「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「夏休みアイテム」

2017年08月31日 | 家族・孫話

     
            この夏休みの新アイテムとして大活躍の「科学センター」見学

やっと終わった夏休み。物心ともに疲れ果てる寸前のような、大いに犠牲を払った今年の夏であった、ように思う。
たかが小学2年生の夏休みのお付き合い。などと「夏休みを甘く見てはいけない」。テレビの自動車保険のCMみたいなセリフ。
エネルギーを持て余すように、朝から元気モリモリでやって来る孫三男坊の悠雅君8歳。

勉強道具はあれこれ袋に入れて一応持っては来る。でも午前中は先ず手を付けようとはしないし、無理矢理手を付けさせても効果は薄い。
そんな過去の兄ちゃん二人の経験を踏まえて、ジジが本気になればなるほど彼らの頭の中に入りにくいことを慮って、宿題やドリルは午後のババとの時間に後回し。ジジは午前中の長い時間を如何に幅広い体験をさせるかに気を遣った。

そんな中で特に効果を発揮したのが市の「科学センター見学」である。見学と言っても「色んな工夫がなされたおもちゃ」を、説明書に従って如何に上手に遊ぶかという、少し知恵を働かさなければならない、格好の遊び場である。
物は試しと思って連れて行ったら、なんとこれが大当たり。興味津々、全ての展示物を触りながら何時間でも遊ぶではないか。あのアウトドア派の豆タンクが「じいちゃん、これどうやって動かすん?」と、それはそれは熱心に聞いてくる。

こちらが面喰うほどの真面目さで「楽しかったね、また行こうね」と、結局5回も通った。新しい発見の夏休みアイテムとなった。
もちろん、お城山に登るのも数回。セミを追っかけたり木の名前を教えたり。そのうち「セミが鳴く うるさいほどに セミが鳴く」などと五七五の世界にはまって、文句も言わずお城山にも数回付き合った。海の公園散策、川のハヤ釣り、そしてソフトボールの練習。
ジジの身体がよく付いて行ったもんだと、自分でも可笑しくなるくらい、汗みどろになって付き合ってきた。

ソフトボールの練習は、あの広かったはずの団地公園が狭く感じられるようになり、ついには近くの小学校のグラウンドに出かける。
ソフトボール10数個をバケツに入れて持って行き、全部打たせたら拾い集めてまた打たせ。また拾い集めてまた打たす。こんな繰り返しはジジにとっては大変な重労働。それでも、彼が「まだやりたい」と言う間は付き合うとするのだが限界がある。

そんなこんなで、8月は自分のことは二の次三の次。
といっても考えてみれば、8月にこれほど汗をかいて頑張ったのは久しぶりだ。いい汗をいっぱい流した。オーバーワークと笑われるかもしれないが、孫に託すジジの夢の実現に少しは貢献した、というささやかな満足感はある。ビールが美味しい夏休みだった。

さて明日からマイペース。差し当たって何しよう。そうだ家庭訪問という手があったな~。

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「夕立の足跡」

2017年08月29日 | ニュース・世相

                           
              ハスの葉っぱに残る無数の雨粒

このところ、あの灼け付くような暑さからホンの少しだけご赦免を頂いているように思える。
それは思いもかけない時に突然にやって来る夕立のお陰もあるようだ。涼しさを運ぶ突然の雨は有り難い反面、全ての面で慌てさせることも多い。飽くまでも夕立と言うからには長く降ってはいけない。篠つくような雨が長く降るのは夕立とは言わず、ゲリラ豪雨などと呼ばれる。

ハスの葉っぱに無数の雨粒を残す夕立は、雨の中でも可愛いものである。長いお天気続きで、乾ききったハスの葉っぱに突然の夕立がくると、このような現象を起こすようである。何度か雨が続いたり少しの湿り気が漂っていたりすると、葉っぱの方も慣れたもので、雨粒を貯めることなくサラッと流してしまう。だからこそ散歩道でこのような夕立の足跡のような光景に出会うと、雨の有り難さに何故かホッとする。

