「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「久しぶりの・・・」

2023年10月29日 | 宴会・会食

                 
                     かつての教え子から記念の花束を贈られる先生方

今年の秋の中でも格別な感じのする小春日和が続く昨今、中でも一昨日、昨日そして今日はまるで絵に描いたような行楽日和であった。
そんないいお天気続きで、長いことふさぎ気味の気分も体調も少し緩んできた。それもそのはず、昨日10月28日(土)は待ちに待った365日ぶりのお出かけの日である。高校の全体の同窓会が国際観光ホテルで予定されていた。

高校卒業20年目にあたる学年が幹事団を組み、運営など内容は幹事団にお任せ。但し、往年の猛者というか高齢の参加者もいるわけだから、幹事年代の独断的な内容に偏らないようにという暗黙の了解は、過去の反省も含めて厳然としたものはある。高校卒業20年目38才の後輩たちの腕の見せ所といった側面もある。ある種ややこしい役回りでお気の毒ではある。

かく云うそれがしも超高齢出席者の一人である。ただこの高齢者は、こういった会の幹事をイヤというほど経験させられたワケ知りでもある。今年度幹事代表と顔見知りと言う偶然も重なっていくつかの相談にも乗って来た。そんなことはともかく、帯状疱疹の痛み緩和の点滴治療を受けながらではあるが、ここは一番スーツにネクタイをビシッと決めて先輩の威厳も示さなきゃならないし、兎に角、1年前のこの同窓会以来のお楽しみなお出かけ・宴会である。こんなチャンスを無駄にしてなるものか、痛さなどはひた隠し何が何でも自分で楽しい時間にするのだ。おおむねその通りになった。

あらかじめ頼まれていたカンパイ発声もなんとか無事にこなした。やはり長年のサラリーマン生活はネクタイ・スーツに身を包むことで気持ちがシャキッとするし戦闘意識が芽生える習性があるのかも。なんだかんだ言いながら、全てを忘れていい時間に浸った昨日であった。

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「4年振りのお誘い」

2023年08月22日 | 宴会・会食

                    

会社OB会の年間行事の一つである団体一泊旅行が4年振りに開催される案内が来た。他にも秋半ばに開催される懐かしい友との再会を企画した案内など相次いで届いている。どれもみな、コロナ以前はほぼ毎年行われていた楽しみな年間恒例行事であったし、我が辞書には「断る」という字がないくらいに小まめなお付き合いをしてきた。

案内状には「4年ぶりの開催、旧交を温めましょう・・・」といった文字が並ぶ。有難いことにまだ覚えていてもらっていたと喜ぶ半面、丸3年のブランクは長かったね~という、どうかすると後ろ向きな思いが結構強くなっている。自分でも驚く感情ではある。
出席か欠席か、花占いでもしてみようか。ま、締め切りはしばらく先なので、取り敢えず様子を見ることに。

ただ自分でも不思議な感情なのは、こういった案内を頂いた場合特別な事情がない限りおおむね参加してきたと思っている。それも積極的に手を挙げて、幹事さんの意向を汲んだ盛り上げ役に回ってきたと思っている。
しかも、コロナの閉塞期間中は一日も早い復帰を待ち望み、元に戻ったら元を取るぞ!などと張り切る自分であったはずなのに。
今のこの積極性に欠ける姿はなんなのか。

何もないことが普通であったコロナ閉塞にすっかり慣らされてしまったのか。何事もないことを驚かなくなったのか、何事かあることを億劫に感じるようになったのか。自分でもよ~わからん。
ただ一つ言えるのは、連日の猛暑・酷暑に根負けして、孫君の追っかけ以外は能動的に動くのが嫌になっている自分がいる。これは確かなこと。

兎に角、涼風を感じる季節を迎えるのを待って、気持ちがどっちに向いて動くのか見てみたい。それからだ。完全復活したい気持ちは持っているつもり。また明日ということか。

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「久しぶり、ワクワク!」

2023年06月23日 | 宴会・会食

                   

嬉しい報せが届いた。3年間のコロナ我慢を耐えたご褒美の嬉しい便りである。4年振りに開催される岩国工場定年退職者の会の総会と懇親会の案内状。すぐに開封、すぐに出席に〇をして返信はがきを投函しておいた。

