「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「またあしたから!」

2016年06月30日 | スポーツ・観戦

広島、32年ぶり12連勝ならず…中村恭が4回4失点

マツダスタジアムを連日真っ赤に染めた大声援に後押しされて、ファンとともに掴んだ11連勝。
これさえ、球団史上32年ぶりの快挙であった。
今夜のヤクルト戦を勝てば、同じ32年前に成し遂げた12連勝記録に並ぶはずであった。

しかし、相手もプロ集団で、えり抜かれてヤクルト球団で飯を食っている選手たち。
いつもかつも負けるわけにはいかないのは当然である。
ましてや、やるたんびに勝ち続けることの大変さは推して知るべし。

それにしても、今年のカープはよくやった。といってもまだまだ道半ば、これからが胸突き八丁の本番である。
交流戦最後の2カード6連戦から今夜までの合計12試合を、すべてカープの持ちゲームとして地元で戦えた。
あいにくの梅雨時期にもかかわらず12連戦すべてが、予定通り行えた。このようなラッキーがあったことも確か。
昔から言われるように、ラッキーをモノにするのも実力のうち。11勝1敗は感服極まりない。

取り敢えず6月最終日の今日、一区切りの黒星をつけてまた明日からという気分転換にはなろう。
当初予定していた投手陣も、大きく顔触れが変わり、2軍から引き上げざるを得ない現状で、よくぞ耐えた。
逆に考えれば、2軍の投手にとっては1軍で輝きを見せるチャンスではあったのだが、実力は隠せない。
このチャンスをモノにできた投手が…… いないとは言わないがイマイチであったのも事実。

あしたからの横浜戦。これからが正念場である。これまで3連敗をしていない今年の戦いぶり。
これさえ死守すれば、それこそ、25年ぶりの悲願も現実味を帯びてくるというもの。

今日は終わった。またあしたから! しっかり楽しませて欲しいものである。


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「メダカの学校」

2016年06月29日 | つれづれ噺

           
               
小さな小さな生き物であるが、紛れもなく生命を感じさせる愛おしい同居人?家族?の一員ではある。
一昨年のこのごろ、姫孫の希さんを連れて散歩をしているとき、ご近所のメダカマニアさんから思わぬプレゼントを頂いた。
それが今、我が家でどんどん子孫を増やしている、通称ダルマメダカと呼ばれるメダカさん達である。

 ♪♪ メダカの学校は 川の中~…… ♪ と歌われるのが本来であるが、我が家の場合 ♪メダカの学校は バケツの中~…… ♪
と歌うべきか。

最初に頂いたのは10尾であった。
雨だれ受けの火鉢や、石臼の溜まり水に入れておいたら、瞬く間に3尾になってしまった。
ご近所さんだけに、こんな無様な話はできない。残された3尾を後生大事に育てた。その間メダカの話は一切せずに。
昨年の夏には3尾が17尾に増えた。な~んだ、これほど繁殖力がいいのかと気をよくして30尾まで増やした。

ある時水替えをして、少し日に当ててやろうという親心を出したまではよかったが、しまうのを忘れて車をバックした。
ガシャッ! ありゃしもうた。慌てて車を前進させたが後の祭り、無残な容器の破片がちらばっている。
肝心なメダカさんたちの大半は庭の泥にまみれて南無阿弥陀仏。
残った数尾を改めて大切に育てた。こんな深い愛情と大失態を繰り返しながら、19尾が生き残った。

水温が上がる6月初め、今年最初の卵が数個産み付けられていた。
真新し買った白いバケツの中で、その親たちは健全に育っている。毎日餌やりや適度な水交換も忘れていない。
卵を別の容器に移して1週間余り。目を皿にして探すと、今年の新しい子が今のところ10数尾泳ぎ回っている。
今年はもっともっと増やして、メダカ王国を作ろうかな?できるわけないか。

この頃ではメダカ1尾だって50円もするお店もある、というではないか。
産めよ増やせよで大量生産すれば、一財産築けるかも?? メダカ頼みの頼りない蓄財をチマチマと。

ところでメダカの本当のお値段っていくらなんだろう。ナヌッ! 9円だと?
そうか、似ても焼いても食えん…… で9円か。おあとがよろしいようで!!