その一方で、またまた世界中のあちこちで大雨やハリケーン、台風などの大災害が発生。甚大な被害をもたらしている。
縦長の日本列島も、一番下の沖縄や九州南部などは、台風や大雨に悩まされ続けている様子が連日の様に報道される。実に気の毒なことである。近年では、台風や異常気象の進路も様子を変えてきている。東北や北海道といった、これまであまり異常気象にに悩まされて来なかった地方に、思いがけない異常気象被害がもたらされている。北陸や東北では40日近く連続で雨模様のお天気だという。
その分、野菜生産地の異常気象で、野菜の値段が上がりっぱなし。日本全国の主婦の財布を「出費増大」という被害が直撃している。

アメリカにおいては大型ハリケーン「ハービー」がテキサス州などを襲い、見るも無残な光景が映し出されている。中国でも台風が大暴れした模様。
その中国と隣接する北朝鮮にも、台風被害が出たのだと思うが、この国からは、世界の同情を買う「支援物資の要請」以外では台風被害のニュースはあまり伝わってこない。台風や大雨被害よりももっと大きく、世界中を脅しにかける「ミサイル台風の目」として、自国が中心となって世界に恐怖を投げかけている。

制裁も圧力も効果なし。対話?そんなものを受け入れる生易しい相手ではない。でも何とかしてミサイルの乱射実験や核開発の進展を抑えたい。それは世界共通した思惑である、と思い勝ちであるが、中国・ロシアは自国の権益を守るためほとんど関心を示さない。
地球を覆う温暖化を原因とする異常気象でさえ、自国民の利益を守るためには世界共通の話題としては取り上げない大国もある。

それが今の世界情勢だと思うと、ミサイル飛来や大型台風襲来から身を守る方策は我が国には無いに等しいのではないかと、不安になる夏の終わりである。台風や大雨という自然現象は予知は出来ても防御は不可能である。でもミサイル飛来の防御方法はあると信じたい。

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「儀式、お宮参り・お食い初め」

2017年08月28日 | 家族・孫話

   
      お宮参り            お食い初めメニュー          お食い初め

我が家にとって最後の孫になるであろう、倅夫婦の第2子として6月1日に誕生した次女の「奈那」さん。
5人目の孫として生まれた彼女が、おそらく私たちに手に抱かせてもらえる最後の孫となるに違いない。
年の差75歳。老境に入らんとする私たちに、もうしばらく元気でいてね、という強烈なメッセージを贈ってくれているような。

お宮参りとは、子どもが生まれて健やかな成長を祈るため、近くにある神社などにお参りに行き、生まれた土地の守り神様である産土神様に参拝する行事を言う。うぶすなまいり(産土参り)とも言われる。初宮参り、初宮詣などと呼ぶ場合もあるようだ。
お宮参りは生後1ヶ月を目途にすると言われている。

お食い初めは、今さら言うまでもないことではあろうが、個人差はあるが、新生児の生後100日頃に乳歯が生え始める。この時期に「一生涯、食べることに困らないように」との願いを込めて食事をする真似をさせる儀式である。
従って100日前後に執り行うのが通例とされているが、近年では、お宮参りもお食い初めも、親の勤務や諸事情に合わせてずれることも多いようで、少し遅めの宮参りと少し早めのお食い初めの儀式を、26日に執り行った。
受け入れる神社の宮司さんも、そこら辺の事情は百も承知といった顔で、快く玉ぐし奉てんに導いて頂いた。

この二つの行事を済ませただけで、祖父母の大きな役目の一つを無事終えた、という充実感に浸るのも、何か不思議な感覚になる。
我が家の場合お宮参りの初着は、最初は3人続けて黒地を基調にした威勢のいい柄模様であった。続いて4人目5人目は、緋色を基調とした艶やかな可愛さあふれる花柄模様の初着が続いた。思い出写真を比較してみると、出来る物なら、もっと上手に交わっていればいいのに、とつい神さまのいたずらを愚痴ったり笑っったりてしまう。

兎に角また一役終えた。これから後、このつぶらな瞳、可愛らしい手で様々なおねだりをされるたびに、いそいそと応じてやるんだろうな~

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「絶妙の間合いで」

2017年08月27日 | つれづれ噺

             
               絶妙の間合いで出くわしたTWILIGHT EXPRESS 「瑞風」 

8月27日(日)、朝早くからの「小中学校環境整備活動」つまり、校舎周辺や運動場などの草刈り、樹木の剪定など、2学期の始まりに備える学校環境を整備するボランティア活動で、3校を駆け回って大汗を流して帰った。
シャワーと熱いコーヒーで一服。カミサンの里のお墓参りにでかけようと家を出た。

