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【国立天文台】 4月24日、""巨大原始星の周りにアルミニウムを含む分子を発見—惑星材料の起源の理解へ""

2019-04-26 22:43:05 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

① ""巨大原始星の周りにアルミニウムを含む分子を発見—惑星材料の起源の理解へ""

2019/04/24

                        橘 省吾(宇宙惑星科学機構/JAXA宇宙科学研究所 教授)

上塚 貴史(天文学教育研究センター 特任助教)

廣田 朋也(国立天文台水沢VLBI観測所/総合研究大学院大学 助教)

坂井 南美(理化学研究所開拓研究本部 主任研究員)

大屋 瑶子(物理学専攻 助教)

瀧川 晶(京都大学白眉センター 特定助教)

山本 智(物理学専攻 教授)

 

発表のポイント

  • 巨大原始星の周囲の原始星円盤から回転して吹き出すガスの流れの中に、揮発性の低い元素であるアルミニウムを含む分子(一酸化アルミニウム)が存在することを発見した。
  • これまで進化末期の恒星から吹き出すガスにしか見つかっていなかった一酸化アルミニウム分子を、巨大原始星に発見し、その空間分布を初めて明らかにした。
  • 一酸化アルミニウムは鉱物をつくる気体分子であり、原始星周囲でのその分布は、惑星の材料がどのようにつくられるのかを理解する手がかりとなることが期待される。

 

発表概要

東京大学・JAXAの橘省吾教授、東京大学の上塚貴史特任助教、国立天文台・総合研究大学院大学の廣田朋也助教、理化学研究所の坂井南美主任研究員らの研究グループは、オリオン大星雲の中の巨大原始星「オリオンKL電波源I」から回転しながら吹き出すガスの流れ(アウトフロー)の根元付近に一酸化アルミニウム分子が存在することを、アルマ望遠鏡の観測データから明らかにしました。一酸化アルミニウム分子は年老いた恒星から吹き出すガスにしか観測されていませんでした。

本研究では、巨大原始星にその分子を発見し、その空間分布まで初めて明らかにしました。一酸化アルミニウム分子がアウトフローの根元付近にだけ観測されるという事実は、揮発性の低い一酸化アルミニウム分子がアウトフローの中で固体微粒子(ダスト)に変わっていることを示唆します。アルミニウムを主成分とする鉱物は、太陽系最古の固体物質中に豊富に存在しますが、その形成環境は充分に理解されていません。本研究の結果をきっかけに今後原始星周囲での金属を含む分子の分布を明らかにすることで、太陽系最初期に惑星の材料となった鉱物がどのようにつくられたのかを理解することに繋がると期待されます。

 

発表内容

恒星がどのように誕生し、その周囲に惑星がどのようにつくられるのかは天文学、地球惑星科学における大きな問題です。天文学においては、星や惑星がつくられている“現場”を観測することで、そのプロセスを理解しようとし、地球惑星科学においては、隕石や「はやぶさ2」のような探査機が持ち帰る試料を分析することで、太陽系最初期の惑星形成プロセスを理解しようとしてきました。

本研究では、アルマ望遠鏡(注1)の観測データを解析し、大質量星形成領域であるオリオン大星雲(注2)の中の巨大原始星「オリオンKL電波源I」(太陽系から約1400光年の距離に位置し、太陽の数倍以上の質量があると見積もられている)の原始星円盤(注3)から回転しながら吹き出しているガスの流れ(アウトフロー)の中での一酸化アルミニウム分子の存在とその分布を初めて明らかにしました。これまで、一酸化アルミニウム分子は進化末期の年老いた恒星から吹き出すガス中での存在が報告されていました。年老いた恒星が吹き出すガスの中で一酸化アルミニウム分子は固体微粒子(ダスト)(注4)となって銀河を漂い、新たな恒星や惑星の材料となります(そのようなダストが太陽系の材料となったことも隕石の分析からも知られています)。しかし、一酸化アルミニウム分子が誕生直後の若い星(原始星)の周囲に存在するのか、存在するとしてもどのように分布しているのかは知られていませんでした。

本研究では、オリオンKL電波源Iを観測したアルマ望遠鏡のデータの中に一酸化アルミニウム分子から放射される497 GHz(ギガヘルツ)と650 GHzの電波を発見し、原始星の周囲にもこの分子が存在することをはっきりと示しました。

   さらに、高空間分解能をもつアルマ望遠鏡の特性を活かし、その分布が、アウトフローが吹き出す根元の付近に限られていることを明らかにしました。同じくアウトフローに見つかる一酸化ケイ素分子などの分布に比べると、極めて局所的なその分布は、揮発性が低いという一酸化アルミニウム分子の科学的特徴から説明されます。高温のガスがアウトフローとして広がる過程で冷却され、そこに含まれる一酸化アルミニウム分子はダストとして凝縮し、ガスから取り去られた可能性が高いと考えられます。

   隕石の研究から、太陽系で最初につくられた固体物質はアルミニウムやカルシウムといった揮発性の低い元素に濃集した鉱物からできていることが知られています。これらの物質が惑星をつくる材料となりました。しかし、太陽系の最初期に惑星の材料となった鉱物がどのような環境でどうやってつくられたのかは充分に理解されていません。原始星周囲で一酸化アルミニウム分子がダストとして凝縮する可能性を示した本研究の成果は、原始星周囲での惑星材料の進化の一般的理解を進めることはもちろん、

   太陽系で惑星の材料がどのようにつくられ、惑星へと進化したのかを理解するための手がかりとなることが期待されます。また、様々な質量の原始星周囲でのガスの観測から明らかになる惑星材料に関する知見と、隕石や探査機によるリターンサンプルからわかる太陽系に関する知見とを比較することで、太陽系の形成・進化過程が銀河系内の他の惑星系とはたして似ているのか、異なるのかということを議論することができるようになると期待されます。