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「神ってる・・・?」

2016年06月26日 | 地域活動

 
 8連勝を飾った25日(土)、デーゲームをこの位置から観戦      9連勝の瞬間をを喜ぶ26日(日)9回裏(テレビ拝借)

どうなってるの?? 今年の広島カープ!
半分は冗談、半分本気で、カープの強さを喜んで「今のうちに笑っておこう」を拙ブログにアップしたのがちょうど1カ月前。
交流戦が終わってみれば、「やっぱり元のカープか」と嘆くことになるだろう……そんな例年を予測して、半ば自虐的な心境を吐露したものである。『交流戦に入る前に、取り敢えず笑っておかなけれ……』と。、

ところがどうだ!あの5月26日から今日6月26日までの1か月間。まさに神がかった勝ち方で首位をひた走っているではないか。
この世のものとは思えない、神がかっている状態のことを、舌足らずの現代の若者流に言うと「神ってる」となるのだそうな。
まあ今はそんな言葉の乱れをとやかく言うのではなく、鳥肌が立つようなカープ快進撃の現実に目を向けたい。

先ずは交流戦の最終盤、西武ライオンズとオリックスとの6連戦が、地元マツダスタジアムで行われたというラッキーがある。
少し調子に乗りかかったチームに、6連戦すべてが実施されるというお天気が味方してくれたラッキー。
ちょっと調子が良くなったら必ず
「雨天中止」という水を差されてきた例年とはえらい違いである。

そんな中でも、特に交流戦最後のカード、オリックス戦は鈴木誠也という高卒4年目21歳の若い選手が脚光を浴び、お立ち台で水を浴びた。
こんな若い力を、首脳陣がいち早く目を付けて抜擢し6番バッターとして固定した眼力。これは単なるラッキーだけではなさそうだ。

そんな打力に助けられ、ローテーション谷間の先発投手が期待に応え踏ん張った。
単なる偶然やラッキーだけではない「強さ」を感じさせる戦いぶりが面白い。
取り敢えず今9連勝、これは18年ぶりという。その前の、15年ぶりとなる8連勝目の試合は、この目で確かめてきた。
外野バックスクリーン横の「バーベキュー席」で生ビール片手に声援を送りながらの観戦。気持ちよかった。

これほど神ってる状態が長くは続かないだろうが、大きく負け越さない限り、秋の大笑いが期待できそうである。
エースの登板試合は絶対に勝つという信念は欠かさず戦って欲しいものである。
カープの好調に乗せられるように、少年野球に精出す悠雅君と、もう何回かマツダスタジアムに出かけることになりそうだ。

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「つゆ晴れ」

2016年06月24日 | 家族・孫話

                                                                        

気まぐれな異常気象や変幻自在な梅雨前線が日本列島を覆い、各地に豪雨被害や土砂災害をもたらしている。
この時季にしっかり雨を降らせて、ダムという水がめに水を貯えなければ、梅雨の後にやってくる夏が越せない、という側面もあるのだが。根っこを張りかけた田んぼの早苗も、今の雨は成長に欠かせない潤いのシャワーなのだが。

そんなことは解っていても、一カ所集中の雨にはそれどころではない被害を生んでしまう。
熊本地震の爪痕も癒えぬ九州地方を、次から次へと襲う活発な梅雨前線には、早くどこかへ飛んでいけばいいのに……と思う。
そんな雨続きの中で、カラリと晴れ上がる一日があると、なんかしら救われた気分になる。
そんな晴れの日を「つゆ晴れ」などと呼ぶことがある。現に拙ブログでも過去にそんな表現を使った記憶がある  

ところがどっこい、モノの本によると「つゆばれ」とは、なんと「梅雨が終わった後の晴天」、つまり「つゆあけ」のことである。
ということらしい。まあ語感からいえば、雨続きの気分まで湿りがちな中で一日だけ覗く太陽を大事に活用することを「つゆばれ」
と言ったって特に問題ないじゃないの、という気がしないでもないが、本当のところはそういうことらしい。

小学生になって3ケ月目を迎えている孫の悠雅君。色んな事を言葉として表現するようになった。
この時期に雨が降らなければ、体育の時間はプールの水泳となるようだ。
「プールが小さいんよ、幼稚園の時のほうがもっと大きく深かったんよ、幼稚園が懐かしいよ」と。
ちなみに小学校には、25m6コースの普通サイズプールはあるのだが、1・2年生用は、そのそばに小さく浅いミニサイズのサブプールがある。そこで泳がされるのが、彼にとっては不満であり、幼稚園が懐かしくなるらしい。

「お迎えはね、雨の日は早く来てよ。晴れの日は早く来んとってね、みんなと遊ばんにゃいけんから」と、生意気をいう。
大体5時前後に迎えに行くが、雨の日の放課後教室は芋の子を洗うほど、ぐじゃぐじゃに混雑している。
晴れの日は、グラウンドで顔を真っ赤にして、ドッジボールやサッカーに興じる。