2分も走ったところで、国道と並走する山陽本線に、野球のキャッチャーマスクにも似た異様な車両がゆっくりと下って来るのが見えた。
「みずかぜよ」とカミサンが叫ぶ。こちらは国道登り車線走行中。幸い左側にバス停が。緊急停車、慌ててカメラを取り出した。
シャッター押すときは、MIZUKAZEの顔と秀麗な姿が捉えられたと思ったのに・・・とんでもない黄色い乗用車がまともにお邪魔虫。

それもこれも全て偶然のなせる業。時あたかも11時00分であった。
3秒早く出かけていたら、そこにバス停はなく緊急停車など出来はしない。5秒遅く出ていたら通り過ぎてしまった後。
まさに千載一遇の出来事になんかしらちょっと感動。

動くホテルで豪華な食事をしながら、悠久の歴史を感じ、景色を楽しむために、法外な大金をはたくほどのゆとりも気持ちも持てない今は、「へ~ JR西日本ががね~、豪華寝台列車運行をね~」と言った程度の、貧乏的感覚でしかないが、お金持ちの皆さんがこぞって予約する豪華列車との絶妙な間合いの遭遇に少し面白みを感じる。
そこで、JR西日本のHPから引いた「MIZUKAZE」の命名エピソードやコンセプトをそっくりそのまま転載してみたい。
それで興味を持たれる方は是非とも、JR西日本の経営にご加担を・・・。    

『「瑞風」とはみずみずしい風のことであり、吉兆をあらわすめでたい風という意味もあわせ持ちます。
「瑞穂の国」と呼ばれる美しい日本に、新しいトワイライトエクスプレスという風が幸せを運んでくる、そんな情景をイメージしました。MIZUKAZE の“M”を山並みに見立て、吹き抜けていく風をトワイライトエクスプレスの象徴である天使で表現しました

京都や松江、出雲、宮島等の豊かな歴史・文化。日本海や大山、瀬戸内海の多島美等の美しい自然。
西日本には、日本の原風景とも呼べる場所がたくさんあります。
ホテルのような上質さと心休まる懐かしさを感じる列車で、この国の素晴らしさを再発見していただく。
美しい車窓の眺め、一流の食の匠による料理、洗練された車両、そして沿線の魅力・・・。
TWILIGHT EXPRESS 瑞風は、ここでしか味わえない特別な鉄道の旅をご提供いたします。』ということだそうな。

ちなみに、列車のスピードは、時速20kmそこそこ。極めてゆったりの旅。景色を堪能できそうである。
走り続けて来たように思えるこれまでの人生のご褒美に、ちょっと贅沢を考えてみるのも悪くないかもね~ などと空しい夢を・・・。

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「あかね空の向こうに」

2017年08月24日 | 季節の移ろい・出来事

                                
                夕日の美しい季節を迎えようとしている

プロ野球ナイターが始まる頃、東側の景色が黄金色に染まり「何か天変地異の前触れか」と薄気味悪くさせる夕暮れは、不吉な予感などではなく、間違いなく西の空の夕焼けが見事であることを教えてくれているのである。
東の景色に教えられ、カメラ片手に西の空を仰ぐ田んぼ道まで足を運ぶ。きれいな夕焼けだね~。一人悦に入る。

ついでに、あのあかね空の向こうにはいったいどんな世界があるのだろう、などと子供じみた想いがちょっと頭をかすめる。
でも、いくら「ああきれいな夕焼けだね~」と褒められたところで、すぐに消えていく儚い命ではある。
と言いながらも ♪♪ ・・・あれをごらんよ真っ赤な夕日 落ちて行くのにまだ燃えている・・・♪ と最後まで必死に燃える夕日を讃えている。福田こうへい「南部せみしぐれ」の一節。演歌の世界ではあるが、人生応援歌の一部でもあるような気がする。

