「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「青空に咲く白モクレン」

2012年03月31日 | 季節の移ろい・出来事

      

カラスのくちばしを思わせる黒くて尖った固いつぼみが一気に膨らみ、真っ白い花を見せようとしている。やってきた春の青空に向かって、思い思いに自己主張しているかのような白モクレン。3月を過去の世界へと追いやろうとしている。

往く、逃げる、去るといわれる正月からの3か月が終わった。色んな事があった。
今月のことは今月のうちに片を付けたかった諸々を、ここにきてなんとかモノにした。

中学校古稀同窓会も、申し込み締め切り後の今も散発的に返信が来る。この頃になってくる返信に出席は先ず期待できない。それでも返信を寄越してくれればよし。この期に及んでも返信なしが何人いるかって?それはね、仲間の名誉を守るために内緒内緒。

なんの冠もなかった前回よりは、大幅とまではいかないまでも出席者が増えたことに違いはない。そこに喜びと手応えを感じている。人生の大きな節目を迎えたことを自覚している表れなのだろうか、と。一方では「もう少し何とかならないものか・・・」という思いが無いことはない。が、それは欲張りというはんちゅうなのだろう。上を見ればきりがない、下にゃ涼みの舟がある、というではないか。
「人生の小休止を」と銘打った50歳記念同窓会の110人出席と言うのは、まさに夢の世界だったのであろう。

出席・欠席のはがきを日々受け取って色々感じるところはある。人それぞれ思いがあり事情もあるだろう。それを解析してみたって始まらない。そんなことは分っているが、多くの人の動向や意識というものは気になるところではある。しかし、今更どうなるものでもない。当日を盛り上げることに専念するのみである。

趣味のコーナーへの出展希望が一気にふくらんだ。思いがけない反響に驚いている。
リタイヤ人生をそれぞれに謳歌しているのだろう。当日が楽しみだ。

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「はい!ポーズ」

2012年03月30日 | 趣味・・エッセイ

球春を告げる選抜高校野球は、明日でベスト4が出そろう。
プロ野球はセ・リーグ、パ・リーグとも今日から開幕。待ちに待った春到来というところか。

毎年の如く、春の訪れを教えてくれる我が家の春告げ鳥「アオサギ君たち」が、例年より少し遅めの巣作りに余念がない。
産卵を間近に控えて少し焦っているかの如く、ところ構わず新居の材料調達に舞い降りる。珍しく、春ジャガを植えたばかりの畑のまん前の荒地にまで降り立つ。

如何にも若そうな精悍な姿が美しい。多分、昨年この巣から飛び立った若いカップルに違いない。あの警戒心の強いアオサギが、人家のすぐそばまでやって来ること自体珍しい。その上、柱にしようか?梁に使おうか?といった思案顔で、何本もの枯れ枝をくわえては吟味する姿は滅多に見られるものではない。慎重に二階の窓ガラス越しにシャッターを押す。

うまい具合に近距離撮影に成功。こうして見ると、あの長い脚。スリムな体躯。黄色く長いくちばし。頭から後ろに流れる細い羽。いずれを取っても絵になる。
まるで「はい!ポーズ」をしてくれているようだ。その後結局材料の品定めをしただけで、合格品がなかったのか、そのまま巣に帰って行った。その後ろ姿もまたいい。

本論はこれからである。先日、某会場であった展覧会でカメラを構えた。一通り撮り終え主催者と雑談に入った。しゃがんで話しているうちカメラが肩からするり。コトンと音がしたと思ったら、レンズの方から「コリコリ」と音が聞こえる「やってしまったか・・・」案の定、ピント合わせなど全く不能ときた。トホホホ・・・。修理に出しても新品購入くらいの費用がかかるという。仕方なし修理をあきらめ新規購入。それも、18~200ミリというかなり望遠も可能なレンズを選んだ。そんなわけで、今回のアオサギ撮影は、わざわざ75~300という望遠レンズに取り替える手間もなく、常時セットしているレンズで十分な望遠写真が撮れたというお粗末。出費は痛かったがいい勉強して、少しの望遠ならレンズ交換無しで撮影できる便利さを知った。
そうは言うが、考えてみればやはり高い授業料ではあった。

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「沈丁花の香りと共に」

2012年03月29日 | 趣味・・エッセイ

     
             ようやく満開を迎えた今年の沈丁花

遅い春がようやくやってきた。
あの穏やかな薄ピンク色の花と共に、ふくいくたる甘い香りの沈丁花が咲き始めると、私にとって本当の春の訪れを実感させられる。

『厳しい寒さが峠を越し、女性のお白粉を思わせる沈丁花の香りにのって、ようやく春が姿を見せようとしている。長い冬眠から醒めようとする……』で始まる随筆を、“工場ニュースいわくに”に投稿したのが、忘れもしない35歳になったばかりの3月であった。遠慮気味に400字で書くつもりが460字に膨らんでしまったことを覚えている。