彼には彼の都合がある。でもこっちにだって事情はある。早い時も遅い時もある。生意気に「早かったじゃん」「遅いじゃん」
などとのたまう。雨の日など、早く迎えに行ったら、帰ってから家の中で遊ばせるお相手が大変なのだ。
晴れた日は公園で野球練習させりゃいい。でもこれとて大変な重労働ではある。
色々小理屈こねるようになったことで、だんだん成長の跡がみられるのは、頼もしいような恨めしいような・・・。

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「PPK」

2016年06月21日 | 地域活動

                        

地域の活動を通して、いろんな講演会や研修会と称する集まりにお呼びがかかる。
正直なところ、中には員数合わせのため「お願い!ちょっと顔貸してよ」などという場合もないことはない。
逆に、誰から言われなくても、自ら見つけた講座などで「将来役に立つかも」と思うものには積極的に?出かけてもいる。

このお話は、「『人生90年時代』の生きがいさがし」という、いかめしいテーマの会合に参加したひとくさりを。

平成26年現在、男性は80,50歳、女性は86,83歳という平均寿命の統計がある。
つまり、いまや日本人は男女ともに平均寿命が80歳を超えたということになる。
となれば、定年退職を65歳とすれば、そこから15年の生きがい探しが、その人の幸不幸を分けると言っても過言ではない。

そこで出てきたのが『PPK』である。何の頭文字なのか?
PKOは、内閣府国際平和協力本部事務局であり、TTPは環太平洋戦略的経済連携協定で、少し違うなー。
PTAはお馴染みの、Parent-Teacher Association)の略で、各学校で組織された、保護者と教職員による社会教育関係団体のことである。

さてPPKとは、早い話が『ぴんぴんころり』の略という、人を小ばかにしたような話である。
とはいうものの、これは人間が如何なる終末を迎えるか、言うなれば人間の尊厳にかかわる一大事であるかもしれない、ということ。
「1週間前まであれほど元気じゃったのに、なんでまた急に・・・」などという話を耳にする。
確かに残された家族にとっては、あっけない幕切れで心配するいとまもなかった、と嘆くかもしれない。

でも一足お先に旅立った本人にとっては、これほど幸せな人生終着駅はない、というくらい値打ちのあることである。
つまり、このPPKこそが人生究極の幸せということではなかろうか。
そこで、このPPKをモノにしようと思えば、老後をどのように生きるか、という話になる。

色んな方法があるようだ。
少なくとも自分の殻に閉じこもって、外界との接点を持たない生き方はどうかな?ということになるようだ。
具体的な例は幾つもある。ここではすべてを述べるには時間がかかりすぎる。またいつか折を見て・・・。   

 

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「サイコーでーす」

2016年06月18日 | 地域活動

昨日のしめやかな話の筆あともまだ乾かぬうちに「サイコーでーす」のタイトルは如何なものか。
あまりにも軽薄ではないか……とのひんしゅくを買うかもしれないことを予測して、先ずもって一言お断りを申し述べておきたい。
『なにとぞお許しを』。そしていまひとつ弁解がましいことを言わせていただくと……。

今回の叔母さんの逝去に当たっては、悲しみであることにもちろん異論はない。
ただ、母の時と同じように100歳という長きを生きたということは、そんな人にこそ贈られる「天寿を全うした」という称賛に値する快挙でもあることを忘れてはいない。
そんな快挙を成し遂げて大往生を遂げた叔母さんの葬式は、もちろんお弔いではあるが、お祝いの側面もあると確信している。
そんな意味からも葬儀から一日開けた今日、気分よく大きな声で叫んでみたい、サイコーでーす、と。

『2試合連続でサヨナラ弾を放った広島カープの鈴木誠也外野手(21)が連日上がったお立ち台で再び吠えた。サイコーでーす、と』
1―3で迎えた9回裏、1死一、三塁で迎えた鈴木の打席は、打った瞬間にそれとわかる左中間への逆転サヨナラ3ラン。前日のお立ち台で5度も叫んだ「最高で~す!」をこの日も繰り返し絶叫し、カープファンで埋まったマツダスタジアムを沸かせた。(ネット記事より)

高卒3年目にして一軍切符を手にした若きスラッガー。
カープでは、菊池・丸のキクマルコンビの陰に隠れそうな人気度ではあるが、その実力たるや目を見張るものがある。
そんな彼の偉業を追いかけるわけではないが、ひょっとして瓢箪から駒かも???などとジジが勝手に胸膨らませている。