 

 🌹 凡太郎、リフレッシュのために明日、4月27日(土)から29日(月)までの

  3日間お休みします。この間はgooblogもお休みさせて頂きますので、よろしく

  お願い致します。

  10連休の期間、天気は余り良くない様なので残念です。

  


【JAXA】 4月26日、""第6回 H3ロケット用LE-9実機型#1-2エンジン燃焼試験結果""

2019-04-26 22:15:53 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(H3ロケット用LE-9実機型#1-2エンジン)

 

① ""第6回 H3ロケット用LE-9実機型#1-2エンジン燃焼試験結果""

平成31年4月26日 宇宙航空研究開発機構

12月21日付でお知らせいたしましたLE-9実機型#1-2エンジン燃焼試験の第6回を実施しましたので、結果をお知らせいたします。

試験日 平成31年4月23日
試験場所 宇宙航空研究開発機構 種子島宇宙センター(鹿児島県)
試験目的 機能・性能確認、各コンポーネント特性取得
着火時刻 16時20分
試験時間 116.1秒(136.0)
メイン燃焼圧力 10.6MPa(10.6)
液体水素ターボポンプ回転数 43,193rpm(42,749)
液体酸素ターボポンプ回転数 17,686rpm(17,698)
備考 液体酸素ターボポンプのタービン入口圧力が予め設定していた上限値に達したため、自動停止しました。

※( )の数値は、計画値

 

 


【ロイター】 4月26日18:21分、""東京マーケット・サマリー・最終(26日)""

2019-04-26 22:06:03 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

(英FTSETM100指数)

現在値 7,429.25 (19/04/26 13:38 WET)
前日比 -4.88 (-0.07%)👀
始値 7,434.13 前日終値 7,434.13 (19/04/25)
高値 7,442.21 直近52週高値 7,528.93 (19/04/23)
安値 7,398.57 直近52週安値 6,599.48 (19/01/02)

 

 

① ""東京マーケット・サマリー・最終(26日)""

2019/04/26 18:21

   
  ■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

🌸<外為市場>                    

  ドル/円<JPY=>      ユーロ/ドル<EUR=>      ユーロ/円<EURJPY=>

 午後5時現在         111.67/69           1.1139/43               124.49/53

  NY午後5時           111.62/65           1.1130/34               124.33/37      

   午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の111円後半 。連休前の調整売買が中心で、方向感に乏しい展開となった。
 
🌸<株式市場>

 日経平均             22258.73円                (48.85円安)

  安値─高値         22073.10円─22270.29円                        

  東証出来高           13億1805万株                                  

  東証売買代金         2兆5756億円                                     

    東京株式市場で日経平均は反落した。米半導体大手インテルが通年の売上高見通しを引き 下げたことなどが嫌気され、朝方から半導体関連銘柄に売りが先行。強含みの円相場が重しと なったほか、10連休入りを前に様子見姿勢も広がり、一時200円超に下げ幅を拡大する場 面があった。後場は日銀によるETF(上場投信)買いの思惑や現物、先物への買い戻しで下 げ渋った。  

☁ 東証1部騰落数は、値上がり731銘柄に対し、値下がりが1325銘柄、変わらずが8 4銘柄だった。     

🌸<短期金融市場> 18時08分現在

  無担保コール翌日物金利(速報ベース)   -0.074% 

ユーロ円金先(19年6月限)         99.960              (-0.005)

  安値─高値                        99.960─99.970                            

  3カ月物TB                       ───                    

  無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.074%になった。 10連休を前に資金調達意欲は引き続き限定的で、加重平均レートの上昇も「誤差の範囲内」 (国内金融機関)との見方が出ている。ユーロ円3カ月金利先物は弱含み。
 
🌸<円債市場> 

  国債先物・19年6月限               152.73              (+0.10)

  安値─高値                        152.62─152.74                            

 10年長期金利(日本相互証券引け値)  -0.050%            (-0.015)

  安値─高値                        -0.035─-0.050%                             

    国債先物中心限月6月限は前営業日比10銭高の152円73銭となり、反発した。長期 ゾーン対象の日銀による国債買い入れオペで、オファー額が据え置かれたことが安心材料とな った。買い入れ結果も強めとなり、国債先物は後場に上げ幅を拡大。10年最長期国債利回り (長期金利)の引け値は、前営業日比1.5bp低下のマイナス0.050%。  

 大引けにかけて国債先物は伸び悩んだ。「閑散相場となったが、19日の日銀オペで国債 買入予定額が減額されて以降、上値を買う投資家の姿勢が弱まっている印象もある」(国内証 券)との声も聞かれた。  

 現物市場で新発20年債利回りは前日比1.5bp低い0.370%、新発30年債利回 りは同2.0bp低い0.560%に低下した。
 

🌸  <スワップ市場> 16時53分現在の気配  

2年物     0.02─-0.07  

3年物     0.02─-0.07  

4年物     0.02─-0.07  5年物     0.04─-0.06  

7年物     0.08─-0.01  

10年物    0.18─0.08  

 


【hazard lab】 4月26日10:30分、""はやぶさ2「足跡残せた!」クレーター幅20m近くが変形 JAXA(動画)""

2019-04-26 21:00:09 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

① ""はやぶさ2「足跡残せた!」クレーター幅20m近くが変形 JAXA(動画)""


【hazard lab】 4月25日17:08分、""10連休半ばから「気温下がる」気象庁が異常天候早期警戒情報""

2019-04-26 20:46:45 | ☀防災・自然災害/環境対策; 地震.津波.警報、気象・天気、…

① ""10連休半ばから「気温下がる」気象庁が異常天候早期警戒情報""