おりょうの万葉浴

おりょうの万葉浴展・ ギャラリー香・2017年12月  

万葉集巻第1・1

2010-03-19 | 万葉集巻1

【  籠 ( こ ) もよ  み籠 ( こ ) 持ち  ふくしもよ  みぶくし持ち  この岡に  菜 ( な ) 摘 ( つ ) ます児 ( こ )   家 ( いえ ) 告 ( の ) らせ  名告 ( の ) らさね  そらみつ  大和の国は  おしなべて  我 ( われ ) こそ居 ( を ) れ  しきなべて  我 ( われ ) こそいませ  我こそば  告 ( の ) らめ  家をも名をも  】


                               雄略天皇



   も 

 いい籠を  

  持って

                           若菜を摘む

                        いい 

                       へらを 

                         持って

  春の岡で

 菜を 

  摘んでいる

                          そこにいる娘さんよ

                       すきだょ

                     あなたのお家は 

                       どこ

                          ききたいな 

   さぁ 

お名前も  

  言って下さいね

                         天下の大和の国は

                       この私が  

                         治めているのですよ

    さぁ

 あなたも私に  

  教えて下さいね

                           お家も

                        お名前も 

                          ね     
      
   この歌は

 万葉集  

  4516首ある中の

                        第1巻の 

                     一番最初に 

                        出ています歌です

  雄略天皇さま( 21代 ) の

 御歌で  

  めずらしい

     不定型の歌です

                            の風とともに

                           心はづむ 

                           まことの心

  さしだされた 

  求 

  ちょっぴり

                        勇気のいること  

                     大和を見おろす  

                     初瀬 ( 万葉集巻第11・2511 ) 

                        あたりの丘で

 籠と  

  若菜を摘む

                      へらを持って     

                   摘んでいる少女に  
         
                      求婚

   あぁ~ 

 夢のなかでも 

  いいので 

                          そんな

                      ロマンチックな  

                         あぁ~

   

   あぁ~ 

       

                         ありがとう於良


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。