孫三男坊の悠雅君が1年生ながらソフトボールチームの一員として練習に参加させてもらっている。
いわば野球選手入門編をひもといているといったところか。今日も真夏日の陽ざしの中、延々4時間、練習を見守った。

 
監督やコーチの優しいまなざしの中、みんなとほぼ同じメニューの練習をこなしている


何度もある水分補給タイム。両手に余るほどのボトルから冷たいスポーツドリンクをゴクゴク。


広いグランドをランニング、ダッシュの繰り返し、トスバッティング、シートノック守備練習、シートバッティング、
果てはベースランニング、スライディング ・・・
付いていくだけで大変なように思うのはジジの方だけ。本人はやる気満々。指導者も上手に褒めたり叱ったり。

今日は背番号をもらった。12番である。ということは11人のチームに悠雅君が12番目に入ったということ。
その中に6年生が4人いるという。来年6年生が卒業したら、たちまちどこかよそのチームと合流しなければ存続しない。
そんなきわどいチーム事情はあるが、兎に角1年生で野球デビューできる下地を、このジジが鍛え上げてきたことを、単純に喜んでいるのである。

持ち前のやる気と、鋭い観察眼を忘れず、野球に親しむ楽しい少年時代を過ごしてくれたら、それこそ「サイコー!!」

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『悲しみは突然に」

2016年06月17日 | 季節の移ろい・出来事

          

まだまだ大丈夫だろう、と無責任な高をくくっていた「愛しの叔母さん」が突然亡くなった。
平成28年6月15日、午前11時15分を一期に、黄泉路の彼方へ旅立った。
明治45年1月3日生まれ、104歳5か月12日の生涯。まさに大往生という言葉にふさわしい終焉ではある。

5月末の日曜日に病院に見舞ったのが最後の面会となった。
「あんたかたの寿司はおいしかったのー」と懐かしげにしゃべってくれて、こちらの言葉もちゃんと受け入れてもらった。
今年3月以降、最後の住みかとなった現在の病院では、点滴管につながれて、食事は完全なゼリー食。
外部から持ち込んだものなど、たとえ一口たりとも勝手に食べさせることはできない。

出来ることなら今一度、木の芽をあしらった季節の香り豊かな岩国寿司を、一口でいいから食べてもらいたかった。
かつて、新聞に連載された五木寛之著「親鸞」の切り抜きを、6冊に分けて製本したものを完全読破される活字愛好家でもあった。
ありがたいことに、つたないyattaro-エッセイの愛読者でもあった。

小生の母とは4つ違いの妹で、顔も姿もよく似ていて、いわくにの金さん銀さんなどと面白がられた姉妹であった。
母が施設に入ってからは、母の見舞いに行くときにこの叔母に声をかけては一緒に行ってもらった。
「ハナさん来たでよ」「トキさんかー」と交わす言葉のトーン。母の見せる笑顔が、何物にも代えがたい柔和なものなっていく。
かなり足しげく通ってもらった。

母方も父方も、伯父さん叔母さんと呼べる人は早くに亡くなり、唯一最後の一人であった叔母。
お見舞い方々出かけては、いろんな話をして、こちらが元気をもらって帰る楽しみがなくなった。これは淋しいことである。
それもこれも、今を元気に生きられているこちらの勝手な言い分である。
104歳という長き生涯を、さらにこれ以上長くと要求するのは、酷な話ではある。

母への思いをこの叔母さんに重ねて、楽しませてもらった思い出の数々。語れば夜が明けそうである。まずはここらで止めおこう。
最後のお別れで、白骨と化した叔母さんの一部分を骨壺に納めさせてもらえたのがせめてもの慰み。
心からご冥福を。合掌。

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「恒例行事を」

2016年06月12日 | 晴耕雨読

                        

6月も早半ばを迎え、あの嫌な蒸し暑さが戻ってきた。こればかりはご免こうむりたいがそうもいかない。
6月と言えば、毎年恒例となっている決められた行事が幾つかある。
一つは、同じ釜の飯を食った仲間が一堂に会する「定年退職者の会」今年で44回目を数える。今年は130人の参加であった。

その回数からいくと、アタシなんざーまだ15回目。いまだ駆け出しの身である。
その昔、計器室のコンクリート地面に白墨でフローシートを書いては、メインテナンスの重要性を教わった大先輩は、今年米寿ということだった。もうそんなお歳かと見まがうお元気さと、お顔の色つやも確かではあるが、御年であることに間違いない。