少し大げさかもしれないが、我が人生の大半を捧げた、その代わり私たち家族の生活の全てを支えてもらった会社である。
有難いことに終身雇用が当たり前の時代を駆け抜けた。入社から定年を迎えるまでの40年余を、普通に勤務していれば雇用は確保され、世界経済の波にもまれながらも生活の基盤を失うことなく現在に至っている。

まあそんな話はともかく、4年ぶりにあの笑顔に再会できる、あのコワモテのむっつり顔に会える。どんな理屈をこねるんじゃろうか。それとも空白の3年間で少しは丸みが出てきたのだろうか。そして一番心配なのは、定年退職者の会なのだから構成会員はそれなりのお年頃の集まりである。その意味でも3年間というブランクは大きな意味を持つ。いったい何人のお仲間が止む無く脱退されたことだろう。黄泉路へ旅立たれた方も少なくないのではないか。再会にワクワクする気持ちの裏側でそんな現実を帯びた心配もしている。

だからこそ元気で長生きが必要なのだ。そんなことは言われなくたって皆さんそうありたいと思っていらっしゃるのだろう。
そこで、せっかくの再会のチャンスなのだから、年齢不相応に元気な人がいたら生活態度をや普段の心構えといった話題を肴に美味しいビールを吞みたいものだ。7月下旬、まだ1か月もさきの話なのに、久しぶりのワクワク感に高揚を覚えている。やはり、元気がイチバン!!である。

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「復活!男性料理教室」

2023年05月24日 | 宴会・会食

3年間のコロナブランクを乗り越えて、待ちに待った男性料理教室が復活した。案内状をもらった時は正直嬉しくなった。
自慢じゃないが料理の腕はもともとからっきしを自他ともに認めているのだから、料理が作れる、包丁が握れるといった感情とは少し違う。
単純に、昔の仲間と会える、3年のブランクは私たち仲間をはじめ、ご指導いただく「食生活改善推進協議会」のメンバーとの再会はミステリーじみた感傷もあった。意外や意外、どの顔もな~んも変わっていない。これには正直驚いた。元気さと言い少しの辛口と言い、手を動かしながらの弾むおしゃべりも以前と同じ。「あなたは全く変わってないね」と褒められたのかどうなのか。兎に角楽しい会話を弾ませながら調理は進む。

  

バンダナにエプロン姿は以前のまんまだが、一つ代わっているのは全員がマスクを付けているところ。これも致し方なし、なんせ食べるものをみんなでワイワイこしらえるのだから、当然のマナーと言える。ようやく迎えた復活の料理教室。コロナを呼び戻してはいけない。

  

高齢者もメンバーとして君臨していた男性料理教室。3年間のブランクは大きな影を落とす結果も見られた。3人の先輩が訃報や体調不良でメンバーから外れた。また新たな仲間を募集しなければならない。それもまた楽しみではある。

約1時間半かけて「ワンプレーと肉野菜盛り合わせ」とお吸い物、ヒジキサラダ、あんころ餅のデザートを作り上げた。そして試食タイム、これがいい。
苦労話や失敗談を織り交ぜて舌鼓。中には得意満面、作り方を自慢する人も。やはりお腹を太める行為は笑顔が並ぶ。
せっかく戻って来た料理教室のお楽しみ、続けていきたい。2ヵ月先が待ち遠しくなる。

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「楽しみ、スルリ!」

2022年05月18日 | 宴会・会食

               

花よし、緑良し、時や佳し。間もなく菖蒲の開花をみる絶好の季節。
同じ釜の飯を食った仲間が定年退職して、職場を離れた新たな仲間意識が醸成される。その名を岩国工場定年退職者の会という。
300人近い会員がいて、6月初めに行われる総会にはおよそ半分が参加して旧交を温める。参加していない人の消息や近況を噂したりする。

酒類が欲しいとは思わないが、大きなホテルの大宴会場に昔の仲間が集い、美味しい料理に舌鼓を打ちながら思い出を語り合う。赤面したりちょっといい気分にさせられたり。「あんたは、あまり汗をかかない楽な職場を渡り歩いたね」などと人の苦労も知らず大きな声で吹聴する同輩。この雰囲気が好きなんだね~。

