山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

白菜を結ぶ手かたく寒太郎

2014-12-05 21:19:12 | 農作業・野菜
 
 陽あたりのいちばん良いはずの畝にある、赤カブと大根の葉が霜にやられている。
 カブも大根も基本的には葉も食べる一物全体食をしているので、葉も貴重なのだ。
 しかも、この葉には抗酸化作用がある貴重な食材でもある。
 早く手を打たねばと思っているうちに「リニア」のように月日が通過する。

                     
 突風のような寒風が吹きぬける。
 せっかく着替えて畑に向かうが出鼻を挫かれる。
 しょうがないので、アリバイ作りのように庭の枯れたトマトの整理をする。
 使えない支柱は風のない日に燃やすことにする。

                     
 体が慣れてきたのか、意を決して白菜の葉を縛る。
 風が吹いてくるとひもも飛んで結べなくなる。
 それ以上に手がかじかんで思うように動かない。
 「残りあといくつ」と数えながら気を紛らす。
 家庭菜園だからいいが、これを商品にする農家の苦労を思う。

 白菜をやりきるとまた元気が出てきた。
 隣の畝のキャベツが寒そうなので、ススキを刈り出してマルチのように根元に敷く。
 これできょうのノルマは超過達成だ。
 急いでユズ風呂に飛び込む。
コメント
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