1977年4月1日発行第9号に掲載。これが実質的スタート。何回続けられるか分らないまま、気軽に「やぶにらみ随筆」と命名。本名で書くのも芸がないかな……などと生意気も手伝って、ペンネーム『一丁八太郎(いっちょうやったろう)』。今もってその愛着を捨て切れず、単純にそのままハンドルネーム『yattaro-』になっているという次第。

月に一度の提出だから、3回か5回書ければ十分だ・・・と高をくくっていたら「もうちょっと続けませんか」と編集担当者から持ちかけられた。最初ころの謝礼は、丸い缶に入ったキンキラ光る飴であった。文字通り飴をねぶらされて……。そのうち20回、30回と続く。「辞めましょう」とはなかなか言わない。先方が言わないからこちらも言わない。少しばかりネタに困りかけたころを見透かすように、モニターの反響を聞かされて「もう少しやってみましょう」と。そのうち100回記念の感謝状を工場から頂く。もう辞められない。文字数も徐々に増えて、最終的には1200字に定着。

定年退職までの25年間、さて一体何編書いたのか・・・。クイズにもなりはしないが、その全てが今はファイリングされ書棚の重しになっている。

あれからちょうど35年。70歳という節目も迎えたことだし、あの活字になった感動を今一度味わってみたい。この衝動は抑え難い。思い切ってやってみよう!!
冬来りなば春を待ち望む寒さに弱いyattaro-。毎年巡る来る春を、この沈丁花の香りと共に迎え、来し方を振り返りながら生きている。

何故かしら特別な想いをつつむ、お白粉の匂いに似た沈丁花。今年も見頃を迎えた。 

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「やっぱり何か変?」

2012年03月27日 | 季節の移ろい・出来事

  
  1羽が監視。他は潜り込んで食事中         仲良く4羽が食後の一休み   

帰って来た。ようやく姿を見せてくれた。
今年に限っては全く鳴き声も姿もなく、おかしい、おかしいと思っていた小鳥がようやく戻ってきた。ヒヨの一団がクロガネモチの実を食べに来た。

但し、どう考えても昨年までとは様子が違う。明らかに違う。
やっぱり何か変、違和感をおぼえる。

これまでの経験則ではあるが、ヒヨという鳥は極めて夫婦仲がいい。そう見える。
ひと組のつがいがしっかり縄張りを持っている。我が家のクロガネはAつがいの縄張り。向こう側のクロガネはBつがいの縄張り。どちらかがそのルールを侵しそうになると、それこそけたたましい声を張り上げて追い払う。絶対に妥協することはない。従ってこの時期は、ヒヨの縄張り争いの声は否応なしに耳に入る季節の音の一つである。

ところが今年は違う。縄張り意識もなければつがい同士の争いも全く無いかのようにおとなしい。あのピーッピーッという甲高い威嚇の鳴き声は全くない。声を潜めているかのようだ。しかも今日の日差しの中、我が家のクロガネには一度に6羽も7羽も同時にやって来る。しかもリーダーのような1羽が少し高みで周囲の様子を監視する。他のものは一斉に枝葉の中に潜って食べるわ食べるわ。

一旦お腹が太ると、すぐ近くの枯れた檜の枝に4羽も5羽も一緒に留まって仲良く食後の一休み。もちろんけたたましい声など全く聞こえない。

一体何があったのだろう。ここ2・3日前まで全く姿を見せなかったこと自体尋常ではない。その上、仲良く集団で餌まで分け合うこの不思議さ。
学説によると、猛暑酷暑の夏と、極寒の冬に耐えきれず、個体が半分くらいに減ったのだという。それとこの集団生活の仲の良さとどう結び付けるのだろう。ひょっとすると、あの東日本大震災以来、お互いが助け合い絆を深めて行こうという人類の悲壮な叫びが、あのヒヨ達にも理解できているのだろうか。
もしそれなら納得がいく。

そうはいっても、小鳥たちには小鳥たちの世界があり生き方があると思う。
何も縄張り争いを奨励するものではないが、小鳥たちらしい元気な声や姿は欲しい。そんな自然の営みから、人間は知らず知らずのうちに大きな癒しを受けているのである。