などと呑気なことを考えている矢先に、葉書が届いた。「コロナ禍対策のため今年度総会は中止とします」という。
なんとこれで3年連続の中止である。それでなくとも定年退職者の会なのだから高齢者の集いであることは言うまでもない。ア~~アまた中止なの?。
気分転換の絶好アイテムとして楽しみにしていただけに残念である。憎い憎いコロナにまたまた楽しみを奪われた。

それに、丸3年を経過するということは、少しでも病と闘っていたりすると復帰は難しくなる。会社側も、大枚を援助してOB会を維持する魅力に欠けてくるだろう。結局は解散という最悪の事態が見え隠れする。あの人は元気だろうか。あの人はどうしているじゃろう。などと他人の心配をするより我が身を大切にしなさいよ、ということになる。
昭和・平成を支えた企業戦士の末路まで先細りにするコロナとは、ほんとに本当に無粋なヤツである。

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「ただ今11人」

2020年01月04日 | 宴会・会食

           

正月3日。お昼過ぎから、我が家を取り巻くように正月台風が二か所で発生。
午後3時過ぎからモロに我が家に上陸。いつ果てるともないやんややんやの大嵐が吹き荒れた。
その数、食べ盛り育ちざかりの若武者3人を筆頭に、受け入れの二人を足して総勢11人。静かに食べろと言う方が無理な話。

普段は履物と言っても2・3足で、狭いと感じることもない玄関のたたきが、この日ばかりはところ狭しと大小の履物11足が散乱する。
近頃の世相を反映するように、スニーカーが主流。次いで、親元を訪問するといっても、すぐ近くに住んでいる気安さもあって、つっかけも混じっている。もっとも、普段からあまりいいものを履いていない生活態様が見え隠れする。

何はともあれ無事に11人が集結。しばらくはプラスもマイナスもなくこのままで推移するに違いない。
ただ、今は7cmそこそこのちっちゃなスニーカーが、あれよあれよという間に大きくなっていく変化は楽しみである。
人数の変化という点では、受け入れ担当の二人に一番の問題がありそうだ。兎に角健康を優先させ、これからも元気に長く受け入れ役を守りたいと思ってはいるが、さていつまで続くやら。酒豪の部類に入る婿殿にお付き合い出来なくて申し訳ないが、酒は百薬の長と言われる程度の下戸のままでいたい。

そういえばその昔、向田邦子脚本の「ただ今11人」というテレビドラマがあった。
数字こそ同じであるが、我が家の場合、あのドラマほど劇的でもなければ個性の強いキャラ揃いでもない。ただ平々凡々たる11人である。
そうは言いながら、確固たる目標を持った大学1年生もいる。進路が決まりつつある高校2年生もいる。少年野球に熱心な小学4年生もいる。
彼らの夢を静かに見守り、応援団長として楽しみながら、彼らの里帰りを待つ。これも悪くはない。

そして願わくば、彼らの成長過程を少しでも長く見届けたいと思う、令和2年のお正月である。 

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「夕日、しばしの安らぎ」

2019年11月09日 | 宴会・会食

                                   
                                                   2019.11.8  17:00  燃えて海面に輝く夕陽

世の中には、様々な自然現象を広告塔にして、観光客誘致に力を入れる観光スポットが数多くある。
そんな中の一つに、絶好の夕日を売りにした露天風呂を吹聴するお宿がある。そんなお宿で開かれた旧知の友と語り合う小宴会に参加した。

我が家を出て、瀬戸内海沿いに下関方面に向かって車を走らせること1時間20分。下松市中心部手前を海側に曲がる。日立造船笠戸島工場を有する「笠戸島」。
古くからあった国民宿者を全面的に改装した、宝の島 笠戸島「大城」(OOJOU)。
「瀬戸内海の島々と美しい夕日」「四季の味わいと名物笠戸ひらめと笠戸とらふぐ」などのうたい文句通り、しばしの間夕日と戯れる。