真赤な夕日・・・真っ赤と言えばカープの色。と言いたいところだが、横浜での3連戦は何たるブザマな、と少し怒ってみたくなる。
打撃陣はのっけから大車輪の活躍で投手陣を盛り上げようと必死なのに、投手陣が軒並み打ちのめされて……。3連戦3戦とも逆転サヨナラ負け。まるでこれまでのカープの勝ち方のお株を奪ったような。さぞかし横浜湾に沈む夕日はきれいであったろう。

まあ考えてみれば無理もない。連日連夜の蒸し風呂の如き逃げ場のない暑さの中で、一球に思いを込めるし烈な戦い。
夏バテがあっても当然であろう。特にカープの場合、横浜などとは違って、これまでに必死に汗して頑張って貯金して来たのだ。
今頃になって目が覚めて貯金を増やそうとする横浜などとは、格が違うよ・・・見栄を張ってみたい部分はある。

明日からの地元で、中日には気の毒だが横浜の仇を広島で打つ3連戦にしたいものである。
そうすることで、真っ赤に燃えるあかね空の向こうに、2年連続優勝という喜悦が待っているのだ。 横浜第2戦9回裏、ツーアウトからロペスに投じた、中崎の何の変哲もない高めのホームランボールが夢枕に立って夜中に目が醒める悲哀を味わっても、中崎を責めるばかりではない。
この3連戦はつまづいたが、これまでの頑張りを忘れるほどファンは冷たくないよ、と言いながら目に涙・・・(笑)

兎に角明日から出直し。あかね空の向こうに歓喜を求めてまた応援するしかない。

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「名残のアジサイ」

2017年08月22日 | 季節の移ろい・出来事

                                  

梅雨のど真ん中、我が家の庭の主の如く見事に咲いたアジサイは、その名も「墨田の花火」。
同じアジサイの中で、品種改良を重ねて作り上げられたのであろう、風格さえ漂わせるガクアジサイである。母生存の最後の夏だったか、東京の義姉から贈られた花束の1本を地に卸し、大事に育てて今日を迎えている。

そんな「墨田の花火」が、自らの最も美しい季節「花の見ごろ」はとっくに過ぎた今、この暑い太陽の下で今一度可憐に、名残のアジサイを楽しませてくれている。
よく考えてみると、その名の通り夏の夜空を彩る花火になぞらえて命名してもらったのだから、その恩返しに花火の季節に今一度咲いてみようと思ったのかも。だとすれば一概に狂い咲きなどと言っては失礼になるかもしれないね。

花火大会と言えば、まさしく浴衣姿にウチワを持って大きな川の河川敷に、家族や仲良しグループが陣取ってゆったり夜空を見上げる、というのが普通の姿である。
ところが、このところの異常気象のあおりを受けて、ついさっきまで花火打ち上げのセレモニーをしていたと思ったとたんに、とんでもない大雨・大風、おまけにヒョウまで降るという大嵐に見舞われたのは、先日土曜日のこと。

広い河川敷に遠くの駐車場に停めたクルマ。避難しようにも避難の場所も方法もない。途方にくれるばかり。
いざという時の対応が手遅れになるのも無理はない状況である。ただただ濡れるに任せるしかない。それもにわか雨のような雨だけなら、それもまた風流と思えるものを、カミナリは近くに落ちる、大風にヒョウまでとなると、さあいったいどんな対処をするのだろう。自分にも全く想像がつかない。

早めに花火をあきらめて、一目散にクルマに戻る勇気が要るのだろうが、この判断がね~。
花火の雨といえば、
昔々の大昔、錦帯橋花火大会で突然の大雨に見舞われたことがあった。二人ともぬれねずみ。近くのガソリンスタンドに駆け込んだ。彼女の白いブラウスがベッタリ濡れて気の毒でならなかった。
何故かそんな遠~~い遠い青春がふと頭をかすめた。これも真っ白いアジサイの可憐さゆえかも。

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「カ舞吼(かぶく」)