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「いよいよ!!」

2012年03月26日 | 趣味・・エッセイ


ご飯を冷やす  寿司桶に重ねる     6段重ね出来上がり。およそ60人分

いよいよ!!とは言っても桜の開花には少し間がある。
ソメイヨシノより10日ばかり早く咲くはずの「淡墨(うすずみ)の桜」も今年に限ってはまだまだ固い小さなつぼみ。それでも一応予定通り実施される「淡墨の桜を愛でる会」に立ち会った。あいにくの寒の戻りに、春二番のような大風。寒いのなんの、花見どころではなかった。

“酒なくて なんのおのれが 桜かな”この句の通り、お酒などとは全く縁のない世界。ひたすらお花見食事会に出される岩国寿司、おおひら、三杯酢などに舌鼓を打つ。
お盆に盛られ、ワンセットとなって出てくれば「まあきれい!」「ワーおいしそう!」という感嘆の声が発せられる。季節の青物、紅粉、卵焼き千切りなどが程よく散りばめられている。確かにこの岩国寿司、見事な花が咲いたような美しさと気品がある。その上美味しい。お昼に出す寿司はその日の朝からご飯を仕込み、大人数で走りながらの作業となる。そこはさながら女の戦場。男は遠慮気味に遠くから眺める。

そうはいっても男手が要らないわけではない。まあなければ無くても出来るが、あるのなら使おうか、ということで声がかかる。60×45センチの寿司桶という四角い枠に、青々としたハスの葉を仕切りに6段重ね。びっしり詰め込んだ寿司ご飯を押さえて締めるのが男の役割。先ずは重石を乗せる。30分後には「ハイ、上がって上がって」とせきたてられる。重石をのけて、身体ごと寿司枠のフタの上に乗って全体重をかける。

あのフーテンの寅さんを思い出す。♪目方で男が売れるなら、こんな苦労もあるまいに……♪この時ばかりは、文字通り目方で男の値打ちが計られる。ものの3分立っていて、降りたらこれからがひと仕事。今一度フタに片足を置いて腰を落とす。踏ん張りながら対角線に寿司枠を少しずつ少しずつ引き上げて抜いて行く。

という具合に、花が咲いたような見栄えや、舌鼓を打たせる美味しい出来たてのお花見食事会の舞台裏では、このような汗と女の闘いが繰り広げられているのだ。

綿密にして周到な準備を整える。貯め込んだノウハウや経験を一気にお披露目する。なんかしら身につまされる光景を目の当たりにしながら、重石役をし、寿司枠を抜いた。
そんな自分にもやっと一つ花が咲くのかな。4月、いよいよ!!

味がいいのか悪いのか、手に取った人の判断に任せるしかない。
70歳古稀の記念。舞台裏での玉の汗が春風とどのようなマッチングを見せるのやら。

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「罪滅ぼし」

2012年03月19日 | つれづれ噺


               岩国城・見下ろす錦帯橋・往時を偲ぶ石垣群

孫の通う小学校の卒業式。兄ちゃんは在校生として式典に参列のため登校。
弟カー君は低学年ゆえ参列もなく今日はお休み。ゆんべからお泊りでじいちゃんのそばを離れない。それどころか、歴史のお勉強でもしているのか「江戸時代はお金があったのか」「岩国のお城の下には小判が埋まっておらんかねー」などと止み間なくしゃべる。

ハハ~ン!お城へ連れて行けとのなぞか・・・。
ジジもここんところ少し肩凝りが溜まっている様子。二人の思惑が一致して即お城山に歩いて登る。久しぶりのお城山、多少息がせく。坂道の感触をゆっくり味わいながら登るジジの、前に駆けだしたり、何かを探すので遅れたり。文字通り後になったり先になったり兎に角頂上へ。今、目の前にあるお城だけを見せても仕方がないので、最近整備された北の丸遊歩道を案内して、往時をしのぶ古い石垣群を見せてやる。もちろん、ありったけの歴史知見を述べながら。

そんなことより、大判小判が埋まっているような場所はなかろうかと、その興味ばかりは尽きない。あれこれ話をしながらゆっくり昼さがりまで楽しんだ。この子のおしゃべりは実に面白い。頭の中を春風が吹き抜ける思いがする。

少しの間ブログアップをさぼった。早速奇特な友から「どうしたんか、病院か、それともヨーロッパを歩きよるんか・・・」との電話をもらった。
案じてくれる友がいた。こりゃ失礼!取敢えず、どっこも行かずここにいて、元気にしてる報告をしておかなければ。ということで、証拠にブログアップする。という次第。

同窓会返信締め切りも明日に迫った。目下返信率80%強。
出席率?30%は超えた。先ずは予想通り。実数は何人か?それは内緒。まだまだ日にちがある。ギリギリまで待って体調と相談するという仲間も数人いる。
待望の1通、やっと届いた。船橋におられる御年80歳の女先生から出席のご返事を頂いた。これは嬉しい。本番に向けて何よりの心強い応援である。思わず肩に力が入る。
さて一体、最終的な出席者は何人???ひたすら待つのみ。

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「5勝5敗」

2012年03月13日 | おせっかい

            奔放に咲く鑑賞用花モモ

朝起きがけの窓ガラスに、したたるほどの結露が見られる寒い朝。
暑さ寒さも彼岸までと言われるお彼岸の中日まで後1週間。
まさに ♪ 春は名のみの 風の寒さや ♪ 巣作りを始めたアオサギ君たちも、あの高い木の上吹きさらし。さぞかし寒いことだろう。野生は耐える、野生は強い。

今回の同窓会返信はがきが、1日としては最高の10枚がポストに入っていた。
5勝5敗。つまり5人出席5人欠席。今日に限って言えば出席率50%ということになる。
ただ今日の場合、欠席者5人の中に、私としては完全に出席人数として予定した同窓会常連のメンバーが2人も入っている。本来なら7勝3敗という、天にも昇る心地の日になるはずであった。

こりゃまずい、何はともあれ電話を。1人は県内の現役大学教授で過去5回連続出席の実績を持っている。「早くから旅行を計画していて変更出来ない」という。今1人は、「雪の日に転んで身体のあちこちを打撲したので 欠席したい」と。彼女の場合は、開催まで1カ月近くあるからもうしばらく様子を見よう、欠席は保留。ということに。

逆に、今回初めて出席する顔もある。久しぶりの出席も数人いる。
人生の節目「古稀」を意識しての出席だろうか。このようにたまに出席する人たちに場違いな思いをさせないのが私たち幹事の仕事。これからの準備委員会の話題はそれに尽きる。嫌がられながらも檄を飛ばすことになる。

お彼岸の話ではないが、出欠の返信締め切りが後1週間の20日。
「ボツボツ返信はがきを出すか・・・」いう気になってくれれば有り難い。
目下のところ、幹事代表の首がつながる出席者を数えている。が、あと10人は・・・

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「梅一輪一輪ほどの・・・」

2012年03月11日 | 趣味・・エッセイ

 
   友の二階から眺める親水公園の梅の花        自画自賛

3月11日、14時46分。10回連続で吹鳴されるサイレンに合わせて黙祷。
改めて、自然の猛威と恐怖に思いを致し、心から哀悼の意を捧げた。
永遠に忘れることはない東日本大震災。一年たった今もなお、大きく開いた傷口は閉じるどころか、大きな大きな後遺症として多くの人を悩まし続けている。
梅一輪、一輪ほどの暖かさと言われるように、今年も遅咲きではあったが一輪ずつほころぶことで春を招き寄せてはいる。しかし、被災地東北地方では、梅は咲いてもまだまだ本当の春到来など思いもよらないことなのだろう。
今までも、これから先も、自分に出来る支援の手を差し伸べることを忘れはしない。

ここにも一輪ずつ開いて、小さな春を見つけた気分に浴している男がいる。
自分で勝手に始めた趣味の世界での出来ごとなので、別に自慢するほどのことでもなく、他の人から賞賛を浴びようとも思わないが、思わず笑みがこぼれる嬉しさはある。
人前で名前を呼ばれ、賞状を押し頂くなどはもう忘れた感覚である。
これまでに他の人のそういった晴れがましい席に拍手要因として欠かさず出席してきた。その都度「いずれは自分もあの席に・・・」という程度の感覚は持っていたと思う。それが、図らずも今回その晴れがましい席に座らせて頂いた。
たとえその出来栄えが大した事はなくても、こちらは精一杯書くだけ。選ぶのは向こう任せ。一旦投稿したからにはこちらはまな板の鯉。言ってみれば、嫁に行った晩の娘の心境、好きなようにして・・・かな。

何はともあれワンステップ踏んだことに違いはない。
しかしまだまだ上がある。到底手が届きはしないだろう領域がある。そうは言ってもやってみなけりゃ分らない。ヒョウタンから駒が出ることだってないわけではない。
ただその時には、自分自身はもとより、誰からも認められる納得のいく内容になるよう切磋琢磨していくことかな。
でも考えてみれば、誰からも認められることを求めること自体思い上がりなのかもしれないね。所詮人それぞれに見方がある。となると、やはり最終的には自分自身が如何に納得できるか、そこが問題だ。やはりややこしい世界ではある。
もっともっと広い世界にも目を向けて行かなくっちゃね・・・。

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「サンキューの日」

2012年03月09日 | おせっかい

      

暦の上では3月9日。つまりサンキューの日。
誰あろう、自分の都合がよくなるように、自分の願望を含めて自分が勝手に命名した日。
願望はあくまでも願望どまり。なかなかこちらの思い通りには行ってくれない。

同窓会案内状発送からおよそ20日を経過した。
締め切りまでにはまだ10日は優にある。結果を占うのは早計だろう、と分ってはいる。
分ってはいるが、毎日郵便配達のバイクの音に聞き耳を立てて待つ身。
5枚、6枚とはがきは届く。ウーン2勝3敗か今日は上出来だ。 ン?0勝4敗、全滅か・・・。ボデーブローが段々効いてくる。

特に目標数値を立てたわけではない。立てたって仕方がないし、下手をするとただ落ち込むための役割しか果たさないことだってある。幹事の士気にかかわる。
八方手を尽くし、電話作戦や勧誘依頼などなど、水面下の水かき作業の足も疲れ始める。それでも、遠くの意外な友が出席してくれたり、近くに住んではいるが体調を崩して、奥さんの手を借りなければ会場まで来ることさえ出来ない友が「動けるうちは行きたい」と言って、同窓会を楽しみにしてくれる話なども耳に入る。言葉にならない。ただただ3月9日、サンキュー!!

欠席する人には当然それなりの理由や事情がある。なにも無くても、疎遠が続くと出てきにくい気持ちもよくわかっている。
無理に出てくれなど思いもしない。ただ、ただひとつ、単に名前だけ書いて投函ではなく、郵便番号・住所・電話番号くらい書いてよ。
「住所録は同窓会以外には絶対使用しません」と書いてはいるが、それでも個人情報保護の観点から公表したくないのだろうか、それとも単なるズボラか?

およそ半数が帰ってきた。なんとか様になりそうな人数が揃いつつある。
やっぱり後数日に胸をワクワクさせながらひたすら待つ。この感覚も悪くない。
「人数の割に会場が狭いねー」などと批判されるほどの出席を夢見てまた明日。

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「兄ちゃん凱旋」

2012年03月06日 | 家族・孫話


  優しい兄ちゃんに教わる3歳児の真剣な眼                成績表

昨日啓蟄を迎えたばかりなのに、今日は早くも春一番が吹いたとのこと。
気温もところによっては5月並みとか。何とも変な気象が続く。薄気味悪い。

このように一度に暖かくなってくると、楽しいひと冬を過ごした孫兄弟のスキーシーズンも終わりを告げる。後2大会を残すのみとなった。
ここからは、誰もが厭がる自慢話になるので、気分のすぐれない方はこれ以上読み進まないで下さい(笑)

その兄ちゃんが、大山で行われた全日本ジュニアーカップ西日本代表選考会を通過したのは1月15日。そして一昨日3月4日いよいよ全国(本州)大会に出場。長野県菅平スキー場を滑降して凱旋してきた。
凱旋と言う言葉は当たらないかもしれないが、まあ一生懸命頑張ってきたということで、ジジバカ丸出しで敢えて言わせて頂くとしよう。
成績は58人中23位であった。決して上位成績ではないが、ジジの目から見ればよくやったと思う。

一つには、全国のレベルがどんなものか、本人の技量がどこらへんにいるのかを確認させたいという目的があった。練習量も足りない中、レベルアップを図るにはどこがポイントなのか。そんなことを5年生で体感させておいて、来年の最上級生になった時の練習テーマを見つけ出したかった。そんな中での23位は今の段階では褒めてやれる成績であろう。
もちろん一生懸命チャレンジした本人もさることなが、ついに全国に手の届く位置まで鍛え、親子二人で長野まで連れて行った婿殿を褒めてやりたいし慰めてやりたい。

闘いが済んで家に帰れば、「兄ちゃん・兄ちゃん・・・」と3男坊が、優しい兄ちゃんを追っかけまわる。しかもゲームのやり方を覚えかけの弟に優しいまなざしで教えてやる。そんな兄ちゃんが、必死の形相で旗門をくぐりぬける姿を想像するだけでも、ジジの胸は少し熱くなる。
言ってみればジュニアースキーの甲子園みたいなものだ。次にこんなチャンスを得たら、ジジも応援に行こうといいだすのだろうか。 どっちにしてもガンバレ兄弟。カー君の度胸のよさも忘れてはいないよ。

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