靴を台所に、
手帖を下駄箱に仕舞うといった風に。
その妻談
さて、そんなことが頭の隅にあり、
この一冊です。
「アリエリー教授の行動経済学入門」(早川書房)
朝食のあとに何気に開いて、
そのまま読み続けてしまった。
これもあるブログで紹介していた著書の
別の本です。感謝。
本は、
頭ではわかっていても、
感情に左右されて、
どんなに不合理なことをするか、
そしてそれを
どれほど
自分の都合のいいように解釈するかが
書かれています。
まさに、私のことのよう。
不合理なことをする例えとして~~、
人は、ある目的に向かって行動します。
将来はこんな職業に就きたいから、
そのためにはこんなことをするとか。
でも、多くの人は
その目標と、
日々やることがまったく
結びついていないそうです。
先の認知症を例に挙げると、
認知症になりたくないなら、
① 運動をする→早歩き・筋力トレーニング
② 食事→塩分・脂肪を控える
③ 認知トレーニング→記憶力のゲームなど
これらをすることで予防できる。
なるほど、わかった。
頭では、
これを見たときには理解している。
でも、頭でわかっても、
わかっちゃいるけど、止められない人の
なんと多いことか。
目標と日々の習慣が一致している人は
少ない~~というのがアリエール教授。
いきなりですが、ランチの少な目のチャーハン。
しかし、腹七分目というのは難しい。
そのあと、すごくお腹が空いてきた。
おやつを食べまくり。
夜は奮発して牛のバター焼き。
それでも足りなくなって、
ポテトサラダを。
私は痩せすぎ傾向にあるし、
代謝いいから食べても太らないから
いいけどね、と言い訳にする。
これがアリエール教授のいう
自分の都合にあわせて
合理化するということ。
私の場合ダイエットというより
胃腸の問題が大きいのにね。
知人のなかには、
認知症になったり、生活習慣から
いろんなところ悪くしている人
結構います。
彼らのかつての
毎日の習慣を思い出してみると、
まさに、
将来の目標は「生活習慣病」だったのかも。
その目標を叶えている人は多い~。
これを避ける(コントロールする)には、
大きなことより、日々の
「小さなことに目を向ける」
たとえば、
「痩せるためにできるだけ
階段を登ろう」と決めた場合、
階段に鍵盤を付けて、
上るのが楽しくなるようにする。
自分ではできないので、
鍵盤を頭になかに作って
ドレミと歌いながら登る、とか?
私は何だろう?
毎日とにかく安く美味しく、
身体にいい献立を考えるとか、かな。
どうすればいいか、
些細な、これならできるということを
自分で考え、工夫する、
これが頭を使うということ。
誰だって、病気になりたくない、
認知症になりたくない、
予防法はこうなんだと。でも
わかっちゃいるけど、止められない。
これを防ぐヒントが満載。
着物送ったセンターからお礼の葉書が
きました💛
アリエール教授も言っています。
「人は金銭だけでは動かない。
お礼、感謝、誉め言葉のほうが
よく動く」
(お金の不思議な物語)
お金について
人間の不合理を体現しているのは
まさにわ・た・し
本には、
そのほか
☆ 私たちは何のために働くのか、
☆ あなたが人に流される理由
☆ ダイエット成功への道
等などが。
自分の毎日を少し遠目、先の目で
見直してみて、その日々がどこに
行くのかを考えてみるのは結構
面白いかも。
認知症の第一人者でも罹る認知症~~、
それでも、
人事を尽くして天命を待つ~、
しかないなあ。
年齢にかかわらず
どんな目標だって、やるかやらないか~~、
そこが分かれ道ですね。
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