2017年08月20日 | スポーツ・観戦

             
    ヤクルト戦、松山同点ホームラン   延長10回、エルドレッド、サヨナラ2塁打

マジックNoが再点灯してからのカープは、打線が湿り気味でかつての勢いがみられなかった。
1番から8番バッターまでどこからでもチャンスを作り、次打者につないでつないで、しつこく相手投手を責め立てる……そんな場面が極端に減っていた。
だからといって対戦カードで負け越すかといえばそんなこともない。だから負けが込むといった状況でもない。打てなければ投手がカバーし、息詰まる投手戦を完封でモノにしたりする。やっぱり強いということか。

18日からのヤクルト3連戦は、ユニフォームも特別仕様で臨んだ。その名も「カ舞吼(かぶく)ユニフォーム」。カ舞吼とは、今年の広島カープのキャッチフレーズでもあり、「カープの選手一人ひとりが歌舞伎の主演者のように、常に観客の前で大見栄を切るような活躍をして欲しい」という願いが込められたものと聞いた。

今回の特別仕様ユニフォームは、カープのチームカラーである真っ赤なべストに濃紺と黒の袖をくっつけた、いわゆる歌舞伎衣装の如き鮮やかで、人目を引くものである。モチーフは、広島を拠点とした浅野藩の家老で武将にして茶人であった上田宗箇の陣羽織が原点となっているという。

かつて岩国検定実行委員会のメンバーとしてご当地検定に携わったとき、あれこれ歴史をひもとく中で、岩国領主吉川広家と、かの上田宗箇が茶道を通して昵懇であり、贈り物の交換もあったということから、今回のユニフォームには何かしら歴史の重みに通じる親しみを感じていた。他のチームの特別仕様は、なんかしらド派手だけをイメージしたチンドン屋的で滑稽に見える物とは一味違う気がしている。

そんな目を引くカープのユニフォームが、3連戦3試合目にしてやっと躍動した。4点リードされた終盤8回に、一挙4点を叩き出し、挙句は延長10回サヨナラ勝ち。まさに負け試合の中から勝ちをもぎ取った。その主役は、丸であり松山であり、最後の大見栄はエルドレッドが締めた。特にチーム一の大柄なエルちゃんにはカ舞吼ユニフォームが妙にピッタシ似合っていた。

胸突き八丁はこれから。もっともっと楽しませて欲しい。そして最後には歓喜の胴上げを……

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「早暁の三日月?」

2017年08月18日 | つれづれ噺

                                   
             8月18日午前4時30分のお月様

年を重ねた男性なら相槌を打って頂ける話だと思うが……。
夜中に目覚める回数が、夏場と冬場では大きく異なる。いわゆる小用を覚える回数が異なるということ。
夏場は昼間に汗をかくことで体内水分が減っているのだろう。その上寝汗も結構流している。そんなことから、どうかすると夏場は1回も目覚めることなく朝を迎えることがある。これは実に有り難い。

人間は体温が36~37度に保たれているが、それを保つことが難しくなればなるほど汗が多く出るという。
気温が高いと汗が出るし、食事でカロリーを摂取したり、運動してカロリーを消費したりして体内で熱が作られると汗が多くなるという寸法。

ではいったい人間は1日にどのくらいの汗をかくか。年齢や職業など一人ひとりの生活様式によって、200ml~10Lくらいまで大きく異なる。ごく普通の大人の生活で3~5Lというから、それなりの水分補給が求められる。もしも汗をかかなかったらどうなるか、体温が上昇しすぎて動けなくなる。つまり熱中症に陥るということ。汗をなめてはいけません!ということになりそうである。

この頃では、夜中の小用目覚めと縁がなくて、おおむね朝まで眠れていた。が、ゆんべは1回目覚めた。
用を済ませてベッドに戻ったら、東の窓が妙に明るい。なんじゃ?きれいな三日月が浮かんでいるではないか。午前4時30分。思わずカメラを。

三日月!と思った月は実はそうではなかった。旧暦6月24日の単なる満月と新月の中間の月ということだった。花王石鹸のCMに出てくる、アゴのしゃくれたお月様は旧暦三日のお月様とばかり思っていたが、実際にはそう単純ではないということ。
広義には、厳密に陰暦三日の月だけでなく、新月と上弦の間の広い範囲の月相を三日月と呼ぶこともある。との説明を得て、「お~見事な三日月」とカメラを構えたアタシの感覚がまるで的外れではなかったということがわかって、ホッ!改めて寝息を・・・・・・、

