ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

佐本渓谷

2014-05-21 05:00:00 | 田舎

昼の12時前から歩き出して2時間、喉が乾いてくるし、お腹も減ってきて、足もだるくなり、休憩を取りたい気分ですが、ゆっくりと座ってられそうな所も無く、もう既に2時なので3時までに串本に到着することは、今バスが来ない限り無理だと思っていたのです。なだらかな舗装道路が続きますが、左側に佐本川を見ながらいくら歩いてもバスの停留所などは有りません。10分ほど歩くと吊り橋に出会いましたが、標識では5tまでの車が通れるようになっていますが、車など通った跡すら有りません。

             

絵地図に拠ると二ヌ瀬橋と書かれていました。佐本の集落で見た穏やかな佐本川とは違い、ゴツゴツした大きな岩が目立ちます。渓谷というに相応しい眺めです。

       

橋を渡って今度は右に佐本川が流れます。絵地図には県道224号線と書かれていて、佐本渓谷三尾川線とも書かれていました。最初の橋から20分ほど歩くと舗装道路はチェーンが張られて行き止まりとなっていて、それなら車で三尾川には行けないではないですか。

             

でも橋はコンクリート製であり、車は通れるように造ってあります。スタート地点で愚車を停めた道路は確かに224号線だったのにどうなってるのか分からなくなってきました。

             

二つ目の橋は下山橋と書かれていました。橋から見た右側の眺め、下流になります。

                       

左の方は山が続き、フジの花が咲いていました。橋を渡り終えるとそこからは地道、とても車が通れる幅では有りません。

             

再び佐本川を左に眺めながらなだらかな道を歩きます。

       

これまでは川より高い所を歩いてきましたが、この辺りでは川面がすぐ傍にある所を歩いて行き、堤防のような所も歩きました。緩やかな道だったので油断して水溜りにはまってしまい、川に降りて足とサンダルを洗いました。足を洗った所からが急な上り坂になっており、30分ほど歩いて元のスタート地点に到着、結局3時を15分ほど超えてしまいました。帰ってからGoogleの地図を見ると確か224号線はに三尾川まで続いていましたが、私は224号線の何処からどう歩いてきたのかよく分からないでいます。疲れていたのと急いでいたので、ゆっくり景色を眺めることが出来ませんでした。秋の紅葉のシーズンに再び平家落人伝説を辿ってみたいと思っています。