スポーツジムに「鎖骨矯正レッスン」というプログラムがあります。
鎖骨美人ということばがあるくらい、鎖骨は女性の美しさをはかる重要な部分だそうですが、ドレスを着る機会の少なかった日本人には、あまり意識されずにきたようです。そんなことない?
で、美しい鎖骨の条件は、「前から見てまっすぐな線」になっていることだそうです。
で、早速自分の鎖骨を見てみると、やはりというか20度くらい上がっています。
年齢にかかわらず、レッスンを続けるとまっすぐになるとトレーナーはいいますが(ホントかな?)、ではなぜまっすぐなほうがいいのか。
鎖骨が上がっているということは、それだけ肩が前に出ていて背中が曲がりやすくなる。また胸が圧迫され、息が浅くなるー。
最近はこんな本も出ています(「肩甲骨ダイエット」(光文社・いただきもの)
肩から肩甲骨の周辺には、リンパ線などの身体にいい細胞がたくさんあり、この辺りを動かすと脂肪が燃焼しやすくなるとのことです。
ジムでは、肩甲骨(背中の天使の羽)を、ゴムバンドを使って寄せるレッスンをします。
これがまず肩周りに利きます。四十肩、五十肩にはよさそうです。
肩周りをほぐすと、首から背中の筋肉もついでにほぐれ、腰痛にも効果あるそうです。
身体のいろんな場所を動かせばいいんですね、という感じ。
このレッスンを受けるようになってから、人の鎖骨が気になるようになりました。
「きれいな鎖骨第一号」と思った人が綾瀬はるかさん。トーク番組に出ていたときに、おうちでやるトレーニングを紹介していらした。
ほんとにまっすぐ!
では、この鎖骨の矯正、ではきものにはどんな関係があるのかといえば、あるんですね、これが。
まず、いかり肩が治る、とは言いませんが、目立たなくなる。
きもの歴50年!という知人がいます。
その方は「きものを着たときには、肩を下げるようにしていなさい」と躾られたそうです。50年間そうやって着ていたせいか、あるいはもともとなのかはわかりませんが、なで肩のきもの体型。どんなきものでもきれいに着こなしています。鎖骨は見たことありませんが。
というわけで、思い出したときに肩甲骨寄せています。
ほかにきれいな鎖骨を探したところ、
30代では中谷美紀さん、40代では黒木瞳さん、50代の樋口可南子さん、
美と健康を保つために日夜精進している方ばかりという気がします。それにどなたもきものがお似合いです
鎖骨は、健康のバロメーターになるかも。
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