嬉しいことに、この先輩の元気な笑顔に出会うと、間違いなく若かりしやんちゃな時代が目の前に現れる。
不思議な感覚であるが50年前にすんなりタイムスリップする。他の多くの先輩にはこれほどの感情は湧かないのに。
そして、また来年も元気な笑顔を見せてください、と念を押してお別れした。
自分自身が、この先輩のように、元気でいたいという願望を胸に秘めて。

そしていま一つは、里の梅もぎ(梅ちぎり)という過酷な作業である。
この作業をするたびに、毛虫などにやられて皮膚科通いを強いられてきた。皮膚の弱さを痛感させられる作業でもある。
今年は、大汗を覚悟で、夏物作業服の上にビニールヤッケを着込み、首にタオル、両腕には腕抜きを。
重装備で汗はダクダクではあったが、今のところ毛虫被害はないのがうれしい。対策がものをいうのかな。

小雨降る中、中2と小1の孫を助っ人に、立ったり座ったりの2時間余り。なんとか一仕事終えた。
手入れのおかげで、というか今年は当たり年のようである。

他にも大小いくつかの恒例行事を迎え撃って、本格的な夏を迎えることになる。寝苦しい夏。カープの成績も気にかかる。

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「ジャガイモの花」

2016年06月09日 | 晴耕雨読

           

今年最後のジャガイモの花が今、庭の片隅の咲いている。
エッ、これが? ジャガイモの花? などと語尾を上げながら不審な顔をしないでね。
小雨降る中、接写を試みようとて、オートフォーカスからマニュアルに切り替え、接写にチャレンジした1枚である。

それにしては上手にボカシが効いて、なんの花かわからないところがまたいいねー、などと皮肉をおっしゃるなかれ。
いつも言うように、腕はいいのだがカメラに若干の問題がある、と思召せ。                              花の部分は少しボカシを入れてはあるが、葉っぱや茎は紛れもなくジャガイモでしょ。

それにしても今頃になって何故ジャガイモの花なの? よくぞ訊いてくれました。
正式な畑はちゃんと作って、種芋3kgを植えたのだ。広さの事情で種芋が2個余ってしまった。
料理に使えないことはないが、どこかに植えるところはないか迷った挙句、オオバが群生する片隅に、いたずら半分埋めてみた。

それが大きく時期をずらせて成長し、今頃になって見事な花を開き、これから根っこを太らせるよ~と、叫んでいる。
畑に植えたものはすでに少しずつ掘って食卓に乗っているというのに。
何はともあれ、この手にかけて育てたものに可愛くないものは一つもない。
肥しがあまり効いていないにも関わらず、健気に、すっくと背筋を伸ばした茎が先っちょに見事な花を付けている。

たかがジャガイモ。ただこの生命力にあやかりたいとの思いが、「よくやったね」ついパチリしたくなった。
時期はずれても、ひと花咲かせて見せてくれることに、ホンの少しの感動おぼえたのかも。

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「打ち合わせ」

2016年06月08日 | つれづれ噺
              
 
会議や行事を進めるにあたって、担当者が集まって事前の話し合いをして、遺漏なきよう確認をすることがよくある。
多くの場合、このような集まりや話し合いを「担当者会議」とか「打ち合わせ」と呼んでいる。
 
「打ち合わせ」とは、もともと打楽器を合奏すること。演奏会の前に、あらかじめ個々の楽器の音を合わせておくことをいう。
それらが転じて、前もって下相談をすること。協議、談合という意味に発展する。
つまり、担当者が集まって、話のつじつまをぴったり合わせるために事前の協議をすることである。
 
こういった「打ち合わせ」は、いつの時代も変わらず、重要であり一つの活動の成否を左右するほどのものである。
但し、談合となると話は別である。談合という言葉の響きは、よからぬ相談を密室で密かに行う、という負のイメージがある。
一方、合奏となると、打楽器のみならず、全ての楽器がしっかり音を出し合っていいハーモニーを奏でる準備は欠かせない。
 
身の回りにある大小色んな会議やサークル活動などでも、この打ち合わせは、関係者にとって大切この上ないものである。
打ち合わせがうまく運ぶと、おおむねいい結果が得られるという喜びは何度も味わってきた。
なかなか統一見解が得られなかったり、思いが一つにまとまらなかったりすると、せっかくの計画もアピールもオジャンになる危険性さえ秘めている。
 
打ち合わせのメーンバーに入るということは、それなりの役目を負い、会議や行事を成功させる義務を負うことになる。
6月も1週間が過ぎた。打ち合わせしなければならないことが幾つか持ち上がっている。
それぞれの楽器が最高の音を出し、聞く人の耳を楽しませる合奏の棒振り役に、なれる?かな?
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