本来なら露天風呂の湯船に浸かり、心地よい晩秋の風を受け流して夕日を眺めるはずであった。しかしそれでは絶好のシャッターチャンスを逃すことになる。
ここは一番お風呂を後回しにして、部屋のベランダに椅子を持ち出し、この目に焼き付けるとともにカメラに残そうとがんばった。
何枚かシャッターを切ったうちのやっとこさの1枚。少し雲に邪魔された部分は認めるが、先ず先ずの光景をご覧じろ。

宴会の方は、言わずもがな。久しぶりのお泊まり宴会という気楽さもあって、呑んでしゃべって。
日にちに制限のある別件作業に追われる窮屈さの中ではあったが、しばしの安らぎを与えられる有り難い時間となった。
ホテルの中のカラオケルーム貸し切りなど、引き受け幹事の顔役ぶりがうかがえるおもてなし。ありがたし。

たまにはこんなのもありかな。ほぼ1日を棒に振った分「明日からまた気合いを入れて」との、ほどよい気分転換をプレゼントされた。

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「健康&長生き」

2019年06月12日 | 宴会・会食

  
   年に1度のお楽しみ、定年退職者の会              元気よく、カンパ~~イ!!!

今年もその季節がやってきた。
天下の名勝「岩国錦帯橋」を岩国側から渡ったところをを横山という。その一帯に吉香公園が広がり、四季折々の花や風物が楽しめる。
そんな公園の一角に菖蒲園があり、色とりどり数百株といわれる菖蒲の花が咲き、今まさにその見ごろを迎えている。

定年退職者の会総会・懇親会で旧交を温め、のどを潤しお腹を満たした二次会は、三々五々小グループに別れ、見ごろに咲いた菖蒲を愛で、公園内の茶店で冷たいものを口にしながら、ゆったり流れる時間を楽しむ。これが毎年の定番コースであった。
会場が、錦帯橋のすぐ近くにある、岩国最大のホテルが利用されていたから。

今年の場合、諸般の事情がからんで、総会会場が錦帯橋そばから駅前の繁華な場所に移った。その影響もあって、懇親会で満たしたお腹を
公園散策でこなすという風流には至らなかった。でも逆に、別な二次会でたっぷり時間を過ごす向きも多かったようだ。

今年の参加者最高齢は95歳という大先輩であった。娘さんが同じ会社で会員でもあるが、敢えて単独行動で参加された由。
自宅から10kmの範囲は自転車で行動する。どうかすると九州の実家へ高速を運転して一人で出かけるほどのお元気さらしい。但しこの件については昨今の世情から、「これだけは辞めてくれ」と息子さんに頼まれて、渋々了承されたとのこと。
さらにもう一組、親子連れの参加があった。どちらも親子二代で定年退職まで勤め上げ、さらに定年退職の会に一緒に参加できることは、並みではできないことだろう。見上げた健康家庭であり健康親子である。

中には「エッ、あの人が亡くなったの?」という逝去者名簿に釘付けになる人もいる。
長生き、大いに結構。問題は、年の多さもさることながら、如何にフツーの社会人生活ができるか、ということであろう。
人間だれしも元気で長生き。つまり健康寿命を延ばしたいと考えてはいるが、飽くまでも読んで字のごとしそれは「寿命」である。
寿命とは、「命がある間の長さのことであり、生まれてから死ぬまでの時間のこと」である。

だから先のことなど誰にも分かりはしないが、せめて今を楽しみ、お呼びがかかるところには出向き、他人と、世間と、交わるところに、健康長生きの秘密が隠されているのではなかろうか……などと、大先輩の元気な姿を見て、我が身を振り返る一日となった。

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「気持ちも腰も伸ばして」

2019年04月20日 | 宴会・会食

            

この季節に絶対欠かせないイベント。定年退職直後から、かれこれ17年も続けて来た大切なイベントの一つ「藪の中のクラス会」。
今年も藪の持ち主君のお言葉に甘え、誘われるまま4人連れだってお邪魔した。
高校卒業以来59年という歳月を越えて、全く変わらぬクラスメートの友情そのままに、タケノコを掘って茹で上げる。その待ち時間のバーベキュー宴会に、目下練習中のウグイスの声もかき消される勢いの談笑。
そのうえ、まさに掘りたて茹でたて新鮮タケノコをお土産に頂く、掛け値なしに楽しめる会ではある。

中学時代の同窓会幹事を含めて、目が回るほど忙しかった年度替わりの4月。ここにきてようやく一段落した思い。
気の置けない仲間が集まって、思いっきり気持ちを伸ばし、腰を伸ばして竹の子堀の鍬を振るう。この季節にしか味わえない至福ともいうべきひと時である。

急な斜面にへばりつくように、頭を出したタケノコの周囲を専用の鍬で掘り起こす。しっかり踏ん張っていないと、ズルズルっと滑り落ちる。今やタケノコ堀のベテランの域に達した、と自分で思いつつ鍬を入れる。タケノコは、自分を生えさせた親の方に向かって少し頭をかしげて育つ。そのかしげた頭の根っこ深くに最後の一鍬を打ち込む。見事に根っこから美味しそうなタケノコが転がり出る。

平成14年から始まったこのイベントも、平成と言う一時代の終焉に立ち会い、新たな令和という時代を迎える証人の一つとなる。
我々の仲間も当然ながら高齢化してきた。急斜面をモノともせず鍬を振るえるのは、ヤブの持ち主君と小生の二人だけ。他は動かすのは口ばかり。身体を動かすのさえ満足に行かないメンバーとなってしまった。

新たな元号「令和」となった来年のこの季節に再び相まみえるよう、時に足腰を伸ばし、気持ちを伸ばす訓練を続けてもらいたいものである。小生はどうか。また来年も声をかけ、日程を調整する役割を果たせるよう、色んなことに目を見開き、行動を起こすことで、老化・退化と対峙出来たらいいなと思っている。果たして・・・・・・。

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「同じ釜の飯」

2018年06月09日 | 宴会・会食

            

年に3回は開かれる、岩国工場定年退職者の会。その新年度のスタートに当たるのが今日の定期総会である。
秋には、希望者によるバス旅行。年が明けた春には、歩こう会というホンの少しだけ歩いて、後は宴会の大花見。

そもそもこの会は、長年にわたって同じ通用門をくぐり、同じ制服を着て、同じ釜の飯を食いながら、景気の波に翻弄されたり、人事配転に怒ったり喜んだり。そんな悲喜こもごもを乗り越え、生計を維持してもらった会社に多少なりとも感謝の念を抱く人間の集まり。ということになろうか。
若干足りない部分もあるかもしれないが、それは人それぞれに感じ方が異なるので、足したり引いたりは個人の感情にお任せしよう。

ここ数年総会の議長を仰せつかっていて、限られた時間の中で議案を処理するソウカイ感を味わっている。
議案と言っても、会員総数300有余。今回の出席が110余り。予算総額が約400万円という程度の総会であり、元はみな同じ穴の狢(むじな)ならぬ同じ釜の飯のお陰を蒙った者の集まり。格別紛糾することもない、無風議事進行ではある。
そうはいっても議事進行役としては、あらかじめ執行部との綿密な打ち合わせや、議案の不備はないか、臆病者ゆえの下準備は抜かりない。

そんなことは置いといて。
 
   懇親会                    カンパーイ!!

懇親会場では、それぞれに旧知の仲間と円卓を囲む。
カンパ~イの声が掛かれば後はもう110余人の声が入り乱れ、あちこちで盛り上がる。呑んで食べて予定の時間が来る。
そのあとは、気の合った仲間がいて時間が許せば、今を盛りの花菖蒲を鑑賞し、公園の菖蒲祭りを散策するというお決まりのコース。

でもやがてそれさえ出席が叶わなくなる日が来ることは間違いない。などと後ろ向きな心配がふと頭をよぎる。
大いに楽しんでいる今、そんな先のことを考えなくても。と思うかたわら、議案書の後ろの方のページに去年1年の逝去者名簿が載っているのを見ると、エッ彼がもう? なんでこの人が? などと、永遠の別れが信じがたい人の名前もある。老少不定。

そうして一人合点の納得は『今が一番いい時』『今が旬、今を楽しまなければ』という結論になる。

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