   
   
   
   
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「実益&手抜き」

2017年08月17日 | 晴耕雨読

                               

梅雨が上がるころに、会社時代の後輩から、特に植える物もない夏の畑の管理方法を教わった。
彼は何事にも前向きに取り組む好青年で、数年前定年になってから畑作りの講習を受けて、他人の休耕畑を借りて農業にいそしんでいる、ということだった。

そんな彼が教えてくれたのは、遊ばせておくと夏草が生い茂る畑に黒いビニールシートを張って密封するのだと言う。そうすると夏草は生えないし、害虫が蒸し焼きになるので虫退治の農薬がいらなくなる。だまされたと思ってやってみんさい、ということだった。

農薬代をビニールシートに投資することにして、言われた通りにやってみた。
まだまだ剥がす時期ではないのでそのままほったらかしではあるが、この強い陽ざしのもと、ビニールシートの下がどんなになっているか気にかかるところではある。素人が初めて施した畑の管理方法だが、今のところ台風も来ず、大風も吹かないので、シートが飛ばされずそのまま残ってはいる。

そろそろニンニクを植えたいし、秋から冬にかけての野菜作りの下ごしらえが要る時期になりかかっている。うかうかしていられない気持ちと、密封効果を高めるためにもうしばらく待ってみたい気持ちが交錯する。
などと言えばかっこいいが、実はちょっと動けば流れ落ちる汗に恐れをなして「もう少し涼しくなってから…」などと逃げを打っている、というのが本音であろう。

“ 夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡 ”

同じ夏草の話ではあるが、芭蕉の思うこの句とはちょっと趣きが異なるな~。
主(あるじ)を思ってひたすら戦い戦場に散った兵士の命の儚さ・虚しさ。そんな過去も何もかも覆い隠すように夏草は年々変わりなく茂るものだな~ というのが本当の意味であろうが、それにしても夏草との闘いは畑作りをあきらめない限り、付いて回るのだろう。

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「恒例の・・・」

2017年08月14日 | 宴会・会食

                              

日本列島の交通機関という交通機関が、ほぼ満席になって賑わう帰省ラッシュや行楽の人出。冬の場合はお正月であり、夏の場合はお盆である。
お盆とは、夏に行われる日本祖先の霊を祀る一連の行事。日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事。と定義づけられている。

我が家もご多分に洩れず、娘と息子がそれぞれの家族を連れて帰って来る。
とはいっても、娘一家はすぐ近くなので帰省などと言うには当たらないのだろうが、
息子一家は一応クルマで2時間を要するので当然ラッシュに巻き込まれることもあり、お盆帰省という仲間に入るようだ。

両家族が揃うと総勢10人という大所帯になる。おっとっと、息子のところにこの6月に一人増えたのだから総勢11人となった。それにお客を1人招いて総勢12人、というか正確には11.5人の晩餐となる。

晩餐の内容をどうするか。手っ取り早くBBQに。これが一番の人気メニューでもある。狭い庭にひしめきながら、最初の30分は、焼いても焼いても間に合わないほどの勢いで箸が寄って来る。飲み物もアルコールこそ少人数だが、お茶・水・オレンジジュース・カルピス等々てんでに叫ぶ。接待におおわらわ。

それぞれの声に応じるためには前々日あたりから買い物に追われる。
当日だって日がかげる前から汗だくで全ての準備を整える。仏壇にお線香をあげるや否や、我先に勝手な場所に座るのを眺める。そのけたたましさたるや一種の壮観である。これが我が家のお盆行事の定番。
仏壇の奥から、両親やご先祖様が苦笑しながら見守っていてくれるのだろうか。

年に何度もない一大イベントではあるこんな行事が、あとどのくらい続けられるのだろうか。
半端ではない食材を準備するエネルギーは年々細るばかり。それでも今はまだBBQを突っつく笑顔や旺盛な食欲を笑顔で見守っていられるし、気力でカバーも出来ている。

などと弱気が頭をもたげるが、考えてみればまだ0歳がいるのだった。彼女が一人前の仲間入りして自らの手で食べ始めるまでは、投げ出すわけには行かんだろうね~

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