ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

佐本を歩く 歓喜寺

2014-05-12 05:00:00 | 田舎

田辺駅で時間を潰していた時、ふと目に入ったパンフレットがありました。きっと熊野古道の地図を描いた人の手によるものだと思いますが、“ご自由にお持ちください”と案内されていたので1枚貰ってきました。地図はすさみ町佐本のもの、42号線を走っているとすさみや江住で佐本への案内標識があるし、七川ダムにも佐本への標識があるので、佐本ってどんなところかと興味を抱いていました。

             

30日に大雨が降った後5月1日は朝まで雨が残り、ようやく昼から晴れてきましたが、2日からは晴天になり、みんながやって来るまでは何もすることがなかったので、佐本へ行ってみようと思ったのでした。何処から佐本へ行けばよいのかと迷ったのですが、すさみまでは遠いし、地図に拠ればすさみからでは14km、江住からなら10kmなので、江住から上ってみようと考えたのでした。姫の家から江住まで約20分、佐本に着いたのが10時前でした。

この地図では左下から入ってくることになります。

             

まずは防己(つづら)という最初の集落にある歓喜寺に行ってみることにしましたが、バス停の防己下というところまで行き過ぎてしまい、何処にお寺があったのか気が付きませんでした。最初の三叉路まで戻り、地図をよく見ると道路から少し奥まったところにあることに気付き、ゆっくり進むときっとここだと思えるところが有りました。

       

田舎のお寺はお堂など無い所が多いので、遠くからはお寺だと確信するのが難しいものです。このお寺は石垣と大木が見つけるポイントになりました。境内には地蔵さんが並び、奥には墓場が有りました。

             

こういう石塔は代々の和尚さんの墓になっていることが多いのですが、このお寺ではどうだったでしょう。

                      

写真中央に聳える大木はどう見てもモクレンですが、私はこんなに大きなモクレンの木を見たことがありません。今更ながら地図を広げてみると、タイサンボク(モクレン科)と書いてありました。 

             

歓喜寺の手前に大師像の石仏が載っていたので、これも探しました。道端にあったのですぐに気付くことが出来ました。

             

Googleの地図を見ると見老津からも上れることが分りましたが、少し道幅が狭いようです。でもすさみからの道(県道38号線)との合流点で雫ノ滝という滝があったようで、その滝も見たかったものです。