山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

茶葉に降臨する霜

2014-12-10 21:32:24 | 風景
 冬の寒さを実感する光景だ。
 野菜畑の隣の茶畑に降臨する霜一族。
 雑木を伐採したとはいえ、山の陰は容赦なく茶畑を襲う。

                     
 茶葉の一枚一枚に霜が平等に降りている。
 厳かな風景に見とれる。
 自然のなせる営みに感心する。

                      
 陽が当っているほうはまったく霜がない。
 この差は茶の旨味にどう影響するのだろうか。
 茶葉はただ黙してだれも応えてくれない。
 この忍耐の姿だけが神々しい。

 午前中、森林コーディネーター講座の講師である木下恒雄さん宅を訪ねる。
 80歳代にもかかわらず相変わらずの怪気炎でわれわれを迎える。
 午後は焚き火で古い支柱や枝を燃やす。
 その火でうどんを茹でて夕飯とする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする