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実はコワイ!「玉の輿」のあとの「落とし穴」①

2019年08月06日 | 人生
夫が急に出世して偉(えら)くなった場合や社長と結婚をして社長夫人になった場合など、急に自分自身の立場が上がってしまうことがあります。そうしたときに、今までと立場が変わったことで無理をしたり、虚勢(きょせい)を張ったり、夫の立場相応の扱いを求めたりと、いろいろな不安やプレッシャーで苦しむこともあると思います。

そういう場合の対処法は、どうすればよいのでしょうか。

(トランプ米大統領の家族は、なぜ猛批判される?)
この対処法は難しいテーマです。一般的には、それは「あんなふうになれたらいいなあ」と思われて、うらやましがられる対象にしかならないでしょう。その人が苦しんでいるとか、困っているとか、悩んでいるとかいうようなことは、あまり理解してもらえない立場なのです。

アメリカで言えば、今のトランプ大統領夫人は元スーパーモデルであるけれども、実際は仕事上で分からないこともたくさんあるだろうと思います。憧(あこが)れもされるでしょうが、批判もけっこうすぐに出てくるところはあります。

例えば、ハリケーンの被災地にハイヒールを履いて行っただけでも、彼女はマスコミなどにかなり叩(たた)かれていました。

こういうものは、元スーパーモデルでは、なかなか気が回らないのかもしれません。ハリケーンで被災したところに夫婦で行こうとしたら、「何だ、その恰好は?」と言われて批判されたわけです。

まるで日本のようではありますが、やはり、アメリカでも被災地にハイヒールを履いて行ったら、「何だ?」と言われるそうです。それは、自分が過去に学んだもののなかには、なかなかないところもあったのではないでしょうか。

それから、話のついでに、嫁ではなく娘という立場になりますが、イヴァンカさんも、自分の立ち位置が変わったことで批判されるようになったそうです。この方は非常に頭もいいし、美人だし、トランプ大統領自身が、「娘でなければ結婚したい」というぐらいの方ではあります。また、ハーバード大学出身の頭のいいユダヤ教徒の方と結婚されています。

そんな彼女は、「父親が大統領になるまでは、自分のすることは何でもほめられた。ほめられてばかりの人生だったのに、大統領の娘ということになったとたん、やることをことごとく批判されるようになった。あれもこれも駄目だし、イヴァンカ・ブランドまでボイコット(不買運動)の対象になるし、海外に進出していた事業にまでいろいろとケチがついたりして、今までほめられていたことが全部反対になった」というようなことを言っています。

やはり、これも、立場の変化によって何かが変わったことを意味しているのでしょう。普通の人であれば、十分な成功として誰からも尊敬を受けて納得されていたのに、父親が大統領になったということで、批判のレベルが“一段”上がってしまったわけです。いや、一段どころではなく、かなり上がってしまったのでしょう。

